https://www.youtube.com/watch?v=JZA7eBTFs24
つねに姿をみせない未来
かたちを与えられない過去
ランダムなノイズに満ちた現在
まなざしが分散するとき思考は砕け散る
すべての時制を分泌する「いま・ここ」へ
手がかりはただ一つ
手放してはならない起点をキープする
からだの声、それが希望
ただ一つ、自由の入り口にあたっている
この入り口をたどらずに、希望に向かうことはできない
うちなる声は聞かれないかぎり
記述の確定を急ぐ関係項
ひきつった言葉の群れに沈んでゆく
侵入し混じり込む外部の声
現象する言葉と言葉のハレーション
かき消され、声を見失った心に差し出される結語
「パイは限られている」
「生きるか死ぬか」
「勝つか負けるか」
「遊びは終わりだ」
記述を確定する関係項「ほんとう」の用法──現実論理
「みなさんそうしてらっしゃいます」
「This is the world」
一義的世界表象から派生する「かくあるべし」「かくなすべし」
現実論理の規定に服すること
現実論理に一切の決済を仰ぐこと
ショートカットすれば失われる
はじまりの場所、はじまりでありつづける
まなざしをキープしなければ見失われるはじまりの場所がある
ざわめき、もやもや、いらだち、ためらい、ふるえ、ゆらぎ
うちなる声はいつも記述の確定を拒む表情をしている
ふるえ、ゆらぐものの原郷へ
深くわけ入ってはじめて出会うはじまりの意志がある
すべてノイズとして切り捨てることもできる
耳をふさき口をふさいで
〝自由を呪う道〟もこの世には開かれている
NO THANKs
そう断言できるあなたがいる