鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

前触れ・・・

2011-10-19 22:50:02 | Weblog
初冬のような曇り空。


数か月前、もう既に取引のない証券会社から1通の封書を受け取った。
米国のエンロン社債が紙切れになって、10年近く経ち、和解が成立したので、いくらかのお金を振り込んでくれるという・・・。
金額は、113円。
一瞬、見間違ったかなとおもったけれど、自販機の缶コーヒー1本にすら届かない和解金?
この金額を銀行口座に振り込むのに振込手数料は、いくらなんだろうか・・・。

あの時の損失で一体いくら失ったのか・・・今となっては、まるっきり記憶もないし、大騒ぎをした覚えもないので、当時トリプルAをつけられた金融商品の中に組み込まれていた分だったのかもしれない。
中身が全くわからないまま、証券会社のひとのお勧めのままに購入したものだったが・・・。

その113円をもらうために、住所と名前と電話番号と印鑑を押して、書類を封書で郵送・・・なんて手続をおこなったのだけれど、この手続きだけで、すでに113円は、消費されたような気がしている。

そんなこんなしているうちに数か月経って、『エンロン』なんて会社の名前は、記憶から消えていた。

・・・で、また再び、出会った訳です。
『エンロンって、ガス会社だったのね・・・。』
まあ、その程度の再会でしたがね・・・。前触れは、あるもんです。
しかし、エンロンが構築したデリバティブ金融が、のちのリーマンブラザースの破綻を生んで、ワタシが、零細派遣会社から一部上場企業の期間社員になった原因の一端でもあるので、やはり、縁があったのか・・・或いは、単なる偶然なのか・・・判断に苦しむところなんですけどね。

最近、こうした些細な『Word』とか『固有名詞』を、意識しないまま、見ていて、しばらくたつと、また出会う・・・出会うまでわからないので、初期に遭遇した時には、何の意味ももたないのだけれど、本当に、最近、出会いから再会までの時間が、短縮されたような・・・ああ、アレは、前触れだったのね・・・ってことが、非常に多い。

多い時には、3回も同じことが続いたりする。
3回続けて、左利きのひとに遭遇したり・・・。
だからといって、別に、深い意味のあることではないあたり、やはり、ワタシは、普通のひと・・・。

役には立たないんですが・・・ちょっと面白い・・・です。


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