鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

台風・Tempest・・・そして野分

2007-09-06 21:02:44 | 音楽
怒涛の3日間でした。
8月度の決算報告も何とか終わって、ほっとしてたら、台風到来ですわ・・・。

先程から、強風と雨が強くなってまいりました。

・・・という訳で、熱帯からのお客さまの進行状態をテレビに映して、テレビの音は消して、そして『RX』のアルバム『 Elements 』の中から、『 Tempest(嵐・暴風雨)』を聞いております。

そういうシチュエーションで、聞くこともあまりありませんね。
そうそう嵐が来ては、大変です・・・。

この『 Elements 』というアルバム・・・Guest Vocalに ジョン・ウェットンが参加・・・
その他、プリズムの和田アキラさん、元聖飢魔Ⅱのルーク・篁さん、ナニワエクスプレスの岩見和彦さんのギター、DIMENSIONの勝田一樹さんのサックスと参加メンバーがテクニシャンばっかし・・・。
もちろん、ライデン・湯澤さんのドラム、ゼノン・石川さんのベース、そして、松崎雄一さんも、飛翔感のあるキーボードもすごいぞ・・・。
ワタクシは、あのジョン・ウェットンの声をあそこまで、変えちゃっていいんかい・・・というほど、変えちゃっている『 Endless Spiral 』が好きです。
あと、Jazzっぽさとオトナっぽさ100%の『 Film noir 』も大好き・・・。


さて、『 Tempest 』といえば、シェイクスピアの戯曲にもありますね。
この作品は、あまり上演されていないような気もます(ワタクシは、見たことありません)。


日本の古典では、台風のことを、『野分』。
『源氏物語』の巻名になったり、清少納言の『枕草子』にも出てきたような気もします。

この『野分』、皆川博子さんの『妖櫻記』の冒頭、『野分御前』が嵐の夜に、懐妊した他の愛妾(玉琴)を刺し殺すシーンがあるんですが、この『野分御前』まだ、17歳なんですよね。
『櫻姫全伝曙草紙』を下敷きに室町時代を描いた伝奇作品。
死者生者入り乱れてる歴史絵巻。
(・・・なんですが、何故かワタクシ、この作品を最後迄読みきる事ができないんですの・・・
いつも途中で、中断しちゃうんですよね。忙しくなったり、なんだかんだと・・・とにかく下巻の真ん中へんまでは、読んだのよ・・・でも・・・最後迄、何故か、たどりつけずに、ここ数年過ごしております。)


熱帯からのお客さま・・・牙をむかねば、よいのですが・・・。
(明日の通勤は、大変そうだな・・・)
お気おつけ下さいませ・・・。

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