逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



3/17(日)に松ポタの仁科道探索のサイクリングがあったのだが、その日は金淵堰水利組合の用水路整備に動員され、午前中が潰れていたため、不参加。正午に我が家に来た数人の参加者にコーヒーを出し、午後の長瀬判官代探索のみに参加であった。仁科道は我が家から大町(=仁科)に抜ける塩の道の一つ、おぼろげにその存在は知ってはいたのだが、走ったことは無かった。コースのGPXが提供されていたので、3/22㈮単独で走行してみた。
走り始めはいつもの我が家からのルート、奈良井川を渡って、岩垂原へ。天気予報は寒いものの晴れと言っていたのに、気温4℃と寒い上に、穂高には雲がかかっていて、日差しがちっとも出てこない。


岩垂原を下り、奈良井川左岸の河岸段丘の縁へ。(左側が段丘上、右側が段丘崖)


このあたりの仁科道はほとんど廃道に近いので、新しく掘り下げて作られた道路により、寸断されている。



ちょっとコースミスをしてしまったが、段丘上から今村観音堂に降りてくる道。


今村観音堂/今村学校跡。


今村から神林に向かって、今となっては幅の狭い道の両側に人家がある村の中を抜けていく。途中、所々に旧街道であることを暗示する、石仏や道標が存在している。


長野道の下をくぐり、工業団地を抜けると、鎖川。掛かっている橋の名前が仁科橋とあり、ここが旧仁科街道であることがわかる。


再び、村の中を抜ける旧街道の雰囲気が感じられる道へ。


南栗林の中心にあった郷蔵、学校跡、道祖神。


正行寺には佐々木高綱とその子孫とされる乃木将軍の墓、納骨堂がある。


松電上高地線を超えると、道幅が広くなる代わりに、道路/耕地整備のため、旧道はわかりにくくなり、筑摩高校の敷地を抜けていく。


島高松付近に達し、古そうな石像群の前で小休止。


辺りをよく見ると、このあたりは母の実家のすぐ近く。そして、小学校の恩師の家も近くにあるので、付近を散歩。

仁科道は、塩尻から大町に向かって走る旧街道なので、自転車で北上する際の良いルートになるかもと期待して走った。地図上ではほぼ南北に一直線なのだが、実際は、旧道と新道が混在していて、あちこちで曲がらねばならず、残念ながら自転車向きでは無い道だった。ところが思いがけなくも、仁科道は現在私が住んでいる所と母の実家を結ぶ最短距離の道であることを発見できたサイクリング20kmであった。
走ったのはこんなコースの前半20km。



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