裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

神様を垣間見てる

2018年05月06日 23時36分46秒 | Weblog
ここ数年も「場の量子論」を勉強してて、ようやくおぼろに理解できてきたぞと感じてたとこなのだ。
だけどそろそろもういいや、って感じになってきたんで、切り替えて、まったく新たに興味を持った「生命の発生」なんてことをこれまた茫洋と追っかけだしたところ。
ところが、それらがなんと実はひとつながりになってて、これまで追っかけてきたやつは完全にこれからやるやつの基礎にすぎなくて、次こそが応用であり本体である、ってことに気づかされて、今さらながらに衝撃を受けてるとこ。
今までやってきたことは全部、これからやることのための準備だった!
まるで、彫刻をやって高校教師をやってマンガ家をやったなんの気なしの前半生が、後半生に見出した「陶芸教室の先生」って天職に全部収れんした、ってあの流れみたいだよ。
自分にとって今や基礎知識に過ぎない存在となった量子力学が、生命科学に組み込まれた化学や生物学の実用面でさんざんに使い倒されてるのを見るにつけ、逆説だけどようやく量子ってものが理解できて、その振る舞いと構造が腑に落ちて、本のページをめくるたびに蒙が啓かれてく気分。
神様を信じるひとの気持ちが少しわかってきたよ。
あの信仰の深さと熱意を、オレは論理と計算の方に向けてるに過ぎない。
そこに真実(自分なりの)を見てる、って点は、まったくおんなじだー。



東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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