我家では非常用電源として、100Wのソーラーパネルにチャージコントローラー、バッテリーに150WのインバータFD-150が繋いである。おりからの節電要請に応えるべく、これで扇風機と床下冷気汲上ファンを回していたのだが、扇風機の弱設定での運転時にブーンと言う電磁騒音が気になる。
10年前の車載用のインバータFD-150、出力ACが正弦波ではなく、矩形波のようなので、電磁騒音が発生してしまうみたいだ。
最近民生用の正弦波インバータが安くなっているので、1kWのものを購入。
DC12Vの母線を流れる最大電流が1kW/12V=80Aにも達する可能性があるのでなるべくバッテリーの近くに設置するのが良いのだが、サンルームの戸を開けてある時に雨が掛かる恐れがある。安全の為、2mほど離れた天井近くにインバータを設置した。
バッテリーがトラック用の中古のバッテリーだし、一応、扇風機とか照明用で数百Wしか使わない予定。バッテリーとインバータ間は本当は太いより線のCVケーブルを使うべきなのだろうが、手持ちが無いのでVVFケーブルの2芯を1本にして配線。一応23A×2=46Aだけど、その前に電圧降下でインバータが止るだろうし、公称の1kWなんて出ない(1kWのティファールで不動作だった)ので、良い事にしておこう。
本当に長期停電とかになったら、プリウスの1.5kWのAC電源を主に使うとは思うが、長期停電時で使用電力が増えそうな時は、母線の強化を忘れないようにしよう。
太陽光パネルはもう一枚あるので、直列にして24V化すればコントローラー、インバーターとも24V対応なので、母線を細くできるのですが、何しろタダのバッテリーで運用しているので、、、、
しかも、ホンダのエンジン発電機やプリウスからの1500W給電もできるので、太陽光非常用電源にあまりお金を掛ける意欲が湧きません。