未熟なカメラマン さてものひとりごと

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徳島県吉野川市美郷(みさと)の梅を訪ねて 2月28日(土)

2015-03-03 00:27:43 | 観光名所

山の中腹にある大畠酒造

2月の最終日、天気がよかったので、ドライブに出かけることにしました。行き先は、徳島県吉野川市美郷地区の梅林です。ネットで今まで行ったことがない梅の名所を四国地方で探してみました。すると、徳島県吉野川市美郷になんとその数16,000本の梅とあるではありませんか。

場所を確認すると、徳島県美馬市のもう少し南、距離的にも片道150キロと日帰りでも十分行けそうでした。井原の自宅を8時半に出発。瀬戸大橋を渡って高松西ICで一般道へ。国道193号線を南下し、高松空港方面から塩江温泉を通り美馬市へ。吉野川市に近くなる頃、梅まつりのピンクの幟が目に留まりました。その幟に誘導されるように進むと、道は随分細くなり、しかもかなりの急こう配です。対向車が来ないことを祈りながら辿り着いた先が、大畠酒造という梅酒の製造元でした。いただいたパンフレットには、「梅酒特区 美郷の地梅酒」とありました。

カメラを持った団体さんが入れ違いに帰ったあとなので、他に客はいません。いろいろお話も伺うことができました。それにしても山の中腹によくぞこのような立派なご自宅を建てられたものだと感心しました。ご主人、上の山から木を切ってと、いとも簡単におっしゃいます。冬には20㎝の雪が降ることもあるそうですが、この環境、さほど苦にならないようです。梅酒や梅ジュースの試飲もでき奥様(?)はなかなかの商売上手。機会があれば、11月の最終土曜日に開催される梅酒祭りにも是非来てみたいと思いました。肝心の梅林は、自宅の裏山や眼下の傾斜地にありますが、まだ2~3分咲きで見ごろは一週間ほど先とのことでした。梅の見ごろの時期、なかなかドンピシャで訪問するのは至難の業ですね。



天野梅園


天野梅園

休憩用のテーブルには双眼鏡も置かれていました。確かにここからの眺望は抜群です、覗くと眼下の様子や向こうの谷の様子もよくわかります。ご主人から今、開花の梅を比較的鑑賞できる場所として、天野梅園と西梅園を紹介していただきました。

お気に入りのドレッシングを2袋買って、次に向かったのが天野梅園です。大畠酒造から車で5分ほどの距離です。そしてその次に向かった西梅園もそうですが、この地区のいずれもが梅の生産者で、完備された駐車場や、販売所があるわけではありませんし、特に観賞用の梅もあるわけでもありません。ただ、起伏に富んだ山肌に植えられた白梅主体の梅林。のどかな景色ときれいな空気、そして山里の気分を味わいたい方にはおすすめです。

それではと、満開の梅林を帰りに見ようと次に向かったのが香川県高松市の栗林公園です。(つづく)



西梅園
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