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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

母の誕生日

2024-03-15 22:41:24 | Weblog

暖かな週末。

 

母の誕生日。

柑橘酢でちらし寿司でも作ろうか・・・と思ったのだけれど、なんだか、面倒になってしまって、後日に延期ね・・・なんて、仏壇前で、ぶつぶつと・・・。

生前の母の誕生日には、母の好きなものを拵えた。

ケーキや和菓子を買ってきたり。

小豆を炊いて、白玉善哉など拵えたり。

 

ひとりになって、なかなか作らなくなって、和菓子なども、日持ちしないものも多いから、食べきれなかったりするし。

 

随分と日暮れが遅くなって来て、来週はお彼岸か・・・。

うとうと、居眠りをして、夢をみた。

何故か、愚弟の結婚式?の夢で、相変らず、夢の中なのに、愚弟と嫁が、バタバタやっていて、母が困り果てている・・・という、とりとめのない夢で、同じ姉弟なんだから、仲良くせい・・・ってことなのかな・・・などと思うけれど、愚弟は、母にとって最大の悩みのタネでもあった。

今は、音信不通だし、実家を出るとき、仏壇から、御位牌を持って出てきた(私が購入したのだからね)。

・・・浄土真宗なんで、普通は、御位牌は作らず、過去帳を納めるのだけれど、父の御位牌はあったから、やはり母の御位牌もないとな・・・なんて思って、作った(もっとも、初盆の折、住職が拙宅にお経を上げにきたときには、両親の御位牌は、別室に移動させておいた。仏事のお作法はよくわからない)。

母の夢は、頻繁にみるけれど、私が、未だ、母の死を受け容れられずに居るってことなのか・・・それとも、自覚なく?迎えた死で、母自身が、死んだことを自覚していないのかも・・・???

どうでもいいことを考えていて一日が暮れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


猫命日十九年目

2024-03-14 23:38:18 | Weblog

朝方は、冷えこんだものの、日中は、暖かく・・・。

 

今日は、猫命日。

彼女が居なくなって、19年目の春。

 

水色の目の真っ白い大猫のシロも、姿を見せなくなって、8年近くになるのかな。

それからずっと猫には、深い縁はないのだけれど。

 

先週の今日は、母の命日で、御墓参りに行って、もう1週間経ってしまった。

 

去年は、母の三回忌だったし、車のナンバー変更で、陸運局に行ったり、iphoneの機種変更だったり、なんだか、本当に心の休まる暇もなかったような三月だったけれど、今年は、少しだけ、亡き猫への思いをはせている。

母と私にしか懐かなかった三毛猫。

老猫になっても、被毛は柔らかく、サラサラしていた。

 

大人しく、警戒心が半端なく、臆病。

まるで、自分をみているかのような猫であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


風雨の春先の一日

2024-03-12 23:45:45 | Weblog

午前中から降り出した雨は、午後になって本降り、夕刻からは、更に強風を伴う・・・。

例年なら、雪嵐・・・だろうか?

気温も真冬並みで、10度に届かず・・・。

ただ・・・ひたすら・・・寒い。

(それでも、暑いよりは、マシ・・・かも・・・と思うのは、暑いと食欲がなくなって、何も食べたくなくなるからである)

天気の悪い日は、問答無用で、休養することにしている。

晴れて居ても、休養しているので、傍目からみれば、だらだらしているようにしか見えないけれど、内心では、『晴耕雨読』の免罪符があるので、雨の日は、家に籠る。

先週は、氷雨の中、墓所の掃除などしていて、あれから、早1週間が経ってしまった。

 

お昼前、注文していた通販のリチウムバッテリーの受取。

寒いので、郵便配達さんも大変だな。

配送媒体が、レターパックプラスだったので、直接、手渡しでないと、受け取れないようだ。宅配ボックスに納品してくれると有難いのだけれど。

 

午後からは、葉書や手紙など書く。

来週は、彼岸の入りで、兄の初彼岸なので、御供を送ったので、義姉に、葉書を書き、異父姉に、命日の御墓参りの礼状などしたため、明日、投函しようと思っている。

ショートメッセージか電子メールでもいいんだけれど、御礼状は郵送の方が、きちんと感があるような気もするし、電子メールなど使えなかった母は、いつも手書きしていたから、やはり御礼状は郵送にしようと決めた。

 

だらだらしようと決めたのに、結構、地味に活動してしまった。

 

夕食に、けんちん蕎麦を拵え、暖かいお蕎麦を食べたら、すぐに眠くなって、うとうとしてしまった。

 

 


脱力の週末・金曜日

2024-03-08 23:58:33 | Weblog

昨夜から雪。昼前から急速に御天気回復したものの・・・宵には雨とめまぐるしく変わる空模様。

 

今週は、日曜日の夜に、パソコンが、ブラック・アウト・・・電源は、入っているのに、画面は、真っ暗なまま・・・で、もう寿命かも・・・?

週明けに、修理に持ち込もうかと考えていて、電源アダプターを抜いて、一晩おいて、放電させ、翌日、電源アダプターで、給電すると復旧して、やれやれ。

 

火曜日には、異父姉から電話があって、母の命日に墓参りのお誘い。

年末に、未開封の荷物など、クローゼットに詰め込んだまま・・・2か月経ってもそのままにしていたので、大慌てで、片付けを初めて、なんとかお客様をお通しできるか・・・ってトコまで、こぎつけ、氷雨降る水曜日、菩提寺迄、片道1時間かけて、御墓の清掃に赴く。

手土産、茶菓、墓前用の花など整え、木曜日に、再び、菩提寺へお墓参り。

・・・人並み外れた人見知りのコミュ障なんで、異父姉夫妻と一緒に居た時間は、4時間くらいだったけれど、前日の支度などと合わせて、疲労困憊。

 

本日は、雪が積もっていたので、午前中は、うとうとと眠り続けた。

予定がないってのは、こんなに幸せな事か・・・などと思いつつ。

考えてみれば、引越し荷物は、全く手つかずで、そのうえ、2か月前の状態から、更に、汚くなっていて、それというのも、私自身の免罪符である『寒いから、気候が暖かくなってから、片付けよう!』ってのがあって、まさに冬眠ばかりしていた・・・という情けないテイタラクだったのは、いつもの事で、去年の年末に、いただいた薔薇の花束も・・・2か月以上延命し、現在に至っている。

流石に、花は萎れかけてきたので、短く切って、フラワーボウルに活けてみた・・・。

冬場は、種類にもよるけれど、生花が長持ちするなぁ・・・などと・・・。

 

そして・・・今宵、再び、パソコンが、WI-FI に繋がらない・・・と言う訳で、右往左往していたら、早くも今日が終わろうとしていて・・・。

 


命日/花の季節到来

2024-03-07 20:38:32 | Weblog

乾いた晴天。

 

異父姉夫妻が、母の命日に御墓参りに来てくれることになって、異父姉夫妻は、県北から、県央に住む私を車で拾ってくれて、県南の菩提寺へ。

姉がまだ物心つかないうちに、母は、姉の父と離婚し、ひとり婚家を去った。

・・・そんな母のために、今年も命日に御墓参りをしてくれた。

継子(異母姉)や自分の息子などは、命日なんて忘れているだろうに・・・。

 

・・・そんなこんなで、昨日(3月6日)は、引越ししてもう4カ月経つというのに、未だ、ぐちゃぐちゃの拙宅を、せめて、少しでも見苦しくない程度には、片付けた。引越ししてから、一度もお墓参りをしていなかったから、墓所は、荒れておるだろうと思い、雪混じりの風雨のなか、墓所の掃除に出向いたのであった。

備えた花は、枯れており(義妹か、姪が手向けてくれたのであろうか?)、椎の木の下に在る墓所内には、ドングリが積もっているので、撤去するも、白い玉砂利が邪魔をして、思うように回収できない。

百均で、プラスチックの小さな熊手を購入したけれど、殆ど役に立たず。

川の断崖の上に立つ墓所は、冷たい川風が吹きっ晒しで、屈んでいるので、腰痛も酷くなる一方で、取敢えず、こちらも我が家同様、見苦しくない程度に、掃除して、撤収した。

お寺の境内には、去年と同じようにコヒガンザクラが、ミゾレ雪に打たれながら、その桃色の花を咲かせていた。

冷たい氷の粒に、ふるふるとその花びらを震わせていた。

 

一夜明けて。

私たちの訪れを待っていたかのように(別に待っていないか)穏やかな晴天に恵まれた母の命日。

義兄の運転する車で、県南の墓所へと向かう。

昨日、氷の粒にその身を打たれていたサクラも、少し開花が進んだようで、異父姉は、

『去年も、この桜咲いていたね。』

と感慨深そうに、スマホにその姿を収めていた。

 

御昼をいただき、県央へ戻ってきたのが、午後3時。

親族とはいえ、やはりまだ数える程しか会っていない人達なので、神経が疲れた。

湯に浸かり、すこしうとうと眠った。

 

昨日の帰宅前に、墓前に供える花を買う予定にしていた近所のスーパーに併設の花屋に出向き、明日7日の午前10時に間に合うように、花束を頼んでおこうと思っていたけれど、生憎、明日は、休業日だという。お彼岸を控えて、金曜日からは、休みなしで営業しますとのことだったけれど、こちらとしては、7日の朝イチの希望だったので、翌日、開店直後の生協スーパー内の花屋で向かった。

既に花束してあるものを2つ調達(本当は、少しお金を掛けて花束を作ってもらうつもりでいたけれど、時間も時間だったし、価格も予定より安価だったので)。

墓前ようなので、茎を短く切って貰う。

 

店内には、ミモザの花が、入荷されていた。

ああ、今年もミモザの季節だな。

母が亡くなった数日後、実家近くの結婚式場駐車の街路樹として花が咲いているのを初めてみて、亡くなった母は、明るいイエローの似合うひとだったな・・・なんて、悲しく懐かしく思った。

一枝買って、小さなブーケにしてもらった。

 

・・・それにつけても。

3年前から、3月は何かと、忙しいし、心の休まる暇がなかったなぁ・・・と思う。

やっとの思いで、ここまで来た感じで、気がつけば、沈丁花の花の香りがする。

 

 


春先の強風

2024-03-03 23:05:33 | Weblog

久々の氷点下3度の朝。昼前から強風。

 

強風、暴風と言えば、夏から秋の台風。

冬の西風。

そして、春先の暴風と4月から5月の初めのメイ・ストーム。

 

穏やかそうなイメージの春も、結構、強い風が吹く。

母の逝った3月の日曜日は、暴風だった。晴れてはいたのに。

 

3月になって、気温が1日おきに乱高下して、風の強い日が続く。

冷蔵庫の中の野菜が無くなってきたので、食糧品の買出し。

生協(COOP)のスーパーと隣町のスーパーをハシゴ。

生協スーパーは、ポイント10倍、隣町のスーパーは、以前、日曜日のポイント倍率が10倍だったのに、今日は、8倍になっていた。

食糧品の値上がりは続くのに、ポイント倍率は減っていく・・・って・・・。

小売業も厳しいのだろう。


やはり前世は、リスだったのかも?

2024-02-29 21:48:45 | Weblog

午前中は暖かい晴れ、午後になって曇って来て、宵には雨降りだす。

 

御天気が良い朝だったのに、だらだらしていたら、あっという間に正午。

依頼されていた入力作業をしながら、宅配が届くのを待つ午後。

珈琲とチョコレート、そしてアーモンド、ヘーゼルナッツ、胡桃のはいったミックスナッツなど頬張りながら。

なんで、木の実ってこんなに美味しんだろうなぁ・・・と、相変らず、馬鹿なことを考えている。

 

宅配の荷物は、ミニ仏壇。

母の仏壇は、実家にあるけれど、手もと供養のために、小さな仏壇を買った。

お位牌は、実家の仏壇のを持参してきたのだった(私が購入したお位牌なんで・・・)。

ミニ仏壇を置く台は、母が使っていた小さな抽斗(ボタンだのピンだの・・・手芸用の小物を入れる小抽斗)の沢山ついた台に乗せる予定で。

その小抽斗を開けてみると・・・お札が数枚入っていた。

ああ・・・そうだった。一旦、ココに仕舞ったままにしていた。

 

木の実を食糧としているリスは、冬眠用の食糧を集めては、いろいろな場所に隠しておく。

・・・そして、貯蔵食糧を隠したことを忘れてしまう・・・。

 

リス並みだ・・・私のアタマ。お札を入れておいたことを忘れていた。

 

やはり、前世は、リスだったんだ・・・と思う。

因みに、一番好きなナッツは、カシューナッツで、その次は、ヘーゼルナッツ、同じくらいピスタチオも好きなんだけれど、如何せん、値段が高額で。

小抽斗の中の数枚のお札で、ピスタチオでも買おうかな。

 

母も、箪笥やら、空き缶やら・・・遺品を整理したら、小銭が沢山出てきた。

500円玉など50枚くらい溜めていて、ずっしりと重い。

今は、硬貨も規定枚数以上だと入金手数料とか、両替手数料を取られるらしい。

・・・銀行って、両替商???なのになぁ・・・両替してくれないというか・・・わざわざ手数料を徴収する程で・・・。

この先、全てが、電子マネーになったら、造幣局とか、銀行とかって、どうなっていくのだろう。

 

インターネット検索のポータルサイトでは、シセイドー、ヨーカドーの早期退職者募集のニュース。

人手が足りない・・・という業界も多いと聞くけれど、会社を辞めて行った人達って、どうしているんだろう???

 

超過死亡者数が増え、火葬場増設、出生率は、ダダ下がり・・・。

日本人を淘汰して、外国移民の国にしようと計画中の政府???

 

仮にひとつき20万稼いでも、12万を税金、社会保険料で、政府に持っていかれて、政治家は、脱税している国だからなぁ・・・。

そういう政治家さんが、自分に都合のいいように法律作って、国民は、搾り取られるだけで、年金も、微々たるものだし・・・。

昔のお年寄りって、会社定年したら、ハワイに行くのが普通?だったのに。

 

世も末ってコトですかね・・・???

 

ナッツぽりぽり・・・そんな閏の年の4年に一度の二月末日29日に、おバカなリスは、考える。

 

 


おばあちゃん達は、最強!

2024-02-27 21:28:07 | Weblog

昨日からの強風は、更にパワーアップ。

晴れてはいるもののあまりの強風に体感温度は、氷点下???

例年の冬は、昼前から風が吹き出し、午後にピークを迎え、夕刻には終息する・・・というパターンが多いけれども、昨日から風は、吹きっぱなし。

明日も、まだ風が強そうな予報。

 

昨日。映画がハネて、御昼少し前。

ランチは、どこにしよ?

以前から、行ってみたかったお店に電話に数軒電話してみて、空席有りの店舗があったので、そちらへ。

県央のオフィス街のお隣の市街地にある和食の店へ。

駐車場が、店舗より少し離れたところにあるので、相方の車搭載のナビにリードされて、奥の道へ向かう途中・・・。

(推定)70歳から85歳前後と思われるオバさん・・・というよりは、(見た感じは確実に)お婆さん・・・の小集団(6名様)が、歩道からはみ出し?キョロキョロしている。

相方曰く。

『あのおばあちゃん達と行先が一緒かもしんない。』

 

駐車場に車をパークさせていると、6名のお婆さん達は、私たちの目的とする店舗の前を、再び、ウロウロ・・・。

『おばあちゃん達、ランチ会だね。』

店舗に入店して、お婆ちゃんたちは、店舗奥のお座敷へ。

私たちは、出口に近いカウンター席に通された。

お婆ちゃんたちのお座敷からは、楽しそうな声が聞こえてくる。

相方は、ニヤニヤしながら、

『たぶん、あのお婆ちゃん達の半分は、未亡人だね。』

という。

そして

『未亡人になったお婆ちゃんは、最強だよね。』

といった。

御主人さんが亡くなって、自由になって、友達とランチ会。

美味しいものを食べて、おしゃべりしまくって・・・今日は、お婆ちゃん達の最高にしあわせな日に違いない。

旦那さんがいるお婆ちゃんは、旦那さんとお出かけするパターンが多いか、全く旦那さんとは、別行動(極端な例だけれど、食事は、各自勝手に、旦那さんの使ったお風呂には入らない・・・近所のスポーツクラブや温泉施設に行く、朝から夫婦どちらかが、出かけてしまう)。

そんな老夫婦が多いとか・・・。

住宅改修リフォーマーに転職?した相方が、この5年間に様々なお宅で、垣間見た光景であるとのこと。

 

よくよく考えてみれば、我が母も、夫である私の父と死別したのが、齢57歳で、その後は、ひたすらやりたいコトに没頭した趣味の日々であった。

もともと手先の器用なひとだったから、手芸に始まり、お人形作り、レザークラフト、折り紙、ちぎり絵、野菜つくり、シルバー花木講座に至っては、講座受講者20数名を、拙宅の庭に招待し、ハデに芋煮会など行っていたし・・・まあ、やりたい放題。

夫と死別してから、ほぼ30年間は、或る意味、パラダイスだったのではないか。

それまでの30年間は、あの父と一緒で、地獄の日々だったから、解放され、自由になって、自分のやりたいことをやり尽くして亡くなった。

自分は不幸だ!と言い続けたけれど、人生後半は、満足の行くものだったことだろう(と思っている)。

羨ましい人生でもあった。

 

いずれにせよ・・・今は、おばあちゃんが最強の時代となった・・・と言い切る相方。

男(爺さん)は、つらいんだね???

 

 


冬眠中

2024-02-25 22:06:00 | Weblog

冷たい雨の連休最終日の日曜日。

寒い三連休。

 

寒いので、冬眠。

うとうと・・・。

母の夢を見る。

去年迄は、母が生き返ったという夢ばかりみていたけれど、最近は、母が生きていた頃の日常の続きのような夢ばかり見るようになった。

改めて、母は、もう居ないんだな・・・と思う。

 

やはり、私の前世は、猫か、リスだったような気がする。

猫は、冬眠しないけれど、寝てばかりだし、リスに至っては、体温を5度迄下げて、心拍数は、1分間に10回程度とかなりエネルギーを節約している。長いシッポは、防寒用の毛布。

猫もリスもよく眠る。

私もうとうと・・・眠ってばかり。

身体がガチガチ。

食事をするもの面倒くさい。

家に引きこもりで、殆ど外出なし。

 

やっぱ・・・。冬眠だわ・・・コレ。

 

 


時間の色

2024-02-20 22:58:44 | Weblog

最高気温22度/最低気温14度。

2月としては、記録的な高温。

今日の最低気温(この記事を書いている時点で、暖房なしで、室温19度もあるんだけれど)は、日付が変わる迄、まだ分からないけれど。

最高・最低気温ともに、5月並みだということで。

・・・確かに、暖かだった。

明日からまた真冬に戻り、暫く雨の予報だったので、洗濯物を片付けて、午前中に食糧調達。

午後からは、依頼されている確定申告の書類の作成など始める。

 

 

昨日(19日)。

先々週の土曜日に、市役所近くの古民家ギャラリーを訪れ、この日は、ランチのデザートと珈琲をいただいたばかりだったので、外観だけの見学になったけれど、昨日は、入店して、ティー・タイム。

平日の・・・しかも小雨降る中、ギャラリーのカフェは、満席。

運よく、二階に卓袱台席が、ひとつ空いたので、珈琲をオーダー。

相方曰く・・・。

この古民家は、日本の建築サイズじゃないようだ・・・。

随分と天井が高い。

鴨居の上、30cmくらい継ぎ足しているような感じ。

二階に至る階段も急斜面で、ご老人には、ちと厳しいか・・・。

二階からは、私鉄の高架線が見えて、電車の通過する姿を見ることができる。

宮崎駿が、太平洋戦争中疎開していた家だと聞き及ぶ。

 

古民家は・・・。

時間がゆっくり降り積もっている感じがする。

空気がセピア色か、琥珀色に染まっているよう。

この部屋が自分の部屋だったら、いいのに。

この古民家の二階で・・・。

霧雨降る庭を眺め、私鉄の電車の通過を眺め、空を眺める。

高層ビルに切り取られた空は、鉛色の雨雲と雨雲の切れ間から、やはりくすんだ青色が、うつる。

 

古民家・・・ただ古いだけじゃ、ダタのボロい廃屋だけれど、もう1世紀近く?或いはそれ以上・・・ずっとこの場所に在って、(たぶん)大切に手入れされながら、変わりゆく街並みのなか、ずっとずっと・・・ソコにあって、今もソコに在り続ける。

私鉄駅周辺は、太平洋戦争末期、空襲で被災。

この古民家ギャラリー・・・被災を免れたのだろう。

使い捨て?じゃない・・・昔の家屋。

時の澱みが堆積されて、刻を刻みながら、熟成し続けるウヰスキーのように、光を琥珀色に染めていく・・・。