裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

こんなとこにもかっ

2011年12月27日 09時23分57秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
数列マニアのみんな、新しい情報だ。
放射性原子核は、フィボナッチ数列の対数らせんにしたがって衰減してくらしいぞ。
例の「半減期」ってやつだよ。
こんなとこにも顔出してたんだね。
世界を救ってくれ、フィボナッチ数列。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

新幕

2011年12月26日 10時03分04秒 | Weblog
たいして面白みのない、創作性絶無のシンプルな「体験者さんと一緒につくる説明見本としての器」や「土と釉薬のサンプル制作の器」、あるいは「訓練、修練、経験値獲得の産物としての器」を大量に抱えてました。
その在庫があまりに膨大で、つまり置き場もないくらいの「過去作品」に囚われてたんだけど、それもやっとはけましたわ。
コツコツと野天で売るうちに、ついに。
いーやいーやの値で売り倒しちゃったわけだけど、その売り上げで被災地も少しだけ潤ったはずだし、今はとてもすっきりした気分。
来年はいよいよ、オレは創作をするのさ。
作家仕事を。
ちょっと燃えてきてるんで、この意欲を大切にしたいです。
工房は、今日でおしまい。
来年もがんばろう。
新たな気持ち。
持続。
心に秘め。
閉。

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ある出来事

2011年12月21日 14時01分50秒 | Weblog
「ポイ捨てするやつ、しね」
と言い放つ女子が友だちでいますが、まったく同感します。
まあ、死んじゃいかんけど。
ポイ捨てオトコとは、ゆうべも街角でやり合いました。
ビールのロング缶を、なんと駅前のいちばんにぎわうあの四つ角で捨てたバカがいたので(厳密にはビールでなく、銘柄は「オールフリー」。ヤツはしらふなのだった)、ひろって追いかけ、「おい、落としもんだよ」と言ったのです。
ここまではいつものこと。
ところが、そのブサイクなオタク系30オトコは、こちらに缶をぶつけてくる。
もう一度拾い、再び「ほら、落としもん」と突き出したが、もう一度ぶつけてくる。
もみ合いになりました。
やつが言うには、「おまえに迷惑かけたかよ」。
さ、ささ、さもしい!
このオトコの心根は腐ってる!
ああ、迷惑かけてるよ、おまえのたぐいの人間がポイ捨てしたタバコ、空き缶、ゴミのたぐいを、オレは工房前でひろって集めてるのだ。
激高せず、相手をあわれんで、懇々と諭すべきだったか?
ぶっ飛ばしてやったらよかったんだけど、オレのパンチだと、歯の一本や二本じゃすまないからな・・・
あごをカチ割るとなると、医療費や法廷闘争なんかでめんどくさくなるし・・・
このへんのサジ加減がむずかしいです。
無表情で相手を見つめ、あんたの人生、かわいそうだ・・・と言ったら、引き下がっていきました。
なんだかうやむやに終わっちゃって、気持ち悪い。
ああ、件の女子の勇気があったら、言い放ってやれるのにな。
「ポイ捨てするやつ、しね!」

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あっちゃん

2011年12月19日 20時58分07秒 | Weblog
あっちゃんをまるで見くびってて、「なんでこんな昭和時代の田舎っぺみたいな子がいいんだろ?」と思ってたのだけれど、はじめてライブを観たら(おそい?)、とんでもなく舞台映えのするひとですね。
天性の才覚、翡翠です。
気持ち悪がらないで聞いてほしいのだけれど、いやー、いいですよ、あっちゃん。

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ニュー・フロンティア

2011年12月17日 09時04分06秒 | Weblog
この歳になって、ピアノをはじめました。
その前に、なんででしょう?ここんとこ、数学と物理学に非常(異常)に興味を覚えてまして。
そいつを学んでると、なんとなくこの世の中の構造がおぼろに見えてきて、その根幹まで見通してみたい、という欲求が芽生えてくるのです。
そのことはさておき、感覚的にですが、ずっとピアノだけは学習しておきたかったのです、なぜだか。
ところが最近ですね、ものの本を読んで、はてそのふたつはひとつではないのか、とピンときまして。
つまりものの本の言うところによると、音楽は数学のいちカテゴリーである、というのですよ。
つまり、空間を分割するのが数学(幾何学)であり、時間を分割するのが音楽である、と。
それで、わー、自分はやはり空間認識のために音符の解読を求めてたのだ、と完全な理解が起こったわけです。
そうしてまあ、今、ピアノの美人先生の傍らで「ああではないわよ」「こうよ」という具合にいいこいいこされてるわけなのでした。
たのしすぎますね、ピアノ!
ぼくは今、新たな言語を獲得しようとしてます。
それはすなわち、新たな空間のひろがり(もうひとつの次元)を手に入れよう、ということですよ。
まったくの新境地への挑戦です。
展開に創造性を費やすのはたのしいけれど、基礎の獲得に骨惜しみをしないという根源の悦びを、ぼくは今感じてるのです。
陶芸をはじめて経験するひとってのは、こんな気分なのかな。
とても、とても新鮮な気分です。
いやー、楽譜の奥のその奥行きの深さ、広さときたら!
ぼくはピアニストになるかもしれません。
マンガと小説がかけ、陶芸の上手なピアニストに。

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白紙委任の意味

2011年12月14日 22時31分28秒 | Weblog
年金、雇用、福祉・・・
高齢者に非常に手厚いシステムが確立されようとしてます。
いやむしろ、ワカモノの未来に非常に残酷なシステムが敷かれはじめてるといってよろしい。
このあたりは相対的なもので、お年寄りが優遇される分、どんどん若い世代にしわ寄せがくるのはやむを得ないわけですが、ちょっと考えてちょうだい。
「なんで?」という部分です。
お年寄りはちゃんと選挙にいく、ワカモノはいかない。
あの鈍感な政治家たちも、その点に関してはひどく敏感です。
なんたって、国政を司るひととはイコール、票が欲しくてたまらないひとたち。
まじめに彼らに票を入れるお年寄りが手厚くもてなされ、新聞もろくに読まずに選挙にもいかないワカモノが邪険にされるのは、仕方のないこと。
ひるがえって、票、つまり選挙権の行使とはすなわち、最もリアルな自己実現なのでした。
票を入れた者は願いを叶えられ、棄権した者にはなにも与えられない。
それは当たり前のこと。
そんなバカな、と反感する「選挙にいかなかったワカモノ」よ、おまえこそちょっと待て。
おまえ、政治家の判断に白紙委任したはずやろが、口出すなや、バカが。
どれだけ冷遇されようが、それはおまえの望んだ道やろが。
口だしたかったら、選挙いけや。
いかないなら、ちゃんと決定に従っとけや。
そう言いたいんであります。

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どくりつせんげん

2011年12月09日 10時57分40秒 | Weblog
ひとに頼るのがいや。
頼られるのもいや。
たのまれるのはいやだし、たのむのはもっといや。
甘えてほしくないし、とりわけ、甘えたくない。
貸しもいやだけど、借りをつくるのは心の底から忌避したい。
「自由」に本気でこだわってる。
対外的な関係は「フェア」が理想だけど、心持ちこっちがソンする程度がいい。
社会に組み込まれてると自覚しつつも、すこしだけ距離を置いて、ひとりきりで泳げるスペースをつくっておくべき。
貸し借りって、頼り合いって、目に見えないアミみたいなもん。
依存のし合いはらくちんだけど、それは甘いワナってもんだよ。
らくちんのために自由を犠牲にするなんて、考えられない。
頼っちゃだめだよ。
主体的に生きられなくなるよ。
からめとられないようにしなきゃ。

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夢心地なヒトビト

2011年12月07日 18時13分55秒 | Weblog
ホストクラブにいってみたい。
だけど、そこにお金をつぎ込むほどでもないと思ってるの。
でもやさしくしてほしいの、ほどよい加減で。
ただし、お金を使うこともなく安上がりに。
・・・というひとがハマるのが、韓流スター(男性タレント)たちです。
結局、彼らはホスト以上の何者でもない、って気がします。
こざかしい猫なで声、媚びっ気いっぱいの立ち居振る舞い、その計算高さ。
まさに、心のすき間にジャストフィット。
ま、安全に夢中になってちょうだい、おばさまがた。

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えー、毎度バカバカしい

2011年12月05日 09時53分49秒 | Weblog
よめはんとふたりで風呂に入ってたのだが、この時期になると、熱いお湯がすぐにぬるくなってくるね。
ワレワレは湯舟で読書をするため、超~長風呂なので、お湯の冷め方が尋常でない。
そこで「追い焚きをしようではないか」と意見の一致を見た。
夏のあいだは使ってなかったのだが、これはお湯を循環させてあたため直し、また湯舟に戻してくれるという機能なのだよ、便利な世の中だね。
で、スイッチポン。
するとなんとしたことか、湯舟のすみの給水口から、おびただしいふわふわが吐出されてくるではないの。
しばらく使ってなかった給排水口のパイプ内にたまった水アカ(というか、アカ)が、一気に飛び出してきたわけだ。
たいへんだ、と大騒ぎをしつつも、もう少し長湯をしたいので、ふたりともスイッチを止めようという発想はない。
「そうだっ」
よめはんが名案を思いついた。
こないだの松山行で、市長から「道後温泉のもと」をもらってたのだった。
言えば、バスクリンだ。
これでお湯に色をつければ、ふわふわは見えなくなるのでは、という算段だ。
なかなかかしこい。
で、入れてみると、お湯は鮮やかな緑色となり(ぜんっぜん道後温泉のカンジじゃない!)、まんまとアカは隠された。
・・・と思いきや、意外な現象が。
道後温泉パウダーを溶かしたことによって水の比重が上がったのか、湯内をほよほよと漂ってたアカが、なんと水面にぷかぷかと浮いてくるではないの。
こりゃいい、というわけで、ふたりでそれをすくい取り、掻い出した。
晴れて湯舟は透き通り、湯加減もよろしく、平穏な長風呂となったのであった。
というおはなし。

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謝辞

2011年12月02日 10時11分27秒 | Weblog
タバコ増税で、税収がかなり上がったそうですよ。
タバコ吸いのみなさん、ありがとうございます!
本人のからだをボロボロにし、副流煙で他人をガンに巻き込み、歩いては子供たちに危害を加え、寝ては火事を起こし、街を汚し、空気を汚し、肌を荒らし、声を枯らし、体臭を放ち、煙たがられ、くさがられ、ほとんどいいとこナシに見える彼ら・彼女らですが、たったひとつだけいいことをしてくれてます。
それが、国家にお金を落としてくださること!
ありがとうございます!

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