遠征撮影会も午後遅くなってきて下り坂との天気予報通りに空は厚い雲に覆われてきてしまいました。三次市作木町から江の川を渡って安芸高田市高宮町に入り「佐々部のカキノキ」に立ち寄りました。広島県指定の天然記念物の推定樹齢270年、樹高12メートル、胸高幹囲2.31メートルという果木としては類い稀な巨木でした。薄暗ささえ感じてしまうほどの厚い雲の下で見る巨木はシルエットに近く、沢山付けていた柿の実も小さな黒い点としか見えない程でした。何とか写真にしたいと四苦八苦した結果を掲出してみました。〔11月18日(日)〕
↓ 風格を感じさせる佐々部のカキノキの幹の周りに山柿に近いほどに小さなその樹の実が見えています。
↓ 複雑に伸びた枝の先に沢山の柿の実が稔っていました!
↓ 枝垂れるように伸びた枝の向こう側には棚田の景観が広がっていました。
↓ 曇天にシルエットとなった「佐々部のカキノキ」の全貌です!
↓ 「佐々部のカキノキ」の下部はなかなかに力強い張り具合でした!
↓ カキノキから見渡した棚田の上に広がる佐々部の集落です。
↓ 棚田に耕作放棄された区画が多いことが気懸りでした!
↓ 家屋も塀も倉庫も総漆喰の立派な居宅が構えていました。
↓ 庭の一角に安芸高田市指定天然記念物のクスノキがある歴史ある建物のようです!(県北の寒地ではクスノキは珍しい樹木のようです!)
↓ たわわに稔ってはいましたが、夏の渇水もあってか実は大層小振りでした。
↓ 典雅ささえ感じさせる大小の枝の伸び様でした!
↓ 十分に熟してきた柿の実です。天然記念物の樹になる実が採取されることはないのでしょうね!!
↓ 木守り用に打ってつけではありますが・・・・・!