ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

2970    バラ園  カラカラ  水

2010-05-19 10:03:33 | Weblog
※ 
  この赤い三角コーンさえ無ければなぁ・・・
  荒牧バラ園地下ホール “瞑想の空間” にて。
  クリック♪

17日(月)は先月に引き続き、またまたZさんが現れる。
今回もホテルの修行(???)だそうで、仮面ライダーによく似た中華バイクで、山形から18時間かけて関西入りされた。

お昼到着。
サンドイッチを食べたあと荒牧バラ園へ向かう。
本当は、<バラ園散策> → <カラカラテルメでローマ風呂> → <ワインで夕食> の豪華コースを考えていたのだが、「カラカラテルメはいらん!」 と二人の猛反発に遇う。
「・・・・・第一なあ、もうやっとらんかも知れんで。 最後に行ったの、もうずいぶん昔やもん」
「すでに廃墟と化してるかも知れませんよ」


アッタマに来て調べてみると・・・・・・・・・・・・・・・・本当にもうやっていないようだった

チボリ カラカラテルメ


ガッカリしながらバラ園へ。
バラはみごとな満開だったが人出もすごい。
ハナミズキの下では宴会真っ最中の老人グループが陣取り、すっかり出来上がった御夫人がひとり気炎を上げている。
大好きなブルーバユーをZさんに教えるが、あまり感動しなかった。

アンネのバラを見たあとエレベーターで地下へもぐる。
 “静寂と瞑想の空間” と呼ばれる地下ホールだが、今までの人波がウソのようにガランと静まり返っている。
ヒンヤリとした空気の中、豆粒のように刻まれた寄付者名簿や、頭上に垂れ下がる千羽鶴をボンヤリ眺める3人。
この一見不毛ともとれるような行為が、実はもっとも大切なのかも知れない。

バラ園を出てカラカラテルメへ向かう。
本当にやっていないのかどうか、この目でしっかりと確かめてみたかった。
ゴミ処理場脇のせまい道路を走り、行き過ぎていったんUターンしてから駐車場へ入る。
クルマを降りてすぐのミュロンの円盤投げ像に、青いホースが引っかけたままになっている
白亜のライオンが迎える豪華玄関へ近寄るが、当然自動ドアは開かず。
ガラス戸越しに見える室内は少々薄暗いものの、営業していた当時と全く変わりない。
エントランス右手のフロント(以前、パンツを失くしたNがお世話になった)、いつも閑古鳥の鳴いていたミヤゲ物コーナー。
ドア付近にまとめられた大型観葉植物はどれもイキイキとしている。
随所に置かれたギリシャ彫刻、天井を彩る巨大シャンデリア・・・・
ひとつひとつ眺めながら、だんだんと胸がいっぱいになってくる。
流れるプール、のりおよしお、大温室風レストラン・イグアス・・・・・・遠い日の思い出とともに、またひとつの時代が終わってしまった。
思い思いに記念撮影をしたあとクルマへ戻る。
ここから見えるカブト山はオモシロい形だが、もう見ることもないだろう。


帰宅後、ちょっと早めの夕食。
ふだん外食ばかり(であろう)Zさんのためにと、野菜中心のヘルシーメニューにしたのだが
いざテーブルへ出すと、単なる手抜き貧乏料理になってしまった
前に愛媛母が来た時もそうだったが、“体にやさしいメニュー” は、今後充分に注意しなければいけない。
備忘録として、いちおうメニューだけは書き残しておく。

●切り干し大根のサラダ風 ●なすの甘辛煮 ●カボチャの豚肉あんかけ ●鶏ミンチと豆腐のハンバーグ

食後は <森家で選ぶおいしい水コンテスト第1回>
初回のこの日は、 四万十の源水 と 海の深層水 と 屋久島縄文水 の3本。
まず各自に3種類の水を入れた紙コップを配り(もちろん銘柄はわからないようにして)、おいしかった順に、1位2位3位の札の列へ並べてゆく。
まず、「わっ! まずーい!!」 の紙コップが並ぶ。
「まずいんなら間違いなく硬水ですね」 Zさんの冷静な声が響く(ホントかな?)
あとの2本は似たような味だったが、結果は

N 1位 四万十の源流  2位 屋久島の縄文水  3位 海の○○○


私とO崎さんは  1位 屋久島  2位 四万十  3位 海の○○○


1番不評だった 『海の○○○』 のラベルを見ると、“硬度1000” と書いてある。
Zさんの言うとおりだ。 一同感心する
(ただし、味は悪くとも、硬水には硬水のメリットがあるようです)

泊まりの予定だったZ氏だが、やっぱりホテルの修行ということで9時過ぎに家を出る。
最後の最後にバイクのカギが無くなり大騒ぎになるが、ルンルン探偵事務所が無事解決、平和に出発することができた。


Zさん、これからは宝塚に足を向けて寝ないように
それでは、北海道春の旅も気をつけて行ってらっしゃい
コメント
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