バード、といえば、ジャズのアルトサックス奏者・チャーリー・パーカーのことです。
彼はおしっこしながら演奏したり、飲んだくれてまともにラッパの音も出てない音源をレコードにしちゃったり、壊れたプラスチックのサックスをガムで補修したシロモノで伝説的ライヴを残したりしてるわけですが、ようするにどうしようもないろくでなしのサックスバカです。
彼の奏法は知性と熱とひらめきにあふれ、「nobody play like bird」=「誰もバードのようには演奏できない」と言われました。
のーばでぃ ぷれい らいく ばーど・・・
その言葉は「誰も鳥のようには遊べない」とも訳せるわけですが、見事にこの天才のことを言い当ててて、ヒマな待ち時間なんかによく思い返して味わいます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
「米洗う 前に蛍が ふたつみつ」
という句があるのだ、と、国語の先生は言うのです。
ほーほー、と、中学時代のぼくは聞き入ります。
しかしこれでは蛍が、じっとしてるのか、動いてるのかがわからん、と先生。
そこで、こうつくりかえます。
「米洗う 前へ蛍が ふたつみつ」
なるほど、これで動いてる感じがでた。
だけどまだこれでは、あっちからこっちへ、という方向が示されただけで、縦横無尽に動いてるようには感じないじゃろ、と先生。
そこでもうひと工夫。
「米洗う 前を蛍が ふたつみつ」
これで蛍は自由さを得て、生き生きと飛び交いはじめるのじゃ、と先生。
なるほど。
「に」では位置をあらわし(点・一次元)、「へ」では方向をあらわし(線・二次元)、「を」では立体的な動きを表現(奥行き・三次元)してるんだなー、と、遠い日の授業を突然思い出した電車の中で、考えまとめる師範です。
日本語は正確に。
そして、色どり豊かに使いましょう。
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という句があるのだ、と、国語の先生は言うのです。
ほーほー、と、中学時代のぼくは聞き入ります。
しかしこれでは蛍が、じっとしてるのか、動いてるのかがわからん、と先生。
そこで、こうつくりかえます。
「米洗う 前へ蛍が ふたつみつ」
なるほど、これで動いてる感じがでた。
だけどまだこれでは、あっちからこっちへ、という方向が示されただけで、縦横無尽に動いてるようには感じないじゃろ、と先生。
そこでもうひと工夫。
「米洗う 前を蛍が ふたつみつ」
これで蛍は自由さを得て、生き生きと飛び交いはじめるのじゃ、と先生。
なるほど。
「に」では位置をあらわし(点・一次元)、「へ」では方向をあらわし(線・二次元)、「を」では立体的な動きを表現(奥行き・三次元)してるんだなー、と、遠い日の授業を突然思い出した電車の中で、考えまとめる師範です。
日本語は正確に。
そして、色どり豊かに使いましょう。
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