横浜に野暮用があり、電車で出かけたので、その帰りに散歩。この間自転車で通った東口へ。
横浜三井ビル、原鉄道模型博物館前にくると、なんか、可愛い電車に可愛い!!チビッコが群がっている。高さが大人の背より低いし、鉄道模型博物館の前だから、ひょっとして、これは、おおきな鉄道模型か?それとも、チビッコ専用車? それにしては、木造で丸ライト一燈、ずいぶんレトロな外観。一応、鉄の車輪、ボギーの上に車両が乗っかっているが、なんだ、これ???
1921年製の軽便鉄道車両、台湾製糖、あの台糖が使った、超狭軌・チビッコ車両だ。
車内は10人乗り、ベンチ席。大人は立ってはいられない高さ。しかも、運転台は車室のド真ん中。
こりゃー本物の軽便鉄道だ。
鉄分補給したので、次は日産本社によって、ガソリンの香りも嗅いで行こう。写真をとらなかったが、モンスターのGTRを眺める。あれ何でプロペラシャフトが2本もあるの? 重量配分の為前置きエンジン→主プロペラシャフト→後置きトランスミッション/アクスル、後輪駆動→副プロペラシャフトで半分駆動力を前に戻し→前輪駆動なのね。今や車の90%?はプロペラシャフトの無いFF車なのに、プロペラシャフトが2本なんて超アナクロ!! あ、私も25年前の一本だけれどプロペラシャフト付の車に乗ってた。
私が一番欲しいと思ったのは、これ! チョイモビ。非発売なのだが、一台家にあれば面白そうな車だ。あ、でもガソリン分まったくなしのチビッコ電気自動車か。
ナンカ、世の中、巨大化、豪華化、大きいことは良いことだ! の流れになってきたような気もするが、ミニマリスト的なこんなのは老後にありかとも思う。
GT-Rは4WDです。トランスアクスルを後ろに置いたのはご賢察の通り重量配分のため、且つエンジンを前輪中心より後ろに寄せているので室内空間を圧迫し過ぎないようにといった事情もありそうです。
尚(メーカーによって呼称が異なるかもしれませんが)車両進行方向と平行なシャフトをプロペラシャフトと呼ぶと思います。左右方向のシャフトをハーフシャフト(おそらく米系を手本にしたメーカー)、トランスバースシャフト(欧州系を手本にしたメーカー)、ドライブシャフト、等と色々のようです。ご参考まで。
「エンジンを前輪中心より後ろに」→「縦置きエンジンとフロントデフを前輪中心より後ろに」
本文直しておきます。タイヤを駆動するのがドライブシャフト。車両を推進するのがプロパルジョン=プロペラシャフトと言うことですね。