裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

数学と音楽

2013年02月28日 09時23分50秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
ピアノをはじめて一年と三ヶ月。
楽譜もまともに読めないまま、ひたすらに新曲を新曲を、と突き進んでます。
先生には「ブラッシュアップは必要ないんで、よどみなく弾けたらマルをちょうだい」というシステムでお願いしてます。

このへんまでやっつけました。
技術的にもそこそこ進歩してるはずなんだけど、なんつっても、音楽の構造理解が進むのがうれしい。
譜面を見てると、つくづく「音楽って数学だ」と思います。
昔のひとは「空間分割が幾何学、時間の分割が音楽」って考え方だったんで、数学と音楽は統一されたカテゴリーだったのです。
今のドレミの音階をつくったのも、数学の祖・ピタゴラスなのですよ。
オレは数学を理解するためにピアノをはじめたひとでして、鍵盤を叩けば叩くほど数学脳が刺激されるこの感じにしびれてます。
ところで、x軸y軸でおなじみの直交座標系って概念は、デカルトが編み出した、って知ってました?
一年中ゴロゴロと寝てて、ある日「コギト・エルゴ・スム(我思う、ゆえに我あり)」とつぶやいたあのひとです。
まあそれは置いといて、この「ふたつの数字を示すだけで、平面上の一点の位置を確定できる」「三つの数字で、三次元空間上の一点がわかっちゃう」ってシステム、すごくないですか?
つまり、「三本めの交差点を左に曲がった四軒め」と言えばそのマンションが示せ、「その5階」と言えば、三次元空間上であなたのいきたい場所が完全に特定できるわけです。
こんな代数学を、音楽に応用してくれたんですね、誰かが。
楽譜というやつの話です。
こっちの観念はもっと複雑系ですよ。
なにしろ、音と時間、という、取っ付きようのない感覚的なものを図面上に示そう、って試みですから。
というわけで、あの五線譜ってやつは、横方向に時間、タテ方向に周波数を分割してありまして、その組み合わせによって、音の連なりを記録できるようにできてます。
すごい知性ですよねえ。
とりあえず、こんなとこで。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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温泉に

2013年02月25日 08時45分31秒 | Weblog
よめはんの体脂肪率が、ついに14%台に突入。
まるでアスリートだ(鶏ガラと言ったほうがいいけど)。
毎日終電で帰ってくるし、週末も出社してくし、家にいるときもパソコンを持ち帰ってきて仕事してるし、なんかこの仕事のやり方、間違ってるよなあ。
日本の働き方が間違ってる、と言うべきだろうな。
あまりにも肩がゴリゴリに凝ってるんで、もみもみしてやるんだけど、よめはんのからだはコリの巣窟。
背骨まわりから首まで、恐竜みたいになってる。
この土日でマッサージ店のハシゴをして、プロに計150分揉んでもらってきたみたいだけど、「ちょっとよくなった」という程度だった。
そしてまたオレが揉んでやるんである。
大丈夫なのかー?
コリで死んだ人物っていないのかな?
朝も、オレがまだ寝床でまどろんでる時間に出かけてく。
オレは布団の中から、せめて彼女を一回笑わせてから送り出すのだった。
ああ、そうだ、温泉つれてこ。

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春よこい

2013年02月21日 09時57分02秒 | Weblog
休日が奇妙なことになってる。
外に一歩も出られない。
これが引きこもりというやつか?
元々インドアだけど、一日中パジャマ姿で過ごす、というのは異様かも。
朝起きる、ピアノを弾いてみる、パソコンに向かってブログ更新、つづけて文章を編む、飽きたらピアノを弾く、疲れたら昼風呂に浸かり(数時間も)読書、上がったらゴロゴロして、またピアノを弾いて、文章を編んで、暮れてきたら酒を飲みはじめ、白想にふけり、ゴロゴロしてるうちに入眠してしまう。
外に出る気力が湧いてこない。
オレは引きこもりなのだ。
ウツ症状かなあ・・・
なんだろう?理由は・・・
意欲減退・・・?(ない)
プレッシャー・・・?(皆無)
ストレス・・・?(絶無)
そこで、はた、と思い当たった。
「お外がさぶいからだ!」
そういうことなのだった。
早くこい、春。

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