なんで原発を動かしちゃいけないか、っつー根本的な話をしますね。
「安全性の確保」とか「ストレステスト」とかやってますけど、いちばんの問題は実はそこじゃないのです。
事故は必ず起きるのに、「事故が起きた後、どうするか」が議論されてないのが問題なのでした。
原発が安全でないとわかった以上、もう「想定外」はあり得ないので、その部分を詰めなきゃいけないんだけど、まだ「安全対策を何重にも施せば、事故は起きない」という発想を出発点に置いてるのが、信じがたいところです。
「事故は起こる」というところを考えなきゃいけないわけです。
地震、津波もそうですが、海の向こうの半島からミサイルが飛んでくることまで想定せざるを得ない時代です。(ウソだと思います?アメリカは、真剣に北朝鮮への爆撃を検討してまして、それをすればもちろん韓国と日本が主戦場となり、最初のミサイルは必ず原発に飛んでくる、と考えなきゃいけないのですよ、物騒すぎて誰も言わないけど、知っといてね)
それに、電源が落ちた数時間後には大規模なカタストロフが起きる、とわかったわけでしょ。
電源を落としさえすれば、日本の半分を廃墟にできる、とテロリストは理解したわけでしょ。
だったら、電源を確保するよりも、メルトダウンが起きた後のことを考えとかなきゃ。
なのに、相変わらずオフサイトセンター(遠距離からのコントロールルーム)は原発のご近所にあって緊急時に使い物にならず、事が起きれば、福島とまったく同じ経過をたどって日本は壊滅します。
このマヌケをもっかい繰り返したら日本は破産しますし、そもそも福島の放射能の大半は太平洋に逃げてくれたけど、福井で起きたら、放射能は偏西風に乗って、関西から中部、関東一円までを盛大に汚してくれるのです。
もう日本には住めなくなるリスクまで考えてますか、そのうえでなお動かしますか、ってことです。
福島第一の原子炉をつくったメーカー(アメリカ・GE)の担当者が、爆発事故当日、現場からの映像にクギ付けになりながら、「まったく想定通りに事故の行程が進んだので、その点が実に興味深かった」と語ってます。
「そろそろ水素爆発が起こるぞ」とダンナが口にした途端に、テレビの中の建て屋が吹っ飛んだ、と奥さんもインタビューに答えてまして。
わかっとんなら、備えとけよ!と言いたくなるんですが、「備えるということは、安全でないと宣言することと同義なので、すなわち、備えないのだ」という奇妙な論理に支配された日本国エネルギー担当当局にはできない相談なのでした。
で、再び、そんな発想のもとに、安全が置き去りにされてまして。
事を起こさないための安全が確保されても、事の後の安全を確保しないことには、もう絶対に前に進んじゃだめ。
この甚大な被害を目の当たりにしても、まだのんきなんだなあ、日本政府は。
とりあえず、ハシモト、がんばれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0a/22a762b20bfe11b13463c8bea91a7301.jpg)
GE・マーク1型原子炉
福島第一のタイプ。
こんなおっきい、って知ってた?
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
「安全性の確保」とか「ストレステスト」とかやってますけど、いちばんの問題は実はそこじゃないのです。
事故は必ず起きるのに、「事故が起きた後、どうするか」が議論されてないのが問題なのでした。
原発が安全でないとわかった以上、もう「想定外」はあり得ないので、その部分を詰めなきゃいけないんだけど、まだ「安全対策を何重にも施せば、事故は起きない」という発想を出発点に置いてるのが、信じがたいところです。
「事故は起こる」というところを考えなきゃいけないわけです。
地震、津波もそうですが、海の向こうの半島からミサイルが飛んでくることまで想定せざるを得ない時代です。(ウソだと思います?アメリカは、真剣に北朝鮮への爆撃を検討してまして、それをすればもちろん韓国と日本が主戦場となり、最初のミサイルは必ず原発に飛んでくる、と考えなきゃいけないのですよ、物騒すぎて誰も言わないけど、知っといてね)
それに、電源が落ちた数時間後には大規模なカタストロフが起きる、とわかったわけでしょ。
電源を落としさえすれば、日本の半分を廃墟にできる、とテロリストは理解したわけでしょ。
だったら、電源を確保するよりも、メルトダウンが起きた後のことを考えとかなきゃ。
なのに、相変わらずオフサイトセンター(遠距離からのコントロールルーム)は原発のご近所にあって緊急時に使い物にならず、事が起きれば、福島とまったく同じ経過をたどって日本は壊滅します。
このマヌケをもっかい繰り返したら日本は破産しますし、そもそも福島の放射能の大半は太平洋に逃げてくれたけど、福井で起きたら、放射能は偏西風に乗って、関西から中部、関東一円までを盛大に汚してくれるのです。
もう日本には住めなくなるリスクまで考えてますか、そのうえでなお動かしますか、ってことです。
福島第一の原子炉をつくったメーカー(アメリカ・GE)の担当者が、爆発事故当日、現場からの映像にクギ付けになりながら、「まったく想定通りに事故の行程が進んだので、その点が実に興味深かった」と語ってます。
「そろそろ水素爆発が起こるぞ」とダンナが口にした途端に、テレビの中の建て屋が吹っ飛んだ、と奥さんもインタビューに答えてまして。
わかっとんなら、備えとけよ!と言いたくなるんですが、「備えるということは、安全でないと宣言することと同義なので、すなわち、備えないのだ」という奇妙な論理に支配された日本国エネルギー担当当局にはできない相談なのでした。
で、再び、そんな発想のもとに、安全が置き去りにされてまして。
事を起こさないための安全が確保されても、事の後の安全を確保しないことには、もう絶対に前に進んじゃだめ。
この甚大な被害を目の当たりにしても、まだのんきなんだなあ、日本政府は。
とりあえず、ハシモト、がんばれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0a/22a762b20bfe11b13463c8bea91a7301.jpg)
GE・マーク1型原子炉
福島第一のタイプ。
こんなおっきい、って知ってた?
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園