先日、お盆過ぎの頃ですが、ほんとに久しぶりに家族全員+αが揃ったので、お庭で焼肉パーティをしました。だんだん陽が沈んで暗くなること、西の空が赤く色づいてきました。画像はなにも加工しているわけではありませんが、ほんとに赤くてきれいな夕焼け雲でした。昔からきれいな夕焼けの次の日はかならず晴れになると、きいていましたが実際次の日は晴れでした。(といってもこの頃毎日毎日がずっと晴れでしたが。)
この夕焼けのメカニズム、夕方になると、太陽の光が地球表面の空気の層に対して斜めに入射するようになるので、昼に比べて空気の中を進む距離が長くなります。すると途中で、波長の短い青系の光は散乱され尽くして無くなってしまい、波長の長い赤系の光だけが残ります。ですから太陽の光は赤っぽくなり、周辺の空も赤くなるというわけです。
全体的な光の強さもこの空気の層で減衰しますから、昼間は眩しくて直視できない太陽も、夕陽として直接見ることができます。太陽が地平線へ沈んでゆくにつれて太陽光の入射角度はさらに浅くなります。空気中を進む距離はさらに長くなるので、空気分子による散乱はますます進み、太陽からの光は、より赤い色へと変化する、ことのようです。 (参考:ウィキペディア)
この夕焼け雲、このようにきれいに見えるのはほんの数分です。あわててカメラを取りに家に入りました。
西岸良平の「三丁目の夕日」ではありませんが、小さい頃、遊び疲れて帰る頃見た夕焼け、なんだか懐かしいような感傷的な気分になるから不思議ですね。