バスに乗りまして。
車内が空いてたので、一番前の座席に座ったのですよ。
しかし徐々に込んできまして、やがて満席に。
さて、ある停留所で、足を引きずったおばちゃんが乗ってきたのです。
即座に声をかける、えらいモヒカン頭。
「座ってもらえます?」(←この言い方がニクいね)と席をゆずってさしあげました。
するとおばちゃん、ありがとね、と、よっこらしょ、と座った後、あ、ちょっと待って、と言う。
「お?なに?なんかくれんの?アメちゃん?」
ほんとにその通りにアメちゃんが出てきました、はは・・・
ありがたくちょうだいしました。
車内、ちょっとあったかい空気。
いいものです、こういうのって。
その後、満員気味になりまして。
またある停留所で、ベビーカーにほやほやの赤ちゃんを乗せ、幼児の手を引いた若いお母さんが乗ってくる。
再びオレの出番。
バス内の「車椅子固定場所」という広い空間に陣取っていた小学生たちに「ここ、空けたげて」と言うと、彼らはおとなしく従い、ベビーカーのおさまるスペースをつくってくれました。
またまた、いい空気。
で、あらためて言いたいのは、このこわもてモヒカン頭によるすてきな行動を、「バス内の全員が注目してたはず」という点です。
ここが布石になるから、よく覚えといて。
さて、またある停留所で、こんなことってあるのか?絵に描いたような連続試練。
今度は松葉杖をついた高校生が乗ってくる。
明らかに足を骨折してます。
車内は満席。
しかし、しかしですよ、誰も席を立とうとしない。
みんな、さっきのオレのお手本、見てたよね?
あのあったかいやり取り、当意即妙の言葉の交わし合いに、みんな笑って応えてくれたよね?
それなのに、誰も立ちませんか?
ゆずれませんか?
あまりにびっくりして、あっけにとられて、声も出ませんでしたわ。
高校生、松葉杖を片手に二本持ち、吊り革につかまり、片足で必死にバスの揺れに耐えてます。
「今すぐこのバスが交通事故に遭って、こいつら全員、足の骨折れ!」
と、本気で念じてしまいましたわ、ザマーミロ。
・・・という、疲れ果てた一日でありました。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
車内が空いてたので、一番前の座席に座ったのですよ。
しかし徐々に込んできまして、やがて満席に。
さて、ある停留所で、足を引きずったおばちゃんが乗ってきたのです。
即座に声をかける、えらいモヒカン頭。
「座ってもらえます?」(←この言い方がニクいね)と席をゆずってさしあげました。
するとおばちゃん、ありがとね、と、よっこらしょ、と座った後、あ、ちょっと待って、と言う。
「お?なに?なんかくれんの?アメちゃん?」
ほんとにその通りにアメちゃんが出てきました、はは・・・
ありがたくちょうだいしました。
車内、ちょっとあったかい空気。
いいものです、こういうのって。
その後、満員気味になりまして。
またある停留所で、ベビーカーにほやほやの赤ちゃんを乗せ、幼児の手を引いた若いお母さんが乗ってくる。
再びオレの出番。
バス内の「車椅子固定場所」という広い空間に陣取っていた小学生たちに「ここ、空けたげて」と言うと、彼らはおとなしく従い、ベビーカーのおさまるスペースをつくってくれました。
またまた、いい空気。
で、あらためて言いたいのは、このこわもてモヒカン頭によるすてきな行動を、「バス内の全員が注目してたはず」という点です。
ここが布石になるから、よく覚えといて。
さて、またある停留所で、こんなことってあるのか?絵に描いたような連続試練。
今度は松葉杖をついた高校生が乗ってくる。
明らかに足を骨折してます。
車内は満席。
しかし、しかしですよ、誰も席を立とうとしない。
みんな、さっきのオレのお手本、見てたよね?
あのあったかいやり取り、当意即妙の言葉の交わし合いに、みんな笑って応えてくれたよね?
それなのに、誰も立ちませんか?
ゆずれませんか?
あまりにびっくりして、あっけにとられて、声も出ませんでしたわ。
高校生、松葉杖を片手に二本持ち、吊り革につかまり、片足で必死にバスの揺れに耐えてます。
「今すぐこのバスが交通事故に遭って、こいつら全員、足の骨折れ!」
と、本気で念じてしまいましたわ、ザマーミロ。
・・・という、疲れ果てた一日でありました。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園