畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

籾貯蔵

2008-09-02 21:04:35 | 米作り
9月2日  ときどき 

今日も、午前中から作業できる。
といっても、朝は、乾燥の終わった籾を、乾燥機から排出することから始まる。すぐに販売してしまう多くの農家は、籾すり機に通して、籾すりして玄米にしてしまう。もっとも能率的で、世話はない。
我が家の場合、年間を通しての販売だから、そうはいかない。流通業者の様に、大きな保冷庫があれば別だが、せいぜい25俵位しか入らない保冷庫なので、適宜、籾すりをする。(玄米にすると、常温では変質して、味が落ちる。籾貯蔵では、ほとんど変質しない。しかも、籾すり後すぐに、保冷庫に入れるから、年間通して、新米とほとんど変わらなく、食べることができる。)
籾貯蔵の難は、場所を取ること。玄米と違ってもみの場合扱いが大変で、汚いこと。籾すりに使う機械の掃除などの管理に何度も手間がかかること。などだ。
乾燥機から排出した籾を、バネコンベアと云う機械で、籾貯蔵タンクに流し入れる。最後になると、コンベアの出口に籾が詰まらないように、タンクに入り、流れ込む籾を移動しなくてはならない。狭いタンクの中で、身をちぢめて、籾を掻き均す作業はきつい。汗と埃でチクチク、びしょびしょ。
これが終わってから、田んぼに出勤だ。田圃の稲も朝露が落ち、ちょうど刈り時となる。
今日は、昨日の続きと、倒伏している10a弱の田んぼを終わらす。倒伏している稲は、スピードを落としての作業。時間はかかる。

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