竜王山から尾根筋を歩くこと30分足らずで立烏帽子駐車場に到達しました。標高1,180メートル程のこの地点まで車で来ることが出来ます。頭上には比婆山系の最高峰の立烏帽子山(1,299m)が聳えています。今回の山行の第一の目的はこの山に咲く貴重な花に巡り逢うことでした。その期待を抱いて駐車場から山に立ち入りました。〔9月2日(日)〕
↓ 立烏帽子駐車場の背後に立烏帽子山が聳えています。標高1,299メートル、比婆山系の中の最高峰です。
↓ 立烏帽子山への上り口にアキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)が見られました。
↓ 山中に沢山咲いているだろうと思っていた目的の花でしたが、さにあらずで暫く探してやっと最初の一株に出逢うことが出来ました!
↓ アケボノシュスラン(ラン科シュスラン属)、今年最後に咲くランの花です。これは10個を超える花弁を付けた最高級の個体かと思います。
↓ 高さ10センチメートル程の小さな花です。路傍の草原の葉陰に自生しています。
↓ 次々に出逢えたアケボノシュスランの観察、撮影に立烏帽子山への滞在は1時間を超えることとなりました。
↓ 名前の通りの明け方の空の色合い(曙色)が濃い個体です。最高の色合いかと思います!
↓ 幾つ目であっても見付けるとどの花も愛しく思える花でした!
↓ 山中で出逢った天然のマイタケ(トンビマイタケ科マイタケ属)です。
↓ 立烏帽子山々頂近くの展望所から見た竜王山々頂とそこからの尾根筋です。この日辿ってきた稜線です。
↓ 東方向遥かには道後山の山塊、猫山などが望めました。
↓ 比婆山系の最高点の立烏帽子山頂です。山頂部の樹林が伐採されて眺望が開けていました。
↓ 立烏帽子山々頂付近から見た福田の頭(1,252.6m)、井西山(1,186.5m)です。
↓ 立烏帽子山の山頂を越えて西斜面に出ると俄かに花々が多くなります。先ずはママコナ(ハマウツボ科ママコナ属)がお出ましです。
↓ アキノキリンソウ(キク科アキノキンソウ属)
↓ ゴマナ(キク科シオン属)
↓ ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)
↓ ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)
↓ 紅葉を始めたホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)越しに池ノ段(1,279m)を望む。
↓ ホツツジの花! なかなか捉えどころのない不思議な花です!