九州・福岡を訪ねる途次、昨年の夏に世界遺産に登録された宗像大社(辺津宮)に立ち寄りました。予定していなかった訪問であったため準備不足ではありましたが、広い神域を歩き、8万点にも及ぶという国宝の沖ノ島神宝などを拝見するにつけ、古代玄界灘に君臨し対馬海峡・朝鮮海峡を内海のように知り尽くした海人・宗像一族の気宇壮大な世界を改めて想起することが出来ました。〔11月5日(月)〕
↓ 入るとすぐ宗像大社の拝殿前となる神門です。
↓ 拝殿に掲げられた「宗像宮」の額です。
↓ 宗像大社本殿です、1578年(天正6年)に再建された桃山様式の建物で国指定の重要文化財とのことです。
↓ 昭和29年~46年までの沖ノ島発掘調査を受けて建てられては博物館の「神宝館」です。8万点にも及ぶ国宝・沖ノ島神宝を中心にした社伝の宝物を収蔵、展示しています。
↓ 沖ノ島神宝の一つの「金製指輪」です。内径1.8㎝の純金製で、1500年前に新羅から渡来したと伝えられています。神宝館では「沖ノ島国宝展×藤原新也展」(11月30日まで)が開催されていました。
↓ 本殿を囲んで22の小振りの社殿が並んでいます。この中には121にも及ぶ末社が祀られているとのことです。
↓ 境内に立つ御神木の楢で、樹齢は550年に及ぶということです。
↓ 鬱蒼と樹々が繁る広い神域の中に伸びる参拝道です。
↓ 境内には宗像三宮を構成する第二宮(沖ノ島・沖津宮)、第三宮(大島・中津宮)も祀られており、ここ総社で三宮すべてに参拝可能です。
↓ 高宮祭場へと静謐な参道が伸びていました!
↓ 正面参道沿いに設えられた心字池です。 ↓ 正面参道から神門を望む。
↓ 境内では西日本菊花展が開催されており、沢山の見学者の姿がありました。