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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

太田川に枯れ尾花を追う!

2020-12-16 07:26:00 | 散歩道

 今冬初めての寒波がやってきました。暖かさに慣れた身体には堪えそうな冷たい天気でしたが、歩いてみると冷たい風が肌を摩る久々の新鮮な感覚でもありました。久し振りに近場の太田川河畔を歩きました。河畔に季節外れの遅咲きの花などはありましたが、季節に従順なものは何と言っても冬の乾いた空気に揺れる枯れ尾花でした。河畔のあちこちで揺れる枯れ尾花を追ってみました。〔12月14日(月)〕

↓ 太田川の氾濫原の土手で穂を開き切った枯れ尾花の群落です。

↓ 枯れ尾花の足元まで最接近しました。人間の背丈を遥かに超える枯れ尾花の原っぱが広がっていました。

↓ このところ殆ど雨の降らない広島です。冬の太田川は渇水状態ですが、今年は特に顕著な気がします。

↓ 対岸の枯れ尾花の原っぱが逆光の中で真っ白に輝いていました。

↓ 枯れ尾花の群落の先に流れ下って行く太田川の流れがありました。この辺りに落ち鮎の産卵場があり、先日の新聞報道では今年は30万尾の産卵鮎の姿が確認出来たとのこと。太田川の鮎復活の朗報でした。

↓ 川向うに武田山を仰ぎ見る河岸の枯れ尾花群落です!

↓ 冷たい季節風に同じ方向に穂を傾けた尾花たちの姿は冬の風物詩です!


広島菜の産地・川内を歩く

2020-12-15 06:08:00 | 散歩道

 歳末が近くなってくる程に広島菜漬が気になってきます。信州の野沢菜漬、九州の高菜漬と共に日本三大菜漬の一つとされる広島菜漬ですが、広島市安佐南区の川内地区がその原料の広島菜の生産と漬け込みの中心地となっています。歳末贈答商品としても人気が高く、これから年末にかけて漬けこみと出荷に多忙を迎えます。今はまだ嵐の前の静けさといった佇まいの川内地区を暫し散策しました。〔12月13日(日)

↓ 広島菜は主に川内地区の住宅地の中の畑で育てられています。

↓ 広島菜は採り入れ前には一株が1~2㎏と随分と重く大きないものになります。

↓ 丁寧に植え込まれ見事に整列した広島菜が育っていました。

↓ 川内地区で育てられた広島菜はほぼ全量が広島菜に加工されるとのことです!

↓ 冬の陽射しを浴びてよく育っている広島菜です。採り入れまでにはまだまだ大きく育たなくてはいけません

↓ 住宅地の開発や他の野菜への転作などで広島菜の作付け面積が年々減ってきているように感じ、ちょっと心配です。

↓ 阿武山(596.2m)を仰ぎ見る川内地区の畑で広島菜は育てられています!

↓ 川内地区にある広島菜の工場前に生産する商品ラインが並べられていました。

↓ この日の漬け込み作業が終わった工場をちょっと覗き込みました。


秋色の広島城址公園

2020-12-14 06:40:12 | 散歩道

 二葉の里から始めたこの日の広島市街地ウォーキングの終着は広島城址公園としました。広島城址公園には紅葉する樹々はさほどありませんが、それらの幾つかを拾いながら城址とその周辺を歩きました。〔12月9日(水)〕

↓ 城址公園内の紅葉した樹越しに広島城天守閣を望みました。

↓ 東御門の近くの園内の叢林の中にまだ色付き始めたばかりと思えるカエデの樹がありました。この先この樹はどんな色合いに変化するのでしょうか!?

↓ 護国神社から天守閣に向かう遊歩道沿いに見事に深紅に染まったカエデの樹が幾本かありました。

↓ 広島城天守閣正面です。この日は臨時に閉鎖されていましたが、12月12日(土)からはCOVID-19禍で暫く閉鎖が続くようです。

↓ 広島城址公園のドングリは今年は豊作だったようです。落下したドングリが樹下に山となるほど溜まっていました。
山となる程

↓ 護国神社前の売店で日本酒アイスが販売されています。未賞味だったので試食がてら買い求めました。

↓ お店の方の説明ではこの日本酒アイスのアルコール度は0.9%程度で、風味付け程度のものとのことでした。

↓ 西堀越しに見た広島城天守閣です。

↓ 広島城址公園西側の基町アパート群沿いの国道54号線にはタイワンフウの並木が続いています。

↓ ここのタイワンフウも綺麗に紅葉していました。


裁判所敷地のタイワンフウ&銀杏並木

2020-12-13 06:51:59 | 散歩道

 広島地方裁判所の敷地に高く大きなタイワンフウの樹があり、それがちょうど紅葉していました。この裁判所のタイワンフウほどの大きさの樹はなかなか見ることは出来ないかと思います。ほぼ紅葉のピークかと思われるその姿には圧倒的な存在感がありました。裁判所の裏手の通りには広島市には珍しい銀杏並木がありますが、こちらは散り果て寸前で、ちょっと訪ねるのが遅すぎたようでした。〔12月9日(水)〕

↓ 裁判所正面西側の敷地内に見事に紅葉したタイワンフウ(マンサク科フウぞ属)が立っています。

↓ 敷地内には入れませんが、前面の歩道から見上げればその大きさがよく理解出来ます。

↓ 一本の樹ではなく、この存在感は4本の樹の力の集積のようです!

↓ 黄金色に輝く樹と白い雲の対比が鮮烈に感じられました!

↓ 深紅のカエデと黄金色のタイワンフウとの大きな樹のコラボレーションです。秋深しといったところでしょうか!

↓ 敷地西側の中国放送前から見上げたタイワンフウの姿です。

↓ 裁判所のあるブロックの北側の広島拘置所と逓信病院との間の通りの銀杏並木は残念ながら殆ど散っていました。

↓ 広島拘置所側の歩道に続く銀杏並木に少しばかり黄葉が残っていました。

↓ 銀杏と塀の壁画の対比がいつもながら珍しくも良い味わい感を醸しています。

↓ 広島拘置所北東角の壁画と黄葉を少し残した銀杏並木です。葉をたわわに纏った頃に来てみたかったのですが・・・、今年は残念!


縮景園の紅葉はなお美し!

2020-12-12 05:44:00 | 散歩道

 まだ縮景園の紅葉は続いています。人々のこころが騒ぐ11月の紅葉よりも初冬の冷え込みに鍛えられた12月の紅葉の方が遥かに透き通ってきて見事です。二葉の里に冬咲きの花を訪ねた足で再び三度縮景園を訪ねました。短時間の積もりが艶やかな紅葉に心を奪われて長い滞在となりました。〔12月9日(水)〕

↓ 艶やかな色合いに変って圧倒的な存在感に満ちた縮景園の紅葉を満喫しました!

↓ 穏やかな初冬に一日、色合いを深めた紅葉が濯纓池(たくえいち)に映り込んでいました。

↓ 超然居越しに濯纓池西岸の紅葉群を眺めました。

↓ 薬草園にむかう裏道を黄金色のカエデが覆っていました!

↓ この季節の紅葉は鋭利で透き通った感じがします!

↓ 濯纓池の入江も初冬の紅葉に包まれています。

↓ 明月亭も紅葉に包まれていました。

↓ ツツジの植え込みも深紅に染まる。

↓ 園内北西隅の丘の上のカエデも深紅に染まっていました!

↓ 北西隅の丘に立つ楠の大木もその足元が錦色に覆い尽くされていました。

↓ 小丘を覆うカエデは今その色合いの極致かと思います。

↓ 濯纓池西岸のカエデの森も深紅の極に達しているようでした。

↓ 季節移ろう図!

↓ 穏やかな初冬、濯纓池も燃えるよう!

↓ われらは池面で紅葉狩り!

↓ 木漏れ日射す園内の片隅!