今年も岡山県高梁市川上町のマンガ絵ぶたまつりを見に行ってきました。もとはと云えば川上町とマンガとはなんの縁もゆかりもありませんでしたが、竹下内閣のときのふるさと創生基金で、マンガに着目し「ふれあい漫画館」を郷土資料館の一室にオープンしたのがその始まりでした。
以来、いろいろな企画でその構想はますます拡大し、あの漫画家の富永一朗氏を講師に迎え協力を得ながら、ついには、平成6年に吉備川上ふれあい漫画美術館が落成しました。
このマンガ絵ぶたは、あの「青森ねぶた」を模しておりその高さは4メートもあります。今年は9基が参加しまつりを大いに盛り上げました。その製作には2か月を要しその苦労も大変なものだと思いますが、見物客は地元の人を含め、12,000人と年々増え続け、この高齢化と過疎に悩む山あいの田舎町を活気づけています。