関東では桜が満開になったようだが、ここ信州の山際の我家ではまだ梅も3分咲のまま。春が進む様子がなかなか無い。
悔しいので、今日は早春を告げる節分草、福寿草が咲くという下西条の山ノ神自然園に向かう事にした。
我家の庭でも節分草や福寿草は咲いているのだが、やはり大群落は見栄えするはず。でもその前にごく近所の洗馬駅線路法面をチェック。
2年前に樹齢100年の桜を切り、日当たりがよくなったせいか、ここ数年急激に福寿草が増えている。でも我家の福寿草と一緒でもう萎み始めているね。
途中のブドウ畑では冬の最後の追い込み、去年延びた枝の剪定作業中。
下西条の矢沢川を遡っていくと、良い雰囲気の林道になる。
その先が山ノ神自然園、林の半日陰になった所が節分草の群生地だ。我家ではもうすっかり萎んでしまった節分草が一面にまだ健気に咲いていた。
自然園の上部、たまらずの池に到着。澄んだ、雪解け水が「たまって」いる。
その池の堤の斜面に福寿草の大群落。
まぁ、人が手入れしたからここまで増えたのだろうが、無数の福寿草が今を盛りと咲いている。
さて、今日の第一目標は達成。後はのんびりと風景を楽しみながら散走しようと谷を下り、東山山麓方面へ。
谷あいに居た時はあまり感じなかった冷たい北風が、松本盆地を吹き抜けて来る。晴れの天気予報だが、薄曇り?で日差しが無いので、冬のような体感温度だ。東山山麓を北に向かう意欲が一気に減退。
そんなこんなで、塩尻駅の脇のワインバー/レストランにて500円でどうずらのピザとカプチーノで昼食。最近設置されたワイン樽を記念撮影して、退散することとした。
体感温度はまだ冬で、松本方面への北上計画は挫折したが、最後に8分咲の紅梅を眺められて、今日のお花見ライドを締めることができたので良しとしよう。
走ったのはたったの29km、こんなコースだ。