裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

慰安婦像

2015年12月30日 11時15分33秒 | Weblog
言わなくていいことまで言っちゃうのが、このブログなわけですが。
やっぱり、韓国の慰安婦少女像の件ですね。
この場所にこれをか・・・ってのがまず問題です。
これを見た世界中の誰もかれもが、ドン引きしてるに違いありません。
慰安婦さんたちを応援しよう、ってひとでさえも見たくなかった、粗忽な振る舞いでしょう。
この像で、日本人を反省させようったって、ぜったい無理とわかりそうなものなのに。
ひるがえってこの振る舞いは、大使館に足を運ぶ日本人をうんざりさせてやろう、って効果のみを狙ったものと見て間違いありません。
この少女には申し訳ないけど、見苦しい、としか言いようがない。
少女自身がかわいそうに思えてきます。
問題がクリアになった以上、一刻も早く撤去するべきでしょう。
でないと、見識ってものが疑われてますよ。
韓国のひとも、ナントカ協会に教えてあげたらいいのに。
みっともないですよ、と。
ただただ有利な立場から、手出しできまい、と目線を下にしてケンカを売ってる、の図です。
ぼくは、慰安婦さんたちには心からの謝罪を、と願う日本人ですが、この手の振る舞いの見苦しさには耐えられません。
アピールするならするで、もう少し美しい方法論を用いないと、世論への浸透は逆効果となりますよ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

ビールの注ぎ方

2015年12月14日 10時57分31秒 | Weblog
よく酒場なんかでさ、生ビールをサーバーから注ぐときに、わざと泡をこぼすやり方をする店員がいるじゃん。
名店、と言われる店ほど、そんなやり方をしてる印象。
あれはなんなの?
あれでおいしくなるのかな?
率直に言って、あれ、ビールがまずそうだよね。
文化を持つ人類の感性は、まずそう、と直感した瞬間に舌がまずさを感知するわけだから、結果としてぼくらは、まずいビールを飲まされてることになる。
そういう「高度な」技術なのかもしれないけど、受け入れがたい。
だいたい、グラスがベタベタになる。
それを拭いて出してるわけでしょ?
粗相とどこが違うん?
意味わかんないよ。
美意識というものが感じられない。
だいいち、ビールに対する愛がない、と一喝したい。
ビールに愛を感じてる策士ほど策に溺れて、こういうやり方をうっかり取り入れちゃうのかもしれない。
だけど、おいそりゃ間違った愛だぞ、うすっぺらいぞ、と教えてさしあげたい。
美しさのないところに愛があろうはずがない。
あさはかな技術に逃げないで、もっとおいしく、しかも美しく注ぐ方法を探求しなければ。
中国の煎茶道でも、じゃんじゃんこぼして注ぐ作法があるけど、おいしそうには見えないし、不潔そうであまりいただきたいとは思えない。
科学的においしいのかもしれないけど、それはサービスの過剰、慇懃無礼というもの。
最もおいしい状態のビールを、最も効果的な方法で、しかもピタリと美しくお出しする。
それが職人の腕ってもんだし、愛ってもんだろ。
文化の意味をもう少し掘り下げて考えるべきだ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園