逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



二年半前に、欧州横断などに十数年乗ってきたグレートジャーニーをe-Bike化した。このほどメデタク走行距離が8,000kmを越えたので、この間の感想をまとめておきたい。前回7000kmを越えた時にも書いたが、TSDZ-2には殆ど故障らしい故障がなく、予想を裏切るパフォーマンスで、友人やこのブログに情報を求めてきた人、十数人にTSDZ-2によるe-Bike化を薦めてきた。



そんなTSDZ-2だが、7→8000kmになる途中で気の付いた、マイナーな不具合が一つだけある。TSDZ-2のクランクとクランク軸は昔風に四角のテーパー軸に嵌めたクランクをボルトで固定しているのだが、このボルト、材質は多分S35C辺りで、少し柔なボルトである。



弱めのトルクで締め上げると、ボルトが緩み、クランク軸の所で力を入れて漕ぐたびに異音が発生する。かと言って、強いトルクでギンギンに締め上げると、ズルズルと締まっていき、ボルトが伸びている雰囲気で、あまり締め上げると引きちぎれるのではないかという感じだ。本当はSCMあたりの高強度のボルトに替えればよいのだが、私の場合、今の所丁度良い塩梅のトルクを見つけて締めてある。

さて、この間のグレートジャーニー改/TSDZ-2の感想なのだが、一言で表すと、グレートジャーニー改は「タイムマシーン」である。タイムマシーンなんて実現不能、この世の中には存在しない、、、、と思う方が大半なのだろうが、グレートジャーニー改は、


①体力の落ちた70歳台の私を、40~50歳頃に走っていたのと同じ速度、距離、そして何より同じフィーリングでサイクリングを楽しませてくれる。
②私より20,30歳若い、巡行速度30km/hで走る人達と一緒にグループライドをするなんて、夢のまた夢だったのに、20歳若返って、一緒に走れるこの楽しさ。
③心肺機能がついて行かないので、もうあきらめていたヒルクライム。信州には美ヶ原、乗鞍、王滝、渋峠、白馬、、とヒルクライムの聖地が沢山あるのだが、そこを体にダメージを与えることなく、20歳若返って、余裕を持ってヒルクライムを楽しむことができる。





そう、グレートジャーニー改/TSDZ-2は私を50歳に引き戻してくれる、まさに「タイムマシーン」なのだ。

 



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