修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

佐々部のカキノキ(安芸高田市高宮町)

2018-11-25 10:48:26 | 散歩道

  遠征撮影会も午後遅くなってきて下り坂との天気予報通りに空は厚い雲に覆われてきてしまいました。三次市作木町から江の川を渡って安芸高田市高宮町に入り「佐々部のカキノキ」に立ち寄りました。広島県指定の天然記念物の推定樹齢270年、樹高12メートル、胸高幹囲2.31メートルという果木としては類い稀な巨木でした。薄暗ささえ感じてしまうほどの厚い雲の下で見る巨木はシルエットに近く、沢山付けていた柿の実も小さな黒い点としか見えない程でした。何とか写真にしたいと四苦八苦した結果を掲出してみました。〔11月18日(日)〕

↓ 風格を感じさせる佐々部のカキノキの幹の周りに山柿に近いほどに小さなその樹の実が見えています。

 ↓ 複雑に伸びた枝の先に沢山の柿の実が稔っていました!
 

 ↓ 枝垂れるように伸びた枝の向こう側には棚田の景観が広がっていました。

 ↓ 曇天にシルエットとなった「佐々部のカキノキ」の全貌です!

 ↓ 「佐々部のカキノキ」の下部はなかなかに力強い張り具合でした!

 ↓ カキノキから見渡した棚田の上に広がる佐々部の集落です。

 ↓ 棚田に耕作放棄された区画が多いことが気懸りでした!

 ↓ 家屋も塀も倉庫も総漆喰の立派な居宅が構えていました。

 ↓ 庭の一角に安芸高田市指定天然記念物のクスノキがある歴史ある建物のようです!(県北の寒地ではクスノキは珍しい樹木のようです!)

 ↓ たわわに稔ってはいましたが、夏の渇水もあってか実は大層小振りでした。

↓ 典雅ささえ感じさせる大小の枝の伸び様でした!

 ↓ 十分に熟してきた柿の実です。天然記念物の樹になる実が採取されることはないのでしょうね!!

 ↓ 木守り用に打ってつけではありますが・・・・・!


迦具神社の大銀杏(三次市作木町香淀)

2018-11-24 03:53:23 | 散歩道

  江の川カヌー公園を後にして今回の遠征撮影会のメインステージといった位置付けの作木町香淀の迦具(かぐ)神社の大銀杏を訪ねました。広島県指定の天然記念物の推定樹齢600年、樹高約32メートルという老大木です。特徴的なのは通常の扇状の葉のほかにラッパ状の葉も付けており、大変に人気の高い銀杏の樹になっています。この日はちょうど見頃の色付きとあって、近くの道路に長い縦列駐車の列が出来るほどの多くの観光客の姿がありました。〔11月18日(日)〕

↓ 高台から俯瞰した見頃を迎えた大銀杏の樹のある迦具神社の全景です。

↓ 32メートル程という樹高は高台から俯瞰しても圧倒的な高さです!

 ↓ 大銀杏は根張り周囲17メートル、胸高幹囲7.28メートルという広島県内の銀杏では3番目の大きな樹とされています。

 ↓ 遠望してもラッパ状の落葉を捜している人の姿が目に留まりました。

 ↓ 樹は地上4~5メートルのところで南北の二大支幹に分れて上に伸びています。

↓ 南北の2支幹は地上8~10メートルのところでそれそれ5~6本の大枝に分れて、箒状に開いた樹冠を形成しています。

 ↓ ラッパ状の葉を探す親子の姿がありました。

 ↓ 銀杏の落葉で遊ぶ可愛い訪問者の姿もありました。

↓ 境内に堆く積もった銀杏の落葉ですが、ラッパ状の葉を見付けるのはなかなかに難しいものでした。

 ↓ 拝殿越しに見た境内の様子です。ラッパ状の葉を探す人の姿がここでも多く見掛けました。

 ↓ 我々のメンバーの一人が貴重な葉を見付けたようです!きっと幸運に恵まれることでしょう!

 ↓ ここにも静かにラッパ状の葉を探す人の姿がありました。老若男女の多くの人達が探していました。

 ↓ 大木にはやはり神性を感じます!

↓ 迦具神社のすぐ近くにあった宮が滝。
 


「江の川カヌー公園さくぎ」の秋景色

2018-11-23 06:35:56 | 散歩道

  作木の魅力のひとつは何と言っても江の川の流れでしょうか! 上作木の八幡神社を後にして県道62号線を少し走ると江の川の畔に出合い、そこから暫し上流方向に川沿いの国道375号線を走って「江の川カヌー公園さくぎ」に辿り着きました。この日はこのカヌー公園の一角にある2本の大きな銀杏の樹を撮影することが目的でした。季節外れで江の川の川面にカヌーの姿はありませんでしたが、川辺を楽しく歩きながら江の川の自然の中に泰然と立つ色付き始めた大銀杏をカメラに納めることが出来ました。〔11月18日(日)〕

 ↓ カヌー公園の端っこに2本の大きな銀杏の樹が立っていました。色付きが遅いようでまだ緑の色合いが濃く残っていました。

 ↓ 江の川の流れを見下ろす川縁に立つ大銀杏です。

↓ 江の川の氾濫原まで下りて銀杏の樹を見上げれば、秋色に色付いてきた周囲の山々の景観の中に見事に溶け込んでいました。

 ↓ 銀杏の樹越しに江の川の流れを俯瞰しました。

 ↓ 銀杏の樹下に作木の名産品の柚子が実っていました。

 ↓ 色付き始めた江の川沿いの山々!

 ↓ カヌー公園内の黄金色のカエデ、後背は色付き始めた川縁の山肌です。

 ↓ カヌー公園の対岸には今春廃線となったJR三江線の高架が残っていました。

 ↓ 季節外れで川面にカヌーの姿はなく、とても静かなカヌー公園でした。 


銀杏の落葉に彩られた上作木の八幡宮

2018-11-22 06:23:44 | 散歩道

 遠征撮影会一行は三次の市街地を離れて布野へ。残念ながら期待していた銀杏や紅葉はすっかり葉を落としており、道の駅「ゆめランド布野」でちょっと早い昼食を摂りました。昼食後に布野を後にして作木へと向かいました。布野と作木の間の便坂トンネルを抜けて暫く走った上作木にある八幡神社に差し掛かると、境内の銀杏にまだ葉が残りつつも社域一面その銀杏の落葉で覆われていました。小さな神社ではありましたが、将に期待していた通りの銀杏の落葉の情景で、暫くバスを停めて 撮影という段取りとなりました。〔11月18日(日)〕

 ↓ 八幡神社拝殿前から見下ろした銀杏の落葉に覆われた拝殿に続く参道と石段。

 ↓ 大きな銀杏の落葉で黄金色の境内と化した上作木の八幡神社です。

 ↓ 拝殿前から俯瞰した参道と石段の全景です。門前を県道が走っています。

 ↓ かろうじて葉が残っていた境内の大銀杏です。この樹の落葉が境内と隣家の庭を埋めていました。

 ↓ 上作木の行く秋の情景です!

 ↓ 秋のハーモニー! 菊と落葉!!

 ↓ 秋深まる上作木! 八幡神社の境内から隣家の庭を眺めました!!

↓ 紅い実を付けた灌木が黄金色の世界で存在感を示していました。

 ↓ 八幡神社の境内から見た隣家の黄金色の庭!

 ↓ 黄金色のカエデと赤瓦の屋根の景観が秋の深まりをより感じさせます!

 


紅葉の尾関山公園(広島県三次市)

2018-11-21 07:58:27 | 散歩道

 秋の遠征撮影会の続編です。三次市の鳳源寺を回遊した後、バスを停めていた直ぐ近くの尾関山公園に戻り許された時間いっぱい園内を歩いてみました。春の桜の季節にはよく来る公園ですが、秋の紅葉の盛りの頃にはなかなか来れなかった所です。 園内は落葉が全体に積もって紅い絨毯を敷いたような状態でしたが、彩鮮やかな葉もかなり残っており、将に燃えるよう紅葉の公園を堪能することが出来ました。〔11月18日(日)〕

↓ 尾関山公園の駐車場脇に築かれた庭園が色鮮やかな紅葉に包まれていました。

↓ その庭園の中ほどにも阿久利姫の像が建てられていました。

 ↓ 小山に開かれた園内に入ると夥しい紅葉群で、既に落下した葉で地面は紅の絨毯を敷いたような様子でした。

 ↓ 小山の頂点にある展望台に向かう道筋にもモミジの並木が続いていました。どこを見ても紅い世界でした!

 ↓ 紅い絨毯状の地面に我々の影が落ちていました!

 ↓ 展望台の下の公園の最高地点に立つ紅葉した樹々です!春の桜より秋のモミジの樹の方が濃密に植えられているようです!

 ↓ 園内頂点部の実に素晴らしい紅葉です!

 ↓ 展望台からは眼下に流れる江ノ川、その先に広がる三次の市街地が眺望出来ました。

 ↓ 展望台の上からその直下を見てみれば、そこは紅葉した樹々が密林状態でした!

 ↓ 展望台を囲む壁に開かれた窓からも紅い紅葉群が覗いていました。

 ↓ 上り来た方向とは反対の南に下る斜面にも見事な紅葉群が広がっていました。

↓ バスに戻る時、堆く積もった紅い落葉の中を抜けて下って行きました!

 ↓ 園内何処も紅い落葉に覆われているようでした。