国の新型コロナウイルス緊急事態宣言解除を受けて、久しぶりに市外に出ることにしました。
目的地は、お隣の町、笠岡市の笠岡湾干拓地・道の駅「笠岡ベイファーム」のポピー畑です。
ホームページによりますと、すでに1週間前から見ごろが続いているとあったので、もう遅いかなと思いながら車を走らせました。
干拓地を進むと、遠めに鮮やかな濃いピンク系の花畑が見えてきました。
約4haの広大な畑に約1,000万本のポピーです。
道の駅・笠岡ベイファームは、コロナウイルスの関係で4月25日から臨時休業していましたが、5月11日から営業を再開しています。
例年なら、「ポピーフェスティバル」が開催されるのですが、今年は当然ながら中止となっていて、いつもと違う寂しいポピー畑です。
そよぐ風に、薄い花弁がゆらゆらと揺れて、どこか笑っているように見えます。多くのファミリーやカップルがポピー畑を背景に写真を撮り合っていました。
ご主人の命令でしおらしく写真に納まるワンちゃん
風に吹かれてゆらゆら
もう少し遠くから
ポピーを楽しむ人々
「ハーイ!こっちよ!」と記念撮影
濃密なポピー畑
バスストップならぬフォットストップ
アップで撮ってみました
ほんとに華やかですね
ローアングルで青空を背景に撮ってみました
矢車草が咲いていました
東側の遊歩道です
(ポピーは別名ヒナゲシ)
ポピー(シャーレーポピー)は、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草で、別名、ヒナゲシと言われます。
ただ、赤のポピーは別名・虞美人草(グビジンソウ)と呼ばれるそうで、その由来ですが、
秦の始皇帝亡き後の動乱で後の漢の高祖「劉邦(りゅうほう)」と戦って敗れた楚の武将「項羽(こうう)」は、寵愛する「虞美人」とともに劉邦の大軍に包囲されました。項羽は別れの宴を開いてから最後の出撃をし虞美人も自刃して殉じましたが、その後彼女のお墓にヒナゲシ(シャーレーポピー)の赤い美しい花が咲いたという伝説から、別名を「虞美人草」と呼ばれるようになったそうです。
(アグネスチャン ひなげしの花)
ひなげしで思い出すのが、1972年11月25日に発売された、アグネスチャンのデビュー作「ひなげしの花」ではないでしょうか。
丘の上 ひなげしの花で
うらなうあの人の心
今日もひとり ♪
昭和の歌謡曲特集でよく見かけますね、デビュー当時の彼女はとてもかわいかったですね。
(日本一のポピー畑はどこでしょう?)
笠岡湾干拓地のポピー畑は、約1000万本といわれていますが、それでは日本一といわれるポピー畑はどのくらいの規模でしょうか。
日本一と言われているのが、埼玉県鴻巣市のポピー・ハッピースクエアです。12.5ha(東京ドーム約2.5個分)の広大な敷地に、何と約3,000万本のポピーが植えられているいるそうです。
ポピー・ハッピースクエアは荒川の河川敷近くにあり、荒川に架かる御成橋(おなりばし)から望む富士山は関東の富士見百景のひとつにも選定されている絶景スポットです。5月に開かれる「こうのす花まつり」の1つとしてポピーまつりも催されます。一度訪ねてみたいですね。
春の菜の花畑も現在は休眠中
道の駅・笠岡ベイファーム
恐竜公園に寄ってみましたが休園中でした
神島大橋から見る水道 左のドームの建物はカブトガニ博物館
干拓地に巨大な温室がありました