裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

生命のやつ、備忘

2018年03月26日 22時17分56秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
持続的な生命活動には三つの条件が必要、ってのが生物の発生って問題を考える上でのヒントになるようだ。
すなわち、下の三つ。
1、系の独立性(膜に覆われるかなんかして、アイデンティティを保てる)
2、動的平衡(新陳代謝をしながら、形質を保てる)
3、自己複製(増殖して、子孫を残すことができる)
これらのひとつでも欠けると、生命の維持は不可能、あるいは、一代限りの偶然、ってことになる。
だけど逆に言えば、これらのひとつでも達成できた一代限りの偶然が数多く起きれば、次の条件を満たすための熟成の猶予となりうるな。
だとすれば、最初に起きた偶然は、「膜に覆われる」という現象にちがいない。
そこで、数多くの実験が行われたわけだ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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また、死ね、の話

2018年03月15日 20時56分17秒 | Weblog
敬愛できる店があって、そこは「禁煙」なわけ。
売り上げが落ちようが、損しようが、とにかく店の誇りにかけて禁煙なわけ。
だからこそ敬愛できるんだけど。
そこに、見るからにバカそうなカップルが入ってきてさ。
「タバコ吸えないんですか?」って。
「すいません吸えません」って店主。
そしたらバカども、ものすごいブーたれた顔で出てったわ。
しかしね、考えてごらん、おバカなふたりよ。
ここがひょっとしてタバコが吸える店だったとして、きみたちが吸いはじめたとして。
きみたちは気分がいいだろう。
ところが周囲の客は、ほらきみが今、そうして見せたブーたれた顔で、タバコを吸うきみたちを見るのだ。
きみたちはおめでたいからわかっていないが、これまでもそうだった。
きみたちがタバコを吸うたびに、周囲からその顔をされていたのだ。
きみたちは、煙の量と等量にけむたがられている。
さらにリアルに言えば、きみたちがカウンターでタバコを吸うたびに、きみたちは周囲から「死ね」と思われている。
そんな周囲の顔に、きみたちはいまだに気づけないでいる。
ブーたれてる場合か。
もう一度言う。
断言できるが、飲食店でタバコを吸う人間は、周囲から「死ね」の視線で見つめられている。
タバコを吸わないひとに、ちゃんと聞いてごらん。
間違いなくそうだから。
少なくともうちのよめはんは、その目できみを見つめている。
あのな、タバコが吸える店だからって、タバコが自由に吸えるわけじゃないのだ。
私の前で吸うな、と言われたら、吸うな。
それが常識というものだ、わかったか。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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生命の誕生

2018年03月07日 12時07分31秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
書きたい病と、読みたい病を発症中。
アウトプットした分だけ、インプットしていく。
今いちばん興味があるのは、生命の誕生。
赤ちゃんがどう生まれるか・・・じゃなくて、生命体が活動を開始した最初を知りたい。
つまり、鉱物しかなかったこの世界で、いかにして無機物の中に「タマシイ」が発生したのか、って点。
その開始点。
物の本を読んでも、「水中から高温の有機物が噴き出し、そこに雷が落ちてシアノバクテリアが生まれ、それがやがて進化した」とか、乱暴な例では「宇宙から降ってくる隕石の中にアミノ酸が含まれてて、それが単細胞生物に進化した」なんてあるけど、すっ飛ばしてんじゃねえ!って話だよ。
こっちは、生物が進化をはじめる、そのさらに前段階を知りたいのよ。
海の底で、あるいは宇宙の奥で、どんな過程を踏むと、うごめくという行為が生まれるのか?ってこと。
要するに、単細胞生物よりももっと原始的な段階で、いかにして「生きよう」なんて奇妙なことが着想されたか。
そいつは天才にちがいない。
単純に想像するに、最も原始的な「活動」らしきものは、化学反応の連鎖による自動的なもの。
つまり、水分を含んだものに塩が触れて収縮、とか、浸透圧の加減で平衡と破綻状態が行き来、とか、あるいは電気が信号として関わったかもしれないし、磁力が介入したかもしれない。
そういったものが、いつの時点でコントロールされるようになったか、ってこと。
そこに、最初の意思が生まれるわけ。
・・・この話は面白いから、アイデアがこぼれたその瞬間に、ここに覚え書きに綴っていこうと思う。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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