裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

あの国のエコを考える

2007年09月26日 19時38分39秒 | Weblog
日本ではずいぶん前から「エコだ」「エネルギー節約だ」と熱心ですが、やっとアメリカも「CO2削減じゃ~」と重い腰を上げたようです。
さすがに世界から取り残されてひとりぼっちになるのは、番長のプライドが許さないか。
だけど大ざっぱなあの国のこと、たいして努力もしてません。
やることといえば、ハイブリッドカーに乗ることぐらいか。
それもお金持ちのステイタスの一環なんだけどね。
で、新聞の囲み記事を読んでてハッとしたんだけど、日本政府って何もしてませんよね。
たいした政策もなく、「国民よ、努力せよ」と空疎な音頭をとるのみ。
でも日本国民のエコ意識なんて限界にきてて、アイドリングストップだわ、エアコンの設定は28度だわ、って、あとなにすりゃいいの?ってとこまで追いつめられてます。
一方アメリカは、一年中エアコンは片時も切ることなく入れっ放し、外出は横ちょのコンビニまでいくにも自家用車、ってエネルギー垂れ流しの生活。
なにしろ国民一人当たりのエネルギー消費量が、アメリカは日本の倍以上あるらしい。
これから先、どっちが効率的にCO2削減できるかと言えば、ぜい肉つきすぎのアメリカに軍配が上がるのは間違いない。
もっとがんばれや、番長。
要するに、試合前のボクサーが減量に挑むような日本と、「やせないわ~、やせないわ~」とのたまいつつ、普通のコーラをダイエットコークにしてお茶をにごす肥満大国アメリカ、という構図。
えーかげんに本腰入れんと、ハリケーンは巨大化するばっかですぜ、と忠告してさしあげたい気分です。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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アメリカの姿

2007年09月14日 08時26分00秒 | Weblog
アメリカのふるまいで何がいちばんイライラするかってね、プリングルズ!
まあおいしいけどー、あかんであれはー。
容器がすてられん。
フタはプラスチック、ボディは紙、底は金属って、アタマわるすぎる。
再生ゴミ、可燃ゴミ、不燃ゴミ、三位一体。
しかもボディと底板が一体となった本体はすばらしく頑丈で、まったく切り離せん。
お願いしなくてもポロリとはがれてたちまちバラバラになってしまう中国製品のチープさを見習わんかい!
というわけで、オレは毎回いちいちカッターで、ボディと底板を切り離す作業を強いられるわけなんだが、これがまたあまりにタフな紙を使ってるため、刃が立たん。
紙に負けて、カッターが刃こぼれして、それが飛んで、目に刺さって、失明するのでは?という恐怖と戦いつつ、オレは今日もプリングルズのパッケージに刃を立てるのだ。
とにかく切断に大変な労力を費やしながら、呪詛を吐きちらす自分にも嫌気がさす。
だったら買うなよ、つー話なんだけど、これがつぎつぎと新しい味の新製品を発売しよるもんやから、買わずにはいられない。
なのに食べてみたら、味は似たりよったりやし・・・
まったくけしからん話やないですか。
でかい、頑丈、中身大ざっぱ=まさにアメリカそのものの姿。
環境問題を語りたいなら、プリングルズからなんとかしろ!アメリカ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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破壊者

2007年09月08日 09時23分38秒 | Weblog

台風にやられました・・・
首都圏がものすごい風雨にじゅうたん爆撃された、明くる朝、陶製のポストが落っこちてました。
太いひもで結わえられて、強風の中をへいに必死でしがみついていたにちがいない彼は、まっぷたつに割れて、足もとに。
だけど固く固く焼き締めたおかげで、バラバラになることなく、きれいな裂け目をさらしてます。
「軟質な陶器は欠ける」「硬質なものは割れる」のは常識ですが、森魚工房の高温焼成が功を奏しました。
接着剤で修正。
また今日から働いてもらおう。(二代目も制作しちゃうけど)
それにしても台風の力ってのはすさまじいっすね。
最近「警戒態勢」が敷かれても、言うだけ番長みたいなだらしないのばっか上陸してくるもんだから、油断してました。
やっぱやつらは強いっす。
しかもこの壊れかけの地球の環境に助けられて、やつらはどんどん苛烈に、凶暴に成長してるんじゃなかろうか?
それは成長でなく、更新された、と表現すべきかも。
ニンゲンがあまりに自然を破壊するもんだから、それを回復しに、彼らは派遣されてくるわけです。
こんなにも広大な地表面をコンクリートでコーティングしたら、そりゃ地球だってむずがゆくなって、かきむしりたくもなりますわ。
そんな思いで「台風のツメあと」ってのをテレビ画面に見ると、そこには自然そのものの土と水の景色がありまして。
容赦なしに荒し、蹂躙し、痛めつけるニンゲンに対し、自然は自身を守ろうと、全力でたたかってるのでしょうか。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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