猛暑復活。
最高気温35.6℃
私、低体温なんで、既に、体温越え。
週間天気予報など、眺めると、暫くは、涼しい日は、訪れないようで・・・。
ああ、また、あの熱気と湿度をおびた空気に取り巻かれるのか・・・と思うと・・・。
5年前の今日。
私は、それ迄、携わってきた仕事を、止めることになりました。
あのときは、どうしたらよいのかわかりませんでしたが・・・。
先日、相方から、
『あの頃に比べたら、なんだか、憑き物が落ちたような、重荷を下したような・・・すっきりしたような感じだよね。随分、変わったよ。』
と言われた。
そりゃ、そうさ・・・。
派遣先から、派遣元に所属が変わって、なんだか、訳がわからぬままに、月間、数億円の支払処理をして、ラクな仕事の正社員さんを横目で見ながら、仕事は、3倍、賃金は、1/3と、きれいな反比例の関数グラグができそうなくらいの理不尽さ・・・。
理不尽も数学的なグラフだと、なんときれいな放物線(parabola)になるものよ。
それなのに、仕事があるだけ、有難い・・・と自分を半ば、騙しつつ、バカでも出来る面倒なだけの仕事から、解放されたんだもの・・・。
どうせ、あと数年もすれば、コンな仕事は、AIに取って代わられるのだから。
遅かれ、早かれ、淘汰されるのさ。
簿記を知らなくても、会計ソフトがあれば、出来る仕事。
貸し方、借り方、財務表・・・そんな用語をしらなくても、右と左に数字を打ち込めば、ソフトが間違いなく(打ち込む数字を間違えさえしなければ)、数字を出してくれて、オンラインで、上司決済。
本社にデータが飛んで、その先は、プログラムに従って、相手先の口座に振り込まれるし?
・・・なんてことを考えていたりして・・・。
私には、翼が生えていた。
その翼は、鋭い茨の棘で、雁字搦めに縛られて、私は、自分に翼があることを、知らずにいた。
でも、知らない誰かが、解放してくれた。
さあ・・・青く広い空は、すぐそこですよ・・・と美しい天使が、微笑しているのに・・・私は、全然、気がつかなかった。
そんなワタシが、解放された日。