2か月余ぶりに愛媛へ。夕刻に馴染みの重信川堤防上の散策路を歩いてみると、堤防が見慣れない茫漠とした雑草に覆われていることに気付きました。近付いてみると8月に広島の太田川でも出逢ったシナダレスズメガヤ(イネ科スズメガヤ属)のようでした。日本生態学会が日本の侵略的外来種ワースト100の一つに選定している要注意外来植物です。これほどの規模で繁茂しているのを見るのは初めてのことでした。〔11月5日(金)〕
↓ 重信川左岸堤防の下流方向を見渡すと、なだらかな堤防の法面がススキよりも繊細な雑草の穂で覆われているのが見えました。
↓ 近付いてみると、堤防内側の法面にシナダレスズメガヤが穂を出して群生していました!
↓ ここは隣に泉水公園を造るために、つい最近堤防を改造したところです。まさかそこに要注意外来植物の種を撒いたとは思えないのですが、自然体でこれほどの規模の群落が育つとも思えないところです・・・・!?
↓ シナダレスズメガヤが繁茂した堤防の先に皿ヶ嶺連峰の稜線が覗いていました!
↓ シナダレスズメガヤの群落の中に、見慣れないこんな花が咲いていました。ノゲイトウ(ヒユ科ケイトウ属)の一種のようです!
↓ 堤防の先に横たわる山脈は東温アルプスの峰々です。