ガスに巻かれた吾妻山山頂に滞在することはせずに、山頂標識等の写真を撮っただけでそのままの脚で南の原への道を採りました。晴れていれば絶景の比婆山の峰々や大膳原は霧の向こうに隠れたままでした。それでも南尾根を下っていると、いつか霧が流れ始めて霧のベールを通して池ノ段や福田の頭がその姿を垣間見せてくれました。これは悪天の中にあっての絶景でした。〔9月11日(火)〕
↓ ガスに巻かれて眺望なしの吾妻山々頂で、せめてもの案内表示板!
↓ 紅葉を始めたツツジに見送られて南尾根を下りました。
↓ 南尾根の足元にも多くの花々が咲いていました。先ずはキュウシュウコゴメグサ(ゴマノハグサ科コゴメグサ属)が登場しました。
↓ ヤマラッキョウ(ユリ科ネギ属)の花はガスの中で輝いてくれていました。
↓ アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)は高嶺ではまだ新鮮でした。
↓ ガスの中に霞み広がる吾妻山南尾根のススキの原っぱです。
↓ 流れるガスの中から池ノ段~福田の頭の稜線が姿を現してくれました!
↓ 南尾根を下るほどにホソバヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属)が姿を現してくれました。
↓ 南の原越しにガスのベールの先に福田の頭が眺望出来ました。
↓ 南の原に下りました。ここから休暇村ロッジへの道を採りました。
↓ 吾妻山を巻く登山道はさながらオオカニコウモリ(キク科コウモリソウ属)・ロードでした。
↓ 栃やブナの樹々が繁る静かな林間を辿って休暇村へと急ぎました。
↓ この一角はツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)で埋め尽くされていました。
↓ 吾妻山キャンプ場に戻ってきました。
↓ 下山してくると山上が晴れるのは世の常!?!!?