修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

為重の福寿草自生地を訪ねる

2019-03-04 04:13:35 | 散歩道

  広島県庄原市東城町久代(くしろ)地区の為重にある自生地の福寿草が咲き始めているとの報に長躯して出掛けることにしました。この日の新聞にも「きょうから自生地公開」との記事が載っていました。訪ねてみると、満開時には自生地の斜面全体に福寿草が咲き広がりますが、まだ日溜まりに小さく片間って咲いている程度でした。これから日に日に咲く花が増えていくことが楽しみといったところでしょうか! とはいえ、咲き初めの福寿草は殊の外美しくも愛しく感じられました。〔3月1日(金)〕

↓ 咲き始めたばかりのフレッシュな福寿草(キンポウゲ科フクジュソウ属)が出迎えてくれました!

 ↓ 自生地の南向きの斜面で早咲きの福寿草が咲き始めていました。

 ↓ この日から自生地の公開が始まり「福寿草まつり」の幟が立てられていました。

↓ 5年前の3月24日に満開のこの自生地を訪ねました。その年と比べれれば、やはり今年は10日から2週間は花期が早いようです。

 ↓ 自生地の公開初日でしたが、平日とあってか現地で出会ったのは2組の人たちだけで、とても静かな自生地でした!

 ↓ ここに自生する種類はミチノクフクジュソウとのこと。フジュソウとの違いは、外側にある咢片が黄色の花弁より短いことだそうです!

↓ 南に向いたこの日溜まりの斜面には比較的沢山の花が咲いていました。

 ↓ この日も春のような好天気でした。明るい陽光を浴びて若々しい花が輝いていました!

 ↓ 枯れ葉の積もった冬の野から頭をもたげて花開く福寿草は、将に早春の花です!

↓ この自生地も昨年7月の豪雨災害に遭って、数か所の斜面が崩れて花園を失ったとのことです。例年周回出来ていた遊歩道も寸断されて、途中で引き返さざるを得なくなっていました。

 ↓ 疎らに咲く花は、ひとつひとつを愛しく思ってしまうから不思議です!
 

↓ 開花した株の周りには沢山の新しい蕾や芽が見えます。今後続々と花開いてくること間違いありません。
 

↓ あと1週間から10日もすれば、この斜面一帯が黄色の絨毯を敷いたようにレモンイエローの花で埋まることでしょう!

↓ 福寿草の自生地から近い上流部に国の名勝の帝釈峡があります。帰路、道路脇に車を停めて神竜湖を眺めてみました!
 

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