昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

夏も終わりの河畔遊歩道で!

2010-10-19 17:26:05 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 さてその日は、8月の末のことで、お盆が過ぎてそろそろ涼しくなって来るだろうと思っていたのですが、何故か今年にかぎって例年通りにならないで、記録破りの猛暑が続いていました。
 朝から曇りの一日と思っていたのでしたが、昼近くには青空さえ来たので、日ごろのぶらぶら歩きでもと、河畔公園に出かけたのです。もとよりいつものように、愛用のデジカメは忘れることはありません。
 幸い川風は穏やかなうえに陽射しも柔らかで、まるで初夏のような爽やかでした。遊歩道は平日のせいで、行き交う人も無くまたパークゴルフ場の先の方に人影が僅かに見られるほどで、辺り全体がいたって静かなものでした。
 道行く者は我独りのみと、道の真ん中を悠々と大手を振って気持ちよく、鼻歌まじりで歩いていると、突然轟音が聞こえてきました。
 慌てて振り向くとバイクが、直ぐ近くに迫っていたのです。とっさに脇へ避けると、凄い速さで通り抜けて行きました。
 過ぎ去るそのバイクライダーは、なんと女性で、それも長めのスカート姿でした。車輪が30センチほどの小型バイクでしたが、やはりそれなりの技術と勇気が要ることでしょう。
 この爽やかな青空の下で思い切り飛ばしたら、さぞやスカッとして気持ちが良いことでしょう。
 私も若い頃には普通自動二輪免許があったので、125ccに乗ったこともありましたが、年齢とともに50ccになり、その後は危険を感じて止めてしまい、その後免許は何時の間にか流してしまいました。
 あの小型バイクなら、今の私にでも乗りこなせるでしょう。遠のいて行く女性ライダーを見送りながら、とても羨ましくなりしばらく見送っていました。

長い髪をなびかせて颯爽と行く女性ライダー

たった一本だけのオオハンゴンソウ・青いのはクサフジ

イボタの木の花

エゾノコギリソウ