裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

やめちゃえ

2018年01月16日 18時55分37秒 | Weblog
年賀状は毎年、150枚くらい書いてたんだけど、ついに今年分からやめた。
年末のストレスがものすごいし。
大掃除がやっと終わった・・・とソファにからだを投げ出したところで、「制作しろ」という親方(よめ)方面からのプレッシャー。
そこから、撮影、デザイン、プリント、大量の宛名書き&一言添え。
帰省の新幹線の座席で、往復めいっぱいの時間を費やしてやっと仕上げ、Uターンで帰り着いた東京で3日に投函、ってのが例年だった。
一枚一枚に添える「ひとこと」すべてを三行も四行も書くひとなので、新幹線を降りて大きなウインドウの前を通りかかると、自分の顔が10歳分ほども老いさらばえてる。
こんな正月、あかんやろ!といつも思ってた。
つねに回収率(つの?返事が返ってくる率)は大負け越しだし、さてはこの人物もやめたか・・・ってのが年々増えてくんで、いっそきっぱりやめてみた。
そしたらあんた、年末年始の時間の自由なこと!
わたしは解放されたのだーっ・・・と叫びたくなったよ。
例えば、年賀状に自筆の一字もないものがくることがあるけど、心が乾いてる〜。
裏も表も、ロボットにやらせたか?
「出さねば!」の強迫観念だけが、その人物を動かしてるにちがいない。
こういうものは、送らないほうがマシ。
こちらとしても、その質では、DMとして扱うしかない。
それに対して、手づくりのものはあったかい・・・
ハンコものとか、絵手紙とか、頭をしぼりにしぼったデザインものとか、笑かしものとか、いいよなあ・・・
返事を差し上げねば、と思わされる。
でも、まあ、もう出さないんだけど。
みんなも考えて。
出すなら、きちんとしたものを、だろ。
でなきゃ、出す意味ねーだろ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
コメント
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