裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

没落のブルジョアジー

2010年05月28日 08時51分45秒 | Weblog
子供のローラー靴でケガ人が続出してるらしいです。
それとは関係ないけど、苦言が。
こないだ、女の子3人で「鬼ごっこ」してるのを見かけたのね。
で、中のひとりだけがローラー靴をはいてたのです。
つかまりそうになっても、彼女だけはやすやすと逃げ延びることができて、あまり気分のいい風景ではない。
余裕しゃくしゃくで、なんつーか、ブルジョアな表情してたなあ。
ローラー靴はいてる子って、そんないやらしさがない?
ゆがんだ格差が子供社会にまで及んでいるとは。
しかし彼女はやがて、他のふたりに愛想を尽かされます。
「こっちにもいるよ~」と呼びかけても、振り向いてもらえなくなっちゃったの。
当然です、アンフェア極まりないこんなルールで鬼ごっこをしたところで、他の子にとって楽しいわけがない。
立ち位置の逆転。
ひとりぼっちのお嬢様、アワレなり。
相手に目線を合わせるべきでしたな。
そこで教訓。
「ガキなら、自分の足で勝負せえや~!」

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捨てられない女

2010年05月22日 08時37分48秒 | Weblog
ものを捨てることができません、うちのよめはん。
どれくらい捨てられないかというと、例えばチェルシーを食べると、その包み紙を折りたたんで、おみくじ結びにし、ポッケにしまい、何枚かたまると、食卓に並べておき、それを見つけたオレがうやうやしくゴミ箱に運ばねばならぬ、というぐあい。
以前にあちらの実家にいったとき、部屋に膨大にたまった「ロッキン・オン」(音楽誌)の処分を手伝うことになった。
やつはそれを一冊一冊ひもとき、ああなつかしい、だの、すてき、だの、ああこんな時代、だのとため息をついている。
そしてついに「ヨシ」と声を上げたかと思うと、十冊ひとからげにし、捨てる・・・かと思えば、元あった場所に再びせっせと積み上げていく。
これでは、バラバラだったものがただ十冊単位にまとまっただけの話ではないか。
つかオレは、読んでなつかしむお手伝いをさせてもらっただけではないか。
銀行やら支払いやらの明細書なども、大切に大切にしまいこんである。
かと思えば「あの明細を」というと、どこにしまったんだかわからない。
宝くじの番号確認をしたかと思えば、そのまま元の袋に戻し、取っておく。
どれが当たってるのかわからない。
最悪なときなど、このひとは肩こりなので最近、秘密裏に「ピップエレキバン」などというバカバカしいおまじないシールを肩に貼ったりするのだが、風呂に入ったあと、バスタブのへりにはがしたモノがちょこんと置いてある。
これだけはだれが捨ててやるものかボケ、とオレもほっておく。
その後、数日はそこにあったのだが、ある日、見当たらなくなっている。
やっと捨てたか、と思ったが、それと入れかわりに、黒い米粒のようなものがその場に置いてある。
はて、と思って拾ってみると、エレキバンのシールの中に入ってた丸い磁石片なのだ。
「いつか使うかもしれないから」取ってある、とのちにバカが口にすることになるのだが、使うかー!ボケー!
使い方がイメージできんわ、この着想の天才であるオレをもってしても。
しかしこんなひとだから、たいして働きもしないビンボーろくでなし男を捨てきれなかったのであろう。
・・・とか、きれいにまとめたりして。

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わからない女

2010年05月21日 22時02分35秒 | Weblog
うちのよめはんは、料理ができない。
調理はできるが、献立がつくれない。
以前は「ベターホーム」などという結構な料理教室に通って勉強してたのだが、現場からはなれると完全に腕前がなまくらになるらしい。
殊に、オキャクサマのオモテナシ、というのが壊滅的にヘタ。
以前に来客があった機会など、枝豆を出したあとに、インゲンをゆでたものを出し、とどめに空豆を出すという、わけのわからないメニュー構成。
あるいは、ニンジンの刻んだものを酢漬けにしたものを出したあと、カブの酢漬けを出し、最後にピクルスを出す。
普段の食卓でも、「サラダが食べたい」と言うと、キャベツを刻んだものが出てくる。
冷蔵庫の中には、ハムも、ツナも、ピクルスも、新ショウガも、レタスも水菜もキュウリもニンジンもコーンも入ってるのだから、それらを混ぜ込めばいいではないか。
・・・と、何度言ってもわからない。
要するに、冷蔵庫の中にあるものが単品でしか目に入らないらしい。
大根とブリがそこにあったとしても、この女は「大根を煮たもの」と「ブリを焼いたもの」をつくるにちがいない。
「ブリ大根」という発想が、そもそもない。
このかしこいひとが、と不思議に思う。
これは一種の脳機能障害なんだと思う。
・・・と考え、オレはもうなにも言わないんである。

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粗暴な女

2010年05月21日 10時48分14秒 | Weblog
粗忽な上に、粗暴です、うちのよめはん。
わが家のバスルームのドアは、二つ折り式のスライド構造なのだ。
引き戸のようにスライドさせると、ドアがまん中から折りたたまる仕組み。
高いレールを深々とした車輪がサイドからはさんでなめらかに動く「絶対に外れるわけがない」モノレールのような噛み合わせになっている。
これが、よめはんが扱うとしょっちゅう外れる。
折りたたまるドアと壁のすき間にバスタブのフタをはさんだまま、無理やりにこじ開けようとするからなのだが、いったいどんなすさまじい負荷をかけたらこの美しい噛み合わせ構造が脱輪するのか、力学的に理解できない。
直すのが深刻に大変で、ほんっとにメーワクきわまる。
さらにいつだったかは、外の駐輪場から「がんっ、がんっ、ががんが、がんがんががん」ととてつもない大響音が聞こえる。
なななんだ?と思って駆けつけると、よめはんが一生懸命にチャリのスタンドを蹴っている。
「なんでかな?ちっとも上がらないんだよ~」
そして、渾身の力を込めてスタンドを後ろ蹴にし、跳ね上げようとするのだ。
「まてい、そのスタンドにはロックがかかっている」
オレが指摘すると、はたと気づいたよめはん、
「あ、忘れてた」
とすっとぼけたことを言う。
「スタンドって、左に来てるときがロックだっけ?いつから変わったのかな?」
どアホか、昭和初期のチャリスタンドができた当時からその構造は変わっとらんわ(たぶん)。
また、真新しいスーツケースをコロコロコーロコロとスムースに引っぱって海外出張に行ったかと思えば、一週間後、ゴンララゴンゴンガンガラガンガンととてつもない異音をまき散らして帰ってくる。
うっるさいなー、何事か・・・と話を聞けば、
「キャスターのブレーキロックをいっこ解除し忘れて引きずり回してたら、そのタイヤだけすり減っちゃった」
と言う。
スーツケースをひっくり返して見てみると、タイヤがいっこだけ十七夜(たちまち)の月のように欠け(きれいな表現つかうね、オレも)、バーストしている。
こんなになるまでか?おかしい、車輪が動かへん、なんかヘンかも、と思わんか?
まったく、このかしこい女がなぜ「なぜ?」と考えないで、すべての難儀ごとを力ずくでもって解決しようとするのか、オレには理解できないのだった。

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道理のわからぬ女

2010年05月20日 22時46分03秒 | Weblog
なんでものの道理がわからんかな。
うちのよめはんのことだけど。
いい天気なので、布団を干して、掃除をはじめることにしたらしい。
それはいいけど、布団のないその部屋で昼寝をはじめる。
布団があるときに寝たらいいではないか。
日が暮れる頃に目を覚まし、布団を取り込もうと決意したらしいが、掃除が中途半端で、掃除機が出しっ放し。
そこにまず洗濯物を取り込むんで、部屋が非常にせまくなる。
さらに、空いた中央スペースに布団を二組積み上げる。
うちは万年床なんで、オレなどは「掃除機を片付けたのち、布団を敷きながら取り込み、その上で洗濯物を取り込んでたためばよいではないか」と思うのだが、その順序がこのひとには理解できない。
布団を敷くべき場所に当の布団が積み上がってるので、一から配置し直さなければならないではないか。
おまえがやると散らかるばかりだから布団は干さんでえーよオレが別の日にやるし、といっても、やらずにはすませられないらしい。
それで結局、オレが尻拭いをせねばならんのだった。
できんのなら、やらんでくれ。
やるなら、最後までやってくれ。
このあたりの道理が、このひとにはまったくわからんのだった。

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これはないやろ~

2010年05月11日 07時30分33秒 | Weblog
谷亮子さんが民主党から参院選に出馬、らしいです。
それはいいとして、二足のわらじでオリンピックも目指すらしいです。
そんなバカな。
ありえんだろ~。
政治やるなら、柔道しちゃだめだろ~・・・
柔道するなら、政治しちゃだめだろ~・・・
政治をなめつつ、柔道をもなめてますね、このひと。
この態度からは、どっちもテキトーにやりますから、という以外のメッセージはなにひとつ読み取れません。
ただ、どんなインタビューでもこのひとはいつも、どうでもいいことを絶対に挙げ足を取られないよう無難な言い回しを使って答えてたので(つまり、なんにも面白いことを言わないし、なんの意味もないことしか発しない)、政治家に向いてるな、とは思ってました。
がんばれ、と言いたいけど、がんばりません、と本人が言ってるも同然なので、どう対処していいかわかりません。
とりあえず、いくらなんでも票を入れるのは恐すぎるんで、そうはしませんが。
これ以上、日本を悪くされちゃ困るし。
どうイメージしても、この両立は無理。
つか、国民と柔道関係者に失礼すぎる。
ちゃんとどちらかを一生懸命にやってほしい。

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ばかやろー

2010年05月09日 07時17分42秒 | Weblog
親父は生前、酔っ払うたびに「ばかやろー」「ばかやろー」と、うなされるようにつぶやいてました。
そんな姿を見るたびオレは、なにをそんなに憤ってんだろう?と思ってました。
ところがそんなオレも、酔っ払うと「ばかー」「ばかー」などとうめくようになっている。
親父のあれは、ひとに向けられたものではなく、自分の失態への悔恨、痛苦だったんだなー・・・
大人になって、よくわかりました。

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ふてんま

2010年05月08日 09時22分06秒 | Weblog
基地移設問題をこうまでこじらせた元凶は、実はアメリカにあります。
「ぼくら日本人が、アメリカを嫌いすぎてる」という単純なファクターです。
でなきゃ、ここまで激しく「出ていけ」「来るな」とはならんでしょう。
大きな顔をして、自分がいちばんえらいと思い込んでて、どこに行ってもいばり散らかしてて、こんなめんどくさいヒトビトをどう受け入れろっつーの?って話です。
日本の自衛隊がアメリカ国内に「日本軍基地」をつくっても、こんなにも毛嫌いされはしないと思うのね。
それに、日本人はアメリカ人をレイプしないし。(したらしたで、アッパレなもんだけど)
少なくとも自衛隊は、アメリカ軍よりは品行方正に地域に交われることは間違いありません。
鳩山さんのアホっぷりは置いといて、この混乱を見て、アメリカ人は反省してほしい。
今回のたらい回し劇は全部、アメリカ側の身から出たサビなのです。
つけ足せば、いちばん悪いのはブッシュさんです。
あいつは決定的に、世界中をアメリカ嫌いにさせた張本人ですから。
オバマさん、残念!

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呪詛

2010年05月04日 08時57分15秒 | Weblog
日差しがきれい。
緑がまぶしい。
バーベキューの季節ですねえ。
毎年この時期、上京してすぐにお世話になったレストランのマスターが主催する「河原バーベキュー大会」に参加してます。
歴代のバイトや常連客さんたちが集まり、その子供たちも年々大きくなり、飲むわ、食うわ、遊ぶわ、笑うわの、ほんとにたのしい会なのですよ。
・・・しかしですね、周囲のバーベキュー客のマナーが悪くなる一方でして。
ときどき公的なものなのかボランティアなのか、パトロールさんがまわってきて、「ゴミ処理について」みたいなチラシを渡してくれます。
彼らの話を聞くと、最近ではなんと、バーベキューセットごと捨ててくやつが大勢いるんだそうで。
つまり、食い散らかしたそのまんまの状態で帰っていくらしい。
「昨日は7セット残されてましたよ」などという驚愕のレベル。
去年はオレも、そんな場面に遭遇しまして。
オレたちの隣に、仲よさげな若い家族三組くらいの団体さん。
幼い子供たちも笑い合い、夫婦らの仲もむつまじく、初夏の陽光にとけ合うすてきチックな光景です。
ところがこの連中、バーベキューが終わったあと、巨大なゴミ袋を10個ほどもその場に野積みにして、そのまま帰ってっちゃった。
オレはね、「死ね」とか行儀の悪い言葉は使わない人間だけど、心から「てめーらに生きてる資格はねえ」と思いましたよ。
正義感の強いよめはんなんて、それ見つけた瞬間「このヤロー」なんつって、走り出すワゴンを追っかけてったもんな。
どんなモラル感覚してんだろ?
やつらの笑顔が輝いてた分だけ、数倍にそのいやしい心根が気持ちわるい。
さぶいさぶいさぶいさぶいさぶい・・・
きっと子供に復讐されるよ。
だって、あんなクソ親のクソ姿を日々見せられて、ろくな人間に育つわけないもん。
あ~・・・なんでこうなっちゃったんだろうね、日本人。
つか、人間自体が。
本当に、本当に、くやしくてさ~。
「死ね」とか言えたらラクなのにな・・・

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