ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

630 幸運を呼ぶ石

2007-03-27 00:33:32 | Weblog
※2ヶ月ほど前にSAで買ったジャガイモ。
ビニール袋のまま台所のすみに放置していたらこんなになっていた。
ちょっとショック   見たい人だけクリック♪


午前中、ソファーに寝転がって 「次郎物語」 を読む。
ヤンチャな次郎が可笑しく、ヒイヒイ笑いこけてしまうのでなかなか読み進まない。

笑い疲れてテレビをつける。
もちろんショップチャンネルだ
きょうは 「ガムランボール」 というのをやっていた。
振ったら音の鳴る小っちゃい玉で、インドネシアでは昔から 「魔よけ」 として伝わっているらしい。
ペンダントやブレスレットに加工してあって、15000円とけっこうな値段がついていた。
最初は 「フン、こんな子供ダマシみたいなもん買う人っているんだろうか」 と思ってみていたが
そのうちにナゼか段々欲しくなってきてしまった。
(以前にも似たような気持ちになった事があったなぁ・・) とボンヤリ考えているうちハタと思い出す。

よく週刊誌や雑誌のウラなどに、これであなたも億万長者! 願い事がかなうミラクル○○
などと書いてあるアレだ。
お札の束に埋もれたり、ポルシェに寄りかかったり、カワイイ女の子とピースサインなんかしている写真も掲載されている。
値段は大体12000円ぐらいだったかなぁ。
価格ごとに等級が設定されていたように思う。

いつものように、読み終わった週刊誌のウラページをじーっと見ていると、突如そのミラクル○○が欲しくなってきた。
普段はモチロン 、「あはは、バッカみたい!  こんなん買う人いるワケないやーん」 と笑い飛ばしているのに・・
ナゼだろう、その時はまるで神の啓示のように突然 (イヤ、もしかしたら・・もしかするかも!) という気持ちがムクムクと沸いてきたのだ。

「ねえ・・・」
「ん、何?」
「この写真さ、本当かなぁ」
「エ、どれ? (札束にまみれている写真を見て) んな事あるワケないやろ」
「でもさ、これ真っ赤なウソだったらマズイんじゃないの? ナントカ法違反とか」
「うーん・・・どうやろう」
「違法なものがこんなに堂々と載ることってないと思うんだけど」
「そうかな」
「そうだよ! 今の世の中あんまりアコギな商売できないよ、消費者センターとかだってあるんだし」
「・・・・・・・・・」
「私さぁ (ちょっと言いにくそうに) このミラクル○○買ってみようかな」
「エエ~~~っ?  気は確か??」
「だってこの石の効能って、科学的にもちゃんと証明されてるみたいだし」
「あんまりアホなこと言わんときよ、こんなの本当のはずないやろ」
「じゃあこの写真はニセモノってこと?」
「アッタリマエやろ」
「それじゃあ詐欺やん」
「そりゃそーやろ」
「じゃあなんで誰も訴えないし文句も出ないのよ」
「それは (ちょっと詰まりながら) ギリギリの線でやってるんやと思うで」
「でも10000円ちょっとでこんな夢が見れるんなら安いものだと思うけどなぁ」
「ハア? そんなんやったらオイシイ肉でも食ったほうがナンボかマシやで」

夢のないN・・・・

結局このミラクル○○は買わなかった。
いや、本当はNに内緒で買い、その効果を見せしめて驚かそうと思ったのだが、どのランクの商品にするか迷ううち、いつの間にか忘れてしまっていたのだ。

人間は愚かな生きものだ。


夜、増田五段からTEL。
きょうはNが仕事で居なかったので私が用件を聞く。

「あの・・今回の森先生のお祝いを弟子で何かしたいと思ってるんですけど・・」

それはウレシイ 大いに期待して待つ事にしよう。


おわり
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 629       研究会... | トップ | 631      源さん、... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こころがわり (大分のおじさん)
2007-03-27 00:57:59
「こころがわり」というものは本当にありますね。

さっきまでこう思っていたのに次の瞬間には違う方に動く。我がこころなれど当てにならないものです。自分でもどうにもならない心の揺れ、その為に何度人生で過ちを繰り返したことでしょう。

>人間は愚かな生きものなのだ。

まことにその通りであります。

今回は師匠のためにお弟子さんたちがひと肌脱ごうということでしょう。いいことですね。
返信する
大分のおじさんさま (ルン)
2007-03-27 08:43:31
おおっ!!
なんと1時前のカキコミですね
私も昨夜はチョビッとだけ早寝でした


>「こころがわり」
>「自分でもどうにもならない心の揺れ」

若い頃はそれが元で苦しむことも多いですよね。
でも、言い方を変えれば 「人間らしいなぁ」 とも思います。
歳とともに老獪になってくると、失われていく部分かも知れませんね。

返信する
ショップチャンネル (kobecco)
2007-03-27 09:27:07
 ショップチャンネルはお祭りの夜店の啖呵売のようなものでしょうか?嘘だとわかっていてもおじさんの語りについついひきこまれて、布袋さんの置物とか買ってしまうあれですね。子どものころ門戸厄神のお祭りでおじさんの語りを聞きにいくのが楽しみでした。
返信する
Unknown (osaki)
2007-03-27 18:02:06
ナチュラリストとして有名なルン様の自然を愛する心が表れた、
野味溢れるジャガイモの写真でした。
返信する
kobeccoさま (ルン)
2007-03-27 23:00:09
夜店の啖呵売で布袋さんの置物が登場するとは知りませんでした

門戸厄神のお祭りは行った事がないのですが、「バナナのたたき売り」 や 「ガマの油売り」 なんかがあればゼヒ見てみたいものです。

そういえば 「啖呵売」というコトバも初めて聞きました。
「たたき売り」 と同義語と解釈して良いでしょうか。
返信する
osakiさま (ルン)
2007-03-27 23:05:33
>野味溢れるジャガイモの写真

この写真のアップに関しては、「離婚1歩手前状態」 になるほどのイサカイがありました。

でも、こうして
マークがつくほど喜んで下さる方がいらっしゃるだけで、戦い抜いて無事アップしたかいがあるというものです。

これからもちょっと危険な写真のときは、フォローをヨロシクお願い致します
返信する

コメントを投稿