裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

煮えたぎり中

2015年01月28日 19時32分01秒 | Weblog
ほとんどすべてのひとが知ってんだけど、ほとんどすべてのひとが中身を理解してない、って素材を書いてるとこ。
この「事件」については、古今東西、様々な科学者がいろんな本に書いてるけど、そして彼らが書いたかなりの册数を読み通したんだけど、ひとつとして納得のゆくもの(溜飲の下がるもの)がない。
なら、オレが書いてやろう、ってわけ。
科学者はアホなので、文章の編み方を知らず、ライターもまたアホなので、科学の効果的な伝え方を知らない。
科学の本は、このどっちかだ。
だったら、美術系のオレが科学を文章で、という訳のわからない挑戦なんだった。
全部ができるオレって、えらいよなあ。
ろくろ技術をマンガで表現してしまった、ってあの件と似てる。
さて、おびただしい科学本を読んで気づいたことは、なにを書いても科学者の文章はみんな同じアプローチになってしまうもんだな、という点。
彼らは殺人事件を題材にするミステリーものを書くわけだけど、事件現場が発見され、そこから犯人探しをスタートさせる、という作法しか知らないようだ。
しかしミステリーには、殺人の現場をまず見せておいて(最初から犯人を読者にさらしておく)、そこから謎解きで犯人を追いつめてく、という「コロンボ」的な「古畑」的な作法もあるのだ。
後者の方が時系列的にもすっきりするし、理解がしやすいという利点がある。
オレはそこに着目したんだった。
さらに科学者たちの書き物は、知識のひけらかし的脱線が多すぎ、事件をお話しとして語るには煩雑にさせすぎるきらいがある。
「ここでこの人物がこれを発見し、解明を試みたが、それは後に間違いであるとわかった」のくだりとかいらんやろ、って話。
物語の柱をいっこの事象に集中させて突き詰めれば、絶対に面白くなるのに。
・・・という作業をやってるとこなんだけど。
やっぱり素材が難しすぎるんで、相当のハードルがある。
いつまでかかんのかな、ピアノもずっと弾いてないよ。
頭が煮えたぎる。
お酒が足りない。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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今年目指す道が混乱気味

2015年01月18日 18時16分19秒 | Weblog
ものすごくストレスのかかる書き物をしてるとこ。
量子力学の素粒子論で一冊書きたいんだけど、いっこいっこの文節に厳密な論理付けが求められるんで、ヘタなことが書けない。
いちいちものの本を読み返したり、「ヤフー知恵袋」でその道に明るい人物に意見を求めたりして、三歩進んで二歩下がるペースで書き進めてる。
でも、おかげでものすごく面白いものができそうな予感があるんだな。
しばらく陶芸関連の原稿にかかりきりだったけど、こっちの方を書きたくてうずうずしてた。
マンガの原作賞応募作も年末にやっつけたし、これでやっとクリアな身になって集中できる。
オレは研究者タイプなのかもしれないなー。
その上、オレには誰も着想できなかった視点を見つける才がある気がするんだ。
むつかしくても、きっといいものに仕上げるから、たのしみにしてて。
おそろしく面白い科学の本、なんて、ちょっとお目にかかったことなくない?
陶芸が趣味でマンガと文章がかけるピアニスト、ってのが目標だったけど、今年は、兼・物理学者、って肩書きを目指そう。

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表現って自由?

2015年01月14日 12時18分02秒 | Weblog
フランス紙の風刺漫画、ちょっと見たけど、おもしろいね。
なかなかよいものがある。
だけど、いくらなんでもやりすぎ、ってものも少なくない。
相手を怒らせるのも無理はない。
暴力でその口を封じよう、ってテロルの手法は言語道断だけど、やっぱし新聞側にも自重の必要性は感じる。
なんでもかんでも「表現の自由」ですます欧米のアホ文化が、日本のヘイトスピーチなんかを増長させてるわけだけど、やはり配慮というか品位ね、これがない人間には、表現の自由をどうこう言う資格があるとは思えない。
振りかざしてる感は否めないよ。
自分の最も大切な存在がレイプされる画づら。
それを見せられたときの嫌悪感。
「表現の自由」の陶酔感の裏で、相手の気持ちにイマジネーションが行き届かないところに、問題の根がある。
フクシマの放射能と奇形との組み合わせはあっちでは古典みたいな扱われ方をされてるけど、吐き気がするよ。
それをやっていいなら、今回の新聞社襲撃(12人射殺)事件も、面白おかしく茶化して書いてみろよ。
それはしないんだろ?自重?それとも嫌悪感?
矛盾だ。
結局、品性とおもんぱかりがないから、相手を怒らせることになる。
新聞側、テロル側、どっちも悪い。
もちろん腕力に打って出た側ははるかに罪悪だけど、報道の絶大権力による侮辱って点を考えたら、双方の陰湿さはそこそこいい勝負って気もしなくはない。
風刺漫画という手法を使うなら、イスラム教をこき下ろすんじゃなく、本当にこき下ろすべき相手(テロリズム自体)をこき下ろせばいい。
それこそが「ペンで戦う」ってことだし、本物の表現というものだろう。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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異物混入

2015年01月08日 10時20分07秒 | Weblog
異物が混入、ってトラブルがあちこちで発生してはニュースになってるけど、苦言。
生産メーカー側に対してじゃないよ。
クレーマーたちに。
異物くらい混入するよ。
全部を排除なんて、ぜったい無理!
会社に「入ってたよ」と報告して、商品の1ダースでももらって、「お知らせいただき、ありがとうございます。申し訳ございませんでした。今後は気をつけます」「うん、わかった」でいいじゃん。
ほんとに不潔な企業なんて、勝手に淘汰されてくよ。
だけど、ちゃんとしてる会社まで叩き潰さんばかりにするのは、筋が違う。
品質管理を徹底してもやむを得ず発生することはあるし、異物が混じるなんてのはおそらくどのメーカーでも日常的に起きてることだと思う。
いちいち公表する必要なんかないのに、ネット(悪意あるやつ)が事態を深刻化させるんだな。
ゴキブリまで入ってたら、それは社会問題になりそうだけど、それもまた仕方なく入るって、どれだけ厳重に管理したって。
全品回収はやりすぎだし、おびえすぎだし、逆に言えば、ネットの声はでかすぎて、あまりにも容赦がない。
虫くらいいいじゃねっか。
昔からそんなのは入ってるもんだったよ。
そして、現代ではそれはものすごい精度で取り除かれてるはず。
だけど、それは入ってしまうもんなの!
商品を薬まみれにして無菌室で作業すりゃいいけど、それはそれで「気持ち悪い」って言いだすんでしょ?
そこそこで許してやってよ。
でなきゃ、スーパーの棚の端から端まで、すべての商品を撤去しなきゃなんなくなる。
賭けてもいいが、この世に出回ってるすべての銘柄の商品において、そのどれかには間違いなく異物は混入してるはず。
「なんだこれ?ぺっ」でいいんだよ。
それができない清潔命の日本国民は、ちょっとどうしょもない精神やみに落ち入ってると思うわ。
・・・ただ、本当に不潔な生産環境は許すべきじゃないとも思うけど。
中国製品は、もっと叩かれていいよ、うん。
そのへんにはわりと無頓着で「安いから買うわ」って日本人の気質も、オレには解せんのだ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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