今冬初めての寒波がやってきました。暖かさに慣れた身体には堪えそうな冷たい天気でしたが、歩いてみると冷たい風が肌を摩る久々の新鮮な感覚でもありました。久し振りに近場の太田川河畔を歩きました。河畔に季節外れの遅咲きの花などはありましたが、季節に従順なものは何と言っても冬の乾いた空気に揺れる枯れ尾花でした。河畔のあちこちで揺れる枯れ尾花を追ってみました。〔12月14日(月)〕
↓ 太田川の氾濫原の土手で穂を開き切った枯れ尾花の群落です。
↓ 枯れ尾花の足元まで最接近しました。人間の背丈を遥かに超える枯れ尾花の原っぱが広がっていました。
↓ このところ殆ど雨の降らない広島です。冬の太田川は渇水状態ですが、今年は特に顕著な気がします。
↓ 対岸の枯れ尾花の原っぱが逆光の中で真っ白に輝いていました。
↓ 枯れ尾花の群落の先に流れ下って行く太田川の流れがありました。この辺りに落ち鮎の産卵場があり、先日の新聞報道では今年は30万尾の産卵鮎の姿が確認出来たとのこと。太田川の鮎復活の朗報でした。
↓ 川向うに武田山を仰ぎ見る河岸の枯れ尾花群落です!
↓ 冷たい季節風に同じ方向に穂を傾けた尾花たちの姿は冬の風物詩です!