マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大腸内視鏡検査にモビプレップ下剤対応はもうたいへん

2021年05月06日 08時44分57秒 | むびょうそくさい
起床時の腰痛負担ほとんど消えかかっていたが、腰痛の部位がぐるぐる回っているような感じ。

昨日は腰下だったのに、今朝は腰よりずいぶん上に移っている。

以前、圧迫骨折に陥っていたおふくろも痛いところがぐるぐる回っている、といっていたことを思い出した。

さて、本日は、大腸内視鏡検査である。

前々日、前日は、食事制限に、専用レトルト製品のジャネフ大腸内視鏡専用検査食クリアスルーを食してきた。

本日は、朝も昼も絶食中。

食事を摂れるのは、午後の時間帯に設定している大腸内視鏡検査が終ってからになる。

そして、検査する直前までは腸内洗浄。

水分補給は構わないが、朝食も昼食も摂らない。

摂らないのも辛いが、もっと辛いのは、綺麗に洗腸するための経口腸管洗浄剤・モビプレップ下剤を少量ずつ、時間を区切って飲用、そして排便を繰り返す、いわば作業である。

午前11時よりはじめたモビプレップ下剤。

予め2リットルの水を用意しておく。

モビプレップは、説明文に書いてある仕様に沿って溶剤つくりの作業を進める。



まずは、A。

★印まで水を注入する。



次にB。水を入れてパンパンになったところを両手で押さえて、内壁を破り、開通させ、A剤の水とB剤の溶剤を混合する。

その場合、漏れないように締栓キャップを閉めておくこと。

水に混ぜる粉末のB剤を溶かす。

キャップを開け、2リットルの水を、目盛りに到達するまで注入する。



キャップを閉めて、よく混ぜてできあがり。

これより2リットルの溶剤、経口腸管洗浄剤・モビプレップ下剤を飲んでいく。



予め作っていたタイムチャート。

飲んだ時間、コップの杯数に排便状態。

状態は、無に、固い状態か、泥便のような状態か。

また、排便が進んで便がカスのような状態になってきたか、それとも透明な状態で、もう出るものはない、という状態まで、排便の状態を確認する。



溶剤を、飲む要領は、次の通りだ。

コップ1杯あたり10分から15分の時間をかけて、ゆっくり飲む。

約1リットルを飲用するごとに、水を0.5リットル必ず飲み干す。

服用量の半分の水を必ず飲み干す。

とにかく排便が透明になるまでゆっくり飲んでいく2杯1杯法に基づき服用排便シートのステップ3(※ここまで6杯の1000ml)と4の間は30分休憩し空け、ステップ4以降の便が透明になれば内服は停止。

個人差はあるが、だいたいが8回くらいの排便で透明になるそうだ。

ちなみに、経口腸管洗浄剤・モビプレップを服用するための、患者さんおよび家族さんが支援できるよう製造・販売するエーザイグループのEAファーマ㈱社が、動画を用意されている。<※必要でない方は、視聴はご遠慮ください>

タイムチャートは、私なりに使いやすく、見やすくしたチェックシート。

時間設定は、病院に到着、そして大腸内視鏡検査に十分間に合うように設定した。

飲用が上手くいかず、遅れがあってはならない。

自宅から病院までの運転は、より一層注意を払って運転する。

準備、計画が想定通りにいくか、といえばそうではなかった。

排便が、排便がと思うほどにストレスが生まれる。

精神的な面もあって、思っていた以上に、排便されない。

もよおしは、とにかく凄いのだが、排便が伴わないから、余計に焦る。

刻々と時間が迫ってくる。

時間、排便にストレスは最高潮。

実際は、次のような具合だった。

1-1 10時45分~10時55分 1杯目               
1-2 10時55分~11時08分 2杯目               
1-3 11時08分~11時10分 水            もよおし無

2-1 11時11分~11時21分 1杯目               
2-2 11時22分~11時34分 2杯目          一口が苦しい     
2-3 11時34分~11時37分 水            水飲みも苦しい
                              もよおし有るような・・、ガス2発、出血ばかり

3-1 11時45分~11時55分 1杯目         お腹グルグル      
3-2 11時56分~12時06分 2杯目         お腹パンパン膨れ      
3-3 12時06分~//////// 水            溶液気持ち悪・まずい・えぐい
                             もよおし有るような・・

12時10分~12時46分 30分休憩      熊歩き、腹なでる、身体左右振りもよおし誘う
   12時25分より  排便固形→泥便がフェロ・グラデュメット錠の影響を受けて真っ黒状態
             出血無、細かい点々(便器飛び散り)かなりの量を排出に便器べったり
              排便有りにほっとする

4-1 12時41分~12時50分 1杯目        お腹キンキンとれた、溶液が不味い、えぐっ     
4-2 12時50分~13時00分 2杯目        飲みやすい味にしてくれぇ    
4-3 13時03分~13時05分 水          
             排便液状、黒い点々便器散り、シャーシャー、カス多し、出血無

5-1 13時13分~13時21分 1杯目        気持ち悪にもどしそう
   13時20分~13時31分 排便墨状液、カス少量、シャー勢い強く便器周囲飛び散り、出血無

5-2 13時31分~13時45分 2杯目        溶液にあげそう、つらいのう    
5-3 13時45分~//////// 水          
   13時46分~14時00分 排便墨状液、カス極少、シャーシャー飛び散り、出血無

14時05分~14時30分  自宅排便に見切りをつけて、出発した

病院に到着した時間は、午後2時半。

なんとか間に合った総合受付。

検査場は、隣の棟の外来入院棟。

4階通路を経て、やっと着いた東西入院病棟の1階。

一度、入院中にも検査したことがある内視鏡センターで受付に、申し出た排便状態。

あわせて持ってきた残量があるモビプレップ内服薬を提出。

その状態なら、ここのトイレで、モビプレップ処置をしましょう、と。

残りの1杯を飲んで、トイレに籠ったとたんの排便は、シャーーー。

便器に見える排便状態を診た看護師。

まだありますから、もう少し頑張りましょう。

また、またのシャー排便に薄墨状態。

溶剤は残っていますが、次の患者さんの時間も迫っているから、検査中にバキューム処置をしましょう、と。

着替えに用意された尻穴開きパンツに履き替えて検査室に入室。

準備が整えば、技師の指示のもと、検査ベッドに・・。

検査の姿勢は、ベッドに仰向け・・・に、イ、タ、タ、タ、タ・・。

仰向け姿勢は、私の動ける範囲でさせてください、とお願いし、そろり、そろり・。

管の挿入に負担を軽減するゼリー麻酔もしてもらったが、やっぱり挿入時は痛いわ。

内視鏡がぐんぐん挿入されていく。

その動きは、身体が実感する。

ガス圧による圧迫に違和感。

途中に入り難い箇所がある私の大腸。

技師も難儀した管入れ。

入り難い箇所に往生される。

コツコツと壁に当たっているのだろうか。

時間はかかるし、看護師さんは腹抑えもしてくれるし、身体の向きも替えたり・・・。

大腸が人より異常に長いという私の大腸。

それだけに難儀した管の挿入。

大腸が長いとどうなるのか。

持って生まれた私の大腸。

生まれてから68年間。

長い付き合いに、長い大腸は、実は排便されにくい。

キバッても、キバッても、排便されないのは、大腸が長いからである。

そうだったんだ。

この歳になって、初めて知る我が大腸。

便が溜まりやすい長い大腸。

まだまだお付き合いしてもらわなあかんのだけど・・。

毎日の排便に苦労は絶えない。

ふっ、というか、するっと動いた内視鏡の管。

難関越えたらしく、技師もほっとされる。

最終地点に到達しましたょ、の声に思わずバンザーイと叫んでいた。

しかし、それにしてもだ。

フェロ・グラデュメット錠が邪魔して、大腸の具合が見えにくい、

バキュームをしても、まだ大腸内の壁に残っている黒墨。

点々と散った黒墨便は、フェロ・グラデュメット錠の影響である。

内視鏡カメラがとらえた映像を観て、そう思った。

毎日に服用するフェロ・グラデュメット錠は、鉄分補給。

患っている内痔核出血によってもたらす血液不足に鉄分不足。

難儀なことだが、内視鏡検査技師も承知の上。

大腸そのものは、特に問題はないようだ、と伝えてくれた。

バキューム処置しながらの内視鏡検査。

予定通りの30分間にようやく解放されたが、検査ベッドからの立ち上がりも、また難儀なこっちゃ。

今月の14日に起こった室内転倒による腰の筋肉痛は、良くなるどころか、ますます酷い状態になってきた。

毎日の暮らしに、横になったり、起きたりもするが、座ったり、立ったりは、1日にどれほどの回数を繰り返すのだろうか。

そんなことを思いつつ着替えを済ませて、退室した時間は午後4時40分。

検査は、終わったが身体が動けない。

しばらくは、院内で身体を休ませて、気持ちを落ち着かせる。

会計支払いを済ませて、駐車場へ。



軽バンに乗り込むときも、運転中も特に痛みを感じないのが、嬉しい。

出庫時間は、午後5時15分。

精神的にも疲れた検査に、自宅に着いたとたんのぐったり感・・・。

(R1. 8.20 SB805SH撮影)


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