修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

城南宮のしだれ梅を訪ねる

2020-03-08 07:41:39 | 散歩道

 今回の関西への旅は一日目に大相撲朝稽古、堺、神戸と遊び京都に宿を取りました。その2日目は前日の好天の裏返しで行動を開始した頃から雨模様となってしまいました。幸いなことにその雨脚が弱かったことから、京都の街を歩くことが出来ました。この日の観光のメインは「しだれ梅と椿まつり」が行われている、平安京の守り神である城南宮としました。〔3月4日(水)〕

↓ 城南宮は平安遷都に際して国の安泰と都の守護を願って創建されたと伝えられています。

↓ 神苑内に150本のしだれ梅があり、「探梅」「観梅」「惜梅」と移り行くしだれ梅の景色を楽しむことが出来るとのことですが、暖冬の今年はもう「惜梅」の頃を迎えていました。散り始めの頃合で「花びらの絨毯」が眼目でした。

↓ 神苑の「春の山」に150本のしだれ梅はあり、雨の中でしたが多くの観梅の客が訪れていました。

↓ 満開の時は「息をのむ」ほどの美しさと言われていますが、花弁はかなり散って芝の上に絨毯の如く積もっていました。

↓ 「花びらの絨毯」を楽しむには雨の日が打ってつけです。春先のしっとりとした風情が醸されていました。

↓ しだれ梅と落ち椿のコラボレーションは城南宮ならではのもの!

↓ 神苑の「平安の庭」の池畔をまだ艶やかなしだれ梅が彩っていました。

↓ 室町時代の作庭作法で築かれた池泉廻遊式の室町の庭の茶室前を紅白の梅が飾っていました。

↓ 枯山水の城南離宮の庭です。

↓ 城南宮の周囲には多くの天皇陵や離宮跡があります。ここは帰路に立ち寄った白河天皇陵です。

↓ 珍しくも多宝塔が配された近衛天皇陵です。歴代天皇陵の中に残る唯一の貴重な塔とのことです。

↓ 近衛天皇陵の隣りには鳥羽離宮の遺構がありました。

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