裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

韓国問題

2019年07月29日 06時02分17秒 | Weblog
ついに韓国のことを書く。
身構えてもらってもかまわないけど、まあ、当たり前の感覚を書く。
ぼくは、韓国のひとたちとなかよくしたい。
なかよくするべきでしょ。
力を合わせれば、お互いを補完し合える関係とも思う。
失業率が高いのなら、働き手が少ない日本にどんどんきてほしいし、お互いの文化が大好き同士なのはわかってるんだから、自由に行き来したらいいじゃない。
お互いが気持ちよくつき合えれば、世界でいちばんくらいに豊かな経済圏になれるし、文化的にも誇れる地域になれそう。
だけど、古今東西、仲のよろしい隣国、などというものはないのだった。
いろいろと歴史的な問題もあるし、現代的ないざこざもある。
このへんを取っ払えないもんなんだろうか・・・?
こう願うオレでさえ、問題のすべての原因は韓国にある、と考えてる。
一方で韓国のひとたちは、問題のすべての原因は日本側にある、と考えてるのだろう。
その通りだ、とも思う。
そこで、いったんお互いに引き下がれないかね?
どっちも「ごめんなさい」でいいじゃない。
だけど、そうはいかないのだった。
こういうオレでさえ、謝るのは100%韓国の方だろう、と思ってる。
あっちはあっちで、日本謝れ、と思ってる。
堂々巡りとなる。
そこをだね、お互いに同時に、ナシンコにしましょ、とはいかないものか。
このままいがみ合って、「制裁」し合って、ぶっ壊し合ってたら、世界中で両国だけが損をする。
アホな話だなあ、と思う。
こういうオレでさえ、韓国よ、もう少し賢くなれんか?かわした約束くらい守れんか?なんで嘘ばっかつく?常識ってものを知らんか?自分がどれだけ見苦しい振る舞いをしてるか気づけんか?恥ずかしくないか?と思う。
あっちの人々も、たぶん日本に対してそう思ってるんだろう。
交われない。
そこをだな、なんとかひざを折り合えんかな、と切に思う。
相手が少し譲れば、こちらも譲る気になろうというものではないか。
ただ、最初に譲るのはこちらであってはならない、とも思うのだ。
だって、理不尽はあっちなんだもん。
あっちも、きっとそう思ってるわけだ。
かくて、どこにも妥協点は見つからないんだった。
ただ、オレが軽蔑してるのは韓国政府の振る舞いであって、韓国国民じゃない。
あっちもそうだと思いたい。
韓国国民の中にもどうしようもないやつがいるけど。
だけど、日本国民の中にもそれはいる。
んー、人間って。
隣人って。
でもまあ、克服しないわけにはいかない問題ではある。

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整頓中・ラスト

2019年07月26日 21時24分34秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
さんざん書いてきたように、φは、x2=x+1(左辺のx2は、xの二乗)なのだ。
ということは、φを二乗したものは必然的に、φに1を足したものに等しい、ということだ。
おいおいおい、さらっと聞いてるようだが、これって実はすごいことなのでは?
なぜなら、1.618・・・を二乗すると、2.618・・・になるってことなんだから。
んー、これではまだこの不思議さがわかるまいから、こう書く。
1.61803398874989484820458683436563811772030917980576・・・
の二乗は、
2.61803398874989484820458683436563811772030917980576・・・
・・・この深遠さが理解できてる?
同じ数字ふたつを掛け合わせても、小数点以下がどこまでいってもそろうのだ。
こんな数字は、人間には創造し得ない。
それが自然界から発掘された、ってとこがまた不思議だ。
さて、話はここにとどまらない。
φの逆数・・・つまり、1/φ(φ分の1)の解もすごい。
1/1.61803398874989484820458683436563811772030917980576・・・
は、
0.61803398874989484820458683436563811772030917980576・・・
・・・また小数点以下が一致した。
これも証明できる。
x2=x+1、であることから、両辺をxで割って、x=1+1/x、ってことになり、1を移行すると、x−1=1/x、なわけで、これを言語化すると、「x分の1は、xから1引いたものである」となる。
この場合、1.618・・・分の1は、1.618・・・引く1、つまり0.618・・・なのだ。
わかってくれてる?
いやー、不思議だね。
しかしそもそも不思議なのは、最初に戻るけど、一本の直線ABをCって点で分けたとして、その点の位置が無限小数になる、ってことかもしれないよ。
これは逆に言えば、無限小数と無限小数を足し合わせると、整数になる、ってことなんだから。
こんなシンプルな深遠さも、わかってほしいんだよね〜。

おしまい

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整頓中・4

2019年07月25日 18時26分50秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
世の中には奇妙な計算式というのがあって、ルート(√)という平方根の中に√を囲い込んでしまう、ということができる。
「1+√1」の平方根は「√(1+√1)」ってわけ。
√1+√1って横並びの話じゃないよ。
√の軒下に√がおさまってるの。
これを延々と繰り返すこともできる。
√の軒下におさまった1+√1のさらにその軒下に、+√1をおさめる、ってわけ。
言葉で説明すれば、1+√1という平方根の平方根、の平方根を求めよ、となる。
これを永遠に繰り返す。
この解が、なんと1.618・・・という、どこかで聞いたことがある数字になるのだ。
この計算は、実は中学生にもできるものなので、やってみてもいい。
x=全体式とし、両辺を二乗したのち、右辺をxに還元するだけで、「x2=x+1」が導き出せるのだ。
これは、前回に計算してもらったφ(ファイ)の計算式ではないの。
お、キョトンとしてる・・・?
もういっこ、いい?
1+1/1、という分数の分母に、これまた小さな分数を組み込むことができる。
読み上げれば、1足す1分の1足す1分の1・・・となる。
分母の下へ下へと、さらなる分母を組み込んで、積み木細工にしていくわけ。
その連分数を、無限に積み上げてみる。
つまり、1足す1分の1足す1分の1足す1分の1足す1分の1足す1分の1+・・・だ。
この数式も、中学生の数学力で解ける。
x=全体式とすると、右辺の分母はxそのものなので、x=1+1/ xとなる。
両辺にxを掛ければ、「x2=x+1」だ。
x=1.618・・・
またφが現れた。
きみはいったい何者なんだい〜?

つづく

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整頓中・3

2019年07月25日 08時21分30秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
フィボナッチ数列には、ひとつまたぎの二数を掛け合わせると、またいだ数の二乗とひとつ違いになる、という性質もあるよ。
どういうことかというと、つまり、
フィボナッチ数列=1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377、610・・・
の、ひとつまたぎ、例えば3と8を掛けると、24。
ふたつがまたいだ数が5なんで、こいつを二乗すると、25。
ね、ひとつ違いだ。
34とひとつまたぎの89を掛けてみると、3026。
またいだ55を二乗すると、3025。
ひとつ違い。
233×610=142130
370の二乗=142129
ね、不思議だ。
こんな数が、人間の知能によって発明されたんじゃなく、自然界から発掘された、ってことが不思議だ。
これは、人間が生まれるはるか以前から、もともと宇宙に存在してた数の法則なんだ。

さらに話を進めてもいいかな?
黄金比と、黄金の数字「φ(ファイ)」の不思議を話させてもらう。
一本の直線ABがある。
そのABの間に、ABを長短に分かつ点Cがある。
+ーーーーーーーーーーーーーー+ーーーーーーーー+
A C B
ここで、「全体の長さAB」対「分割した長い方のAC」の比は、「長い方のAC」対「短い方のCB」の比に等しいものとする。
AB:AC=AC:CB
この条件を満たすただひとつの比率が1:1.618・・・という黄金比だ。
そして、1.618・・・という数字がφだよ。
この数字を、計算で確認してみる。
全体を分割する「短い方のCB」を1と取り、「長い方のAC」をxとすると、黄金比は(x+1):x=x:1ということだ。
こいつを計算すると、x2=x+1(左辺のx2は、xの二乗)
この式を解くと、x=1:1.618・・・となる。
φ(ファイ)が現れた。
めんどくさいことをさせたけど、ここから信じられないことが次々と起こるんで、どうかこの部分はクリアしておいて。

つづく

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整頓中・2

2019年07月24日 16時51分17秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
ヒマワリの種の分布は、フィボナッチ数列の一例だ。
画像がないんで説明が難しいけど、試みてみる。
ヒマワリの種は、右回りと左回りに配置されてる。
あるヒマワリの個体の、例の敷き詰められたタネの並びをがまん強く数えてみると、右回りが55本、左回りが34本だ。
フィボナッチ数列は、
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377、610・・・
なんで、ちゃんとどんぴしゃにおさまってる。
左回り、右回り、同数になりそうなものなのに、これも不思議な話だ。
さらに、隣り合う種同士の角度を見ると、きちんと137.5度の角度(右回りと左回りの二線の交差)で並んでる。
これが137度でも、138度でも、うまくおさまらない。
この137.5度って角度は、円周360度を黄金分割(1:1.618・・・)した角度で、黄金角という。
要するにヒマワリは、黄金比を知ってて、あの顔面上(花びらをへりにつけた、例の広い円盤面だ)のある一点に一個目を配置したのち、二個目を137.5度の位置に配置する。
さらに三個目は、二個目から137.5度回転した位置。
こうしてぐるぐると137.5度ずつ回した位置に種を配していくと、おなじみの不思議な模様に敷き詰められるってわけなんだった。
黄金角とフィボナッチ数列・・・不思議だね。

さて、フィボナッチ数列が黄金比に収束していく、ってのは、前コラムで説明した。
1、2、3、5、8、13、21・・・の数列上で隣り合う数の比は、数が大きくなるにしたがって、黄金比・1:1.618・・・に近づいていく、ってやつだよ。
これがまた面白くて、
2/1=2(黄金比・1.618・・・よりも大きい)
3/2=1.5(小さくなった)
5/3=1.666(また大きくなった)
8/5=1.6(またまた小さくなった)
13/8=1.625(大きい)
21/13=1.615(小さい)
・・・
こうして数を大きくしていくと、中央に引かれた黄金比の線を「大」「小」「大」「小」・・・と交互にまたぎながら、徐々に誤差を詰めて、黄金比の1.6180339・・・に限りなく近づいてくわけ。
さらに進めてみると、
34/21=1.6190476・・・(0.0010137だけ大)
55/34=1.6176470・・・(0.0003869だけ小)
89/55=1.6181818・・・(0.0001479だけ大)
144/89=1.6179775・・・(0.0000564だけ小)
233/144=1.6180555・・・(0.0000216だけ大)
377/233=1.6180257・・・(0.0000082だけ小)
610/377=1.6180371・・・(0.0000032だけ大)
・・・
ね、どんどん近似値になっていく。
面白いね。

つづく

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整頓中・1

2019年07月24日 16時48分47秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
フィボナッチ数列の話をするけど、今日はかいつまんだ概要だけね。
いずれはくわしく語らせてもらいたい。
なんたって、面白いんだから!
この数列は、次の算数の計算問題から生まれた。
問「ひとつがい(夫婦)のウサギがいます。つがいはひと月で成熟し、ふた月めにもうひとつがいのウサギを生みます。さて、ウサギのつがいは、ひと月ごとにどのような数で増えていくでしょう?」
答「1・1・2・3・5・8・13・21・34・55・・・」
で、これがフィボナッチ数列というわけ。
さて、この世の中には、「黄金比」と呼ばれる比率が存在する。
長方形の紙があって、短い辺を45度の角度で折りたたんだとき、はみ出た長方形が、折りたたむ前と同じ形(相似)になるタイプのものがあるよね。(名刺なんかはこの比率)
これが黄金比といって、1:1.618・・・の比率になってる。
人間にいちばん心地いい比率、とされてるよ。
上のものは、人工的に黄金比をつくった例だけど、この比率は、自然界にこそ存在する。
正五角形の五つの頂点を対角でつなぐと、お星さまが描けるよね。
五芒星とか、ペンタグラムとか呼ばれるやつだ。
あれは、いろんな部分の比率が正確な黄金比になってるんだ。
例えば、頂点を結んだ五角形の一辺と、対角に引いた星の一辺は、正確に黄金比だよ。
人間は、この美しい比率を利用して、人工的かつナチュラルな美を構築しようといろいろに試みた。
パルテノン宮殿やピラミッドなんかにはタテヨコの比率にこの数値が使われてるし、ミロのビーナスやダ・ヴィンチの絵画にもこの比率が応用されてるようだ(ただしこれらは、この比率を用いたから美しいのか、美しくつくったらこの比率になったのかは、定かじゃない)。
さて、フィボナッチ数列に戻る。
この数列には、黄金比との不思議な関連が隠されてる。
フィボナッチ数列の進み方は、かしこいひとならもう気づいてると思うけど、隣り合う数字を足すと、すぐ右の数字になる。
もう一度数列を書き出すと、1・1・2・3・5・8・13・21・34・55・・・だ。
1+1=2だし、1+2=3だし、2+3=5だし、3+5=8だし、5+8=13だし・・・そうした増え方をしていくわけ。
この隣り合う数字の比率が、なんと黄金比に収束していく、というんだよ、びっくりじゃない。
つまり、1:2よりも2:3のほうが黄金比に近くて、それよりも3:5のほうが、さらに5:8のほうが、さらにさらに8:13のほうが、さらには13:21のほうが・・・より1:1.618・・・に近いんだ。
こうして数字を大きくしていくと、限りなく黄金比に近づくというわけ。
不思議だよね。
愉快なのはこれだけじゃなく、自然界の森羅万象が、実はフィボナッチ数列でできてる、という説もあるよ。
花びらの枚数は、ほとんどが数列中の数字のいずれかだ。
木の枝は、フィボナッチ数列に従って枝分かれしていく。
巻貝の渦は、ピタリ数列の比でらせんを描く。
紙をくるくる巻いて、パラリとほどくと、そのほどけ方の比はフィボナッチ数列だ。
ヒマワリの種の配列も、数列に従ってる。
カリフラワー、サボテン、パイナップル、松ぼっくり・・・どの植物の構造も、みんなフィボナッチ数列。
水面の波紋も台風も銀河系の形も、みんなみんなそう。
たのしいね。
あなたも身近で探してみない?フィボナッチ数列。

つづく

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投票率がすごい

2019年07月22日 23時30分07秒 | サイエンス・ガクジュツ的な
選挙が終わりましたね。
国民によるこの判断によって、また今回も特になにが変わるわけでもないわけですが、毎度このブログで言ってることを繰り返させてください。
今回、選挙にいかなかったひとが半分いたんですって。
うはーっ。
お気楽なことです。
わかってんですかね、このことの意味が。
お金持ちは、必ず選挙にいきます。
政治家たちは思います。
お金持ちたちよ、ヨシヨシ、お前らに絶対に損はさせない政治をしてやるぞ。
ジジイも、ババアも、絶対に投票所にいって、世話になってる政治家に投票します。
政治家たちは誓います。
ジジイよ、ババアよ、私は決してお前たちを裏切る政治はしないぞ。
ビンボー人や、忙しがってるやつや、バカは、選挙にいきません。
政治家たちは安心します。
ビンボー人よ、ずっとビンボーでおれ。
忙しがってるやつよ、死ぬまで忙しがってろ。
バカよ、たのむからバカのまま死んでいってくれ。
かくて政治家は、選挙にいかない人間のためには働きません。
政治家は、投票所に足を運んだ人間のためにだけ動きますし、投票所に足を運ばなかった人間を、軽んじ、さげすみ、ちゃっちゃと切り捨てます。
要するに法律とは、投票所に足を運ぶ人間たちのためにできてます。
しかしそれでも、棄権(という名のサボタージュ)をしたひとたちは、精一杯にいきがるでしょう。
「ああ、上等だよ」「政治なんかにゃ頼らねえよ」と。
ぷぷ。
わかっちゃいないところが痛ましいのですが、結局この手の人間がいちばん、政治家にとっちゃ好都合な奴隷なのでした、わんわん。
その態度を、政治家がどう思ってるか、考えたことあります?
「いやー、バカなおひとよ、ありがとうございますー」「すきにやらしてもらいますー」「こうまであいつらをバカにした法律をつくっても文句ひとつ言わないなんて、あいつら便利便利」てなもんですよ。
それだけは覚えとかないと。

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