裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

めざせ、チョコレイト腹

2017年09月28日 22時07分02秒 | Weblog
ブログをさかのぼってみたら、一年半、腕立て伏せの習慣がつづいてた!
自分でも、上腕はなかなかの形に研ぎ上げられたと思ってるので、次はいよいよお腹かなあ・・・
南の島にいって海パンになってみたら、びっくりしたし。
腹筋を一年間つづける!
宣言したからには結果を出さざるを得ない、の法則を信じてみる。
今日で二日め。
わるぞ〜!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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レジ打ちの男

2017年09月06日 16時03分20秒 | Weblog
酔っ払った帰り道の午後9時。
マルエツに立ち寄って、いつものお買い物。
カゴいっぱいに、酒、アテ、そして半額シールものを詰め込み、レジへ。
するとカウンター越しに、「しはん」と呼びかけられる。
酒に淀んで虚ろな目を向けると、見上げるようなワカモノが立ってる。
マルエツの制服を着て、テキパキとレジ打ち(というのか?あのレーザー照射)をこなすその見習い店員は、なんと「タクP」ではないの。
小3の頃から数年間、工房に通ってくれてたバカ三人集のひとりだ。
身長は180センチを超え、まばゆいばかりの好男子になってる。
「酒のツマミばっかじゃないっすか」
余計なお世話だし。
それよりも、カゴの中身が半額シール祭りなのが恥ずい。
オレに好物はないが、強いて挙げれば、半額シールが大好物なのだ。
しかし、半額シールに、おつとめ品シール、3割引シール、1割、2割引シールが混じると、酔った頭脳に暗算がおぼつかなくなる。
ピ、ピ、ピ・・・チン。
「しはん、お代が足りませんよ」
オレは持ち金ギリギリまで買い物をするギャンブラーなのだ。
ひっさびさにやっちまった、代金不足!
ここでやらかすかね、教え子のガキの前で。
「このワインは没収します」
カゴから一本を引き抜かれた。
しかし、なかなか頼もしいやつだ。
生意気にも上智を狙ってるというが、落ちてもたくましく生きてはいけるだろう。
今どき、スーパーでレジ打ちの夜バイトとは、見直させるではないの。
ちょっとだけ重量感を失った買い物袋を下げて、足取り軽い帰り道。
だけど、もうあいつのレジに並ぶのはやめよう。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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日野皓正のビンタ

2017年09月03日 19時47分53秒 | Weblog
ジャズトランペッターの日野皓正が、コンサート中に言うことを聞かない自分の教え子にビンタしたんだってさ。
相手は中学生だよ。
この「体罰は絶対禁止!」の時代にね、ほほー・・・
これだから軍隊式教育信奉のジジイは始末に負えない。
「それはダメなんだよ、おじいちゃん」と誰か言ってやれ。
このトランペッター氏の言によると、「あいつとは心でつながり合ってるからいいのだ」だってさ。
バカか。
断言するが、このふたりの間には信頼関係なんて一切ない。
一年間のつき合いで、4ヶ月間もひざ詰めで練習してたようだけど、その間ほんとに「心がつながってた」と感じられてたのかね、トランペッター氏は?
映像も観たけど、ビンタされた中学生の、トランペッター氏に対する軽んじ方は、「師匠とも思えない師匠をはなからバカにした態度」「反抗を超えたシカト」だ。
そんな中坊の髪をひっつかみ、スティックを取り上げ、往復ビンタする、自称「心を通い合わせる師匠」。
両者のお互いに対する振る舞いには、どこにも信頼性なんて感じられなかったよ。
しかも、細腕の中坊(テレビ映像では、本当に肩の細いただの子供だ)を、暴力を用いてしか言うことを聞かせられない指導者って、音楽教える資格あんの?
そういう未熟者は、人間を扱うのなんてやめて、演奏だけしてなよ。
トランペッター氏の粗暴さ、単純さ、知性のなさには呆れるしかない。
殴るのは、信頼関係の放棄であって、自分の至らなさの白状だ。
まったく、悲しくなってくる。
それよりも驚かされるのが、世間の見方だよ。
「日野さんは悪くない」「立派なミュージシャンだ」「このケースは仕方ない」のオンパレード。
偉いひとを前にして、ぽわ〜んとしてしまって、思考が止まっちゃうんだろうなあ、あわれ・・・
芸能人たちにも、トランペッター氏(自分たち側の人間だもんね)をほめそやして事件をうやむやにしようとするバカが目立つけど、そのスタンス、一生貫けんの?
例えば、この映像のビンタする人物が、実は田舎中学の音楽教師でした、としたらどうなる?
同様にほめそやす?いや、しないね。
むちゃくちゃな袋叩きにするんだろ、いつものように、報道は。
まったく気持ち悪い。
トランペッター氏擁護の論調は、「教え子へのビンタは世界的なミュージシャンなら許される」と言ってるに過ぎない。
こういう、権力に媚びて本質をゆがませられる便利な頭の人間って、大嫌い。
日野皓正よりも、日野皓正を許そうって人間が、オレにはヘドが出そう。
そういう人間はいっそ「体罰賛成」と言ってくれれば、オレには納得できる。
最後に、考えてみたらいい。
ウイントン・マルサリス、って名トランペッターがいる。
知的で、教え方にも長けてて、バークリー音楽院でも教鞭をとってる世界最高のミュージシャン。
このひとが、まったく同様のケースで、教え子のローティーンを殴ったら、と考えてみる。
永遠に軽蔑されるだろうね。
いや、むしろ、永遠に演奏する場と、音楽を教える場を失うにちがいない。
このひとは、殴らない(たぶん)。
それをしないから、すべてのジャズファンから愛され、尊敬される。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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