逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



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10年前の旧ユーゴスラヴビア自転車旅行記、走りつかれた夕食後、しかも
不安定なネット環境下で毎日記事UPしたので、手抜きの暫定版のままであった。
コロナで旅行もままならぬ10年後の2021年に、キチンと書き直してみた。
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  2011-6/6 Day5 Sabac(シャバツ)⇒Zvornik(ズヴォルニク) ドリナ川下流の穀倉地帯を走る  
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実走行2日目はセルビアの穀倉地帯を走り抜ける。
昨日は直前に紙の地図を渡され、これでトップを引けとの話で苦労したので、寝る前にGPSに紙地図を打ち込んでおいた。
しかし、ガイドがこの日本人集団、平均年齢65才の割りに、まともに走れそうだということで、今日も出だしから、紙地図とは違う田舎道周りのルートを行くことになった。

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朝、ホテルのフロントが珍しそうに見守る中、出発前の全員ラジオ体操。



渡された地図の予定ルートの幹線道路とは異なる田舎への道へ。小さな町を走り抜ける。



やがて、一面の麦畑やトウモロコシ畑の中を走り始める。



と思ったら、ダート突入。ほぼ全員MTBだから、これも楽しい。


舗装道路に復帰と思ったら、あれぇ~、前から来るのは馬車じゃん。これで農作業に出かけるんだ。



どこの町にも、高く聳える教会がある。教会が見えると、ああ町だな、アイス休憩可能だとほっとする。気温は32度と6月初旬とは思えない高温だが、幸い湿度が低い。


家の煙突の上にコウノトリの巣。下で火を焚いたらどうするんだろう?この後、そこここでコウノトリの巣を見る。



家々は質素だけれど、季節の花で飾り付けられている家が多い。



セルビアの田舎の子供は人懐っこい。レスニッツァの町の公園の日陰で日本人が昼ごはんのサンドイッチを食べている所に三々五々寄ってきて、色々話しかけてくる。

 

学校帰りの子供に珍しげに囲まれ、ひと時の交流を楽しむ。


ドリナ川が作った平原なのであまり登り下りはないのだが、それでも時には登らねば、楽しい下りも生まれない。


ロズニッア、典型的なセルビアの田舎町を走り抜ける。建物は古ぼけたものが多い。



90km近く走り、暑いし、疲れてここが最後の長い休憩と迷い込んだバニヤ・コビリャチャ公園の芝生の上で寝ころがっていた。一番若いメンバーが、奥がすごく広くて綺麗と言うので、走り回ってみた。穀倉地帯の中なので、この辺りの領主の物だった館=マンションがあり、社会主義時代には人民の保養施設になり、今は素敵なSpaとホテル、レストランのある公園になっている。


出発後、夕立に会うが、涼しくなってこれも良い。やがて、母なるドリナ川に到達。短時間休憩。


今日の宿泊地は国境を越えたボスニア側のズヴォルニク。ドリナ川橋の国境検問所でパスポートにスタンプを押してもらい、緊張しながら国境を越えて、Novakホテルへ。(10年前の内戦の最前線なので、カメラは出さず写真は無し)

楽しい夕食の時間。昨晩私がサイクリングが楽しすぎて、結婚記念日のメールを送付し忘れそうになった話をしたら、お仲間が気を利かせ、夕食時に結婚記念日ケーキを準備してくれた。こんな楽しい仲間に入れていただいてありがたいことだ。


少し登り基調の平らなコースを予定の85km程度から、実際は106kmと走行距離は長くなったが、色々な出会いを楽しみ、セルビアの穀倉地帯を走り抜けた一日、走ったのはこんなコース。(地図クリックで詳細データーへ)



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