裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

車窓から

2010年11月07日 08時45分53秒 | Weblog
電車の車窓から、なんの気なしに夜の街をながめてると、ふとこちらを見つめてるトミー・リー・ジョーンズ氏がいる。
へっ?・・・と思って目を凝らすと、それが窓ガラスに映った自分の姿だったりする。
ワシの顔こんなシワクチャとちがうやろ~、と目をこすってもう一度見てみる。
やはり自分の顔なんである。
目が落ちくぼみ、ほお骨の下に影が射し、顔面の起伏が顕著な陰影で増幅され、壮絶な隈取り顔となっている。
ぎや、あ、あ・・・
「こんなんじゃなか・・・こんなんじゃなかもん・・・」と、西郷どんの像を見上げた妻・イトさんのようにつぶやきたくなる。
自分の顔には、映像に映ったもの、写真に写ったもの、鏡に映ったもの、そして電車の窓ガラスに映ったもの、と何種類もある。
それぞれが全然ちがう。
その中で、最も歳をとって見えるのが「電車の窓ガラスだ」という意見は、何人かの周囲の仲間に訊いても同様であるらしい。
そこには自分の未来が映ってる。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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