裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

バカバカ

2014年01月28日 18時39分19秒 | Weblog
言わなくてもいいことまで言っては、相手のひんしゅくを買い、言ったこっちまでヘコむ。
これのくり返し。
なんとかならないものか。
こないだも、ピアノの先生に新曲をもらい、「この曲はどう弾けばいいかというとね、えーと・・・」と先生が考え込んでる場面。
そこですかさず、助け舟を!とでも本能がつつかれるのか、言わなくていいことまで口を突いて出てしまう。
「ブルージーに、ですか?」「メロウに?」「リリック?」←こ、こざかしい・・・
先生は、「んーとね、やさしく、ゆっくりと」と言いたかったらしいのだが、もうなにも言えなくなってる。
ごめん、先生。
こうしてこっちもヘコみ、その後のピアノレッスンはむちゃくちゃなことになるんだった。
バカバカ、オレのバカ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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お酒の話

2014年01月26日 08時27分11秒 | Weblog
なんでお酒を飲みたくなるんかなー。
ほどけないとこをほぐしてもらいたくて、そこに逃げ込むのだー。
弱すぎ、オレ。
肉体は精神の牢獄とはよく言ったもの。
そこから自由になるには、お酒と、ひとり旅しかないのだった。

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インディペンデンス・デイ

2014年01月14日 09時17分28秒 | Weblog
独立したよ、家庭内で。
一切の私物を一部屋に集めて、オレ専用の閉じた空間を確保。
憧れの「書斎」ってやつさ~(実際は「ピアノ部屋」だけど)。
あとは、書棚の整理だけ。
読み終えた本を捨てまくって、よめはんのものは他の部屋に追い出して、すばらしいコレクションは陸前高田の図書館にじゃんじゃん贈って、スッカスカにするつもり。
完読した開高健全集も、「20世紀の記録」全100冊も、ジョジョ全50巻も、全部寄贈して、本当に重要なもの(数学書、物理学書、図鑑)だけを残して、書棚も捨てるんだ。
その奥には、広大なスペースがひらけて見えるよ。
ああ、すばらしいなー、断捨離。
心がハレバレとのびのびと自由になるよ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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ゆりいか

2014年01月12日 17時54分15秒 | Weblog
土を練るとき、その土が柔らかすぎると、しはんは「ゆりいか!」と叫ぶのをご存知だろうか?
つまり、ゆるいか、の江戸なまりね。
しかし、これがギリシャの哲学者のモノマネだとは、誰も気づいてないようだ。
王様から、冠が本物の金かどうか調べるように仰せつかったアルキメデスは、「はたっ、重力のもとで静止した流体中 に置かれた物体はそのおしのけた流体の重さに等しい浮力を受けて軽くなんじゃね?」と気づいて、「ユリイカ!(めっけ!)」と叫んだそうだよ。
いざや、みなも叫ぼうぞ。
「ゆりいか!」

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動かす覚悟

2014年01月09日 22時46分20秒 | Weblog
原発はさ、稼動させればいいと思うんだよ、稼動させたきゃ。
そのかわりに、事故が起きたときは、死んでほしい、稼動させたやつはね。
そりゃ死ななきゃ、勘定が合わないよ。
それだけのことはしでかすわけだもん。
その覚悟がなかったら、動かしちゃだめでしょ。
そういう責任論が出ないから、動かすな、っつ話なんだよ。
「原発で事故を起こしたら、死刑」って法律をつくればいい。
そうしなきゃ、稼動させても事故は起こるし、逆に言えば、その覚悟を持ってなおも稼動させる人間は、決して事故は起こさないと思う。
「ま、事故なんて起きないだろ」「ここは活断層じゃないってことにしとこう」「津波の想定はこの程度ってことにしとこう」「311の地震でも(壊れたんだけど)壊れなかったってことにしとこう」「放射能が漏れつづけてるってことは内緒にしとこう」「今でも破滅的な事態が進行してんだけど、この話は漏らさないようにしよう(別のものは漏らしつづけてんのに)」「で、そっと稼動させよう、どうせ国民はアホやし」「それに、事故が起きても、オレたちが責任問われるわけじゃないし、うっしっし」。
今の法律だとこんな感じでしょ、どうせ。
だけど、世界で最も深い罪に問われるべき連中が、それをしでかしといてのうのうと生きてちゃだめだわ。
だからさ、ま、稼動させるとしよう。
そのかわり、次回、事故が起きたら、稼動させたやつは全員死んでくれ、放射能の中で。
東海村の核施設で15年前、はじめて高濃度の放射線被爆で亡くなった人物を知ってる?
その人物は「超人的な精神力と、医師の献身的努力によって」何十日間か生き伸びたんだけど、要するにこのレトリックは、「何十日間かかけてゼリーになってく人間を、無理やりに生かしつづけた」と読み解くべきだろうね。
原子力をもてあそぶ者は、原子力でもって罪をあがなわれるべきだよ(それはまさに、人類、なんだけど)。
事故は起きない、そう言いきる者は、死ぬか、動かすか、の覚悟で事に取り組んでくれ。
リアルに命を懸けられるか、どうか。
それだけの重大事だと思うんだよ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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書斎

2014年01月08日 10時38分47秒 | Weblog
よめはんが散らかしまくる空間を尻拭いのように片付けさせられるのは耐えがたいストレスなんで、「絶対不可侵領域」の一室をつくることにした。
工房二階のピアノ部屋(半年前までよめはんの物置きだった。)に手を入れて、ものをこっそりと捨てまくり、書斎として改造中。
よめはんの私物はよその部屋(寝室とリビング。こちらもよめはんの持ち物で過積載気味)にいってもらい、あとは好きにしてくれ方式。
これなら、どれだけ他の部屋を散らかしてくれても、自室にこもればわが世界がひらけてくれる。
さらに、ものを捨てられない女であるよめはんも、生活空間が日に日に自身の持ち込む物量におびやかされるとなれば、心も入れ替えようて。
とにかく、オレは私物のすべてをこの部屋に持ち込み、この部屋以外の空間はよめはんに与え、その領域は金輪際片付けないことにしたんだった。
家庭内別居と言えよう(仲はいいから安心してね)。
寝室にあるタンスを明け渡し、数枚のTシャツと作務衣をこの部屋に移せば、独立宣言が発せられる、という算段だ。
それにしても、オレ自身の持ち物のなんと少ないこと。
足の踏み場もなかったこの部屋が、今やスッカスカ。
それでも書棚の本の半分はよめはんのだし(彼女はこの他にも二つの書棚を各部屋に持ってるのだ)、クローゼットも戸袋もよめはんの衣類で満杯。
これらは仕方ないんで、居候させてやろう。
ちなみに、キッチンの食器棚だけはオレのもので満杯、と思いきや、半分はよめはんの食器で埋まってるのだった。
頓着を捨てることからはじめなきゃいけないね、人間は。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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