岡山県のアジサイの名所とし知られている倉敷市の種松山西園地を訪ねました。
アジサイ園の規模としては、さほどでもありませんが、水島工業地帯や瀬戸内海を見下ろす眺望はすばらしいものがあります。
春には、山全体にソメイヨシが咲き乱れ、多くの市民で賑わいます。
こちらには、アジサイを目的に訪れたのは初めてでした。
アジサイ園の斜面には、遊歩道が何本か設けられており、海を眺めながらの散策は、とても気持ちのよいものです。
【種松山公園西園地】
この公園には、13,000本のアジサイがあります。
アップで撮ってみました。
アジサイは傾斜地に植えられています。
ほんとにきれいですね。
ゆっくり歩くと気分も癒されます。
遠くに海が見えます。素晴らしい眺望です。
続いて向かったのが、倉敷市玉島地区の古い町並みです。
倉敷の古い町並みというと美観地区の、倉敷川周辺、本町、東町をすぐに連想してしまいますが、それらは、外観は昔の面影を維持しているものの、多くは土産物や雑貨を売る店、レストランに生まれ変わっています。
それに比べ、玉島地区の町並みは、重要伝統的建造物群保存地区には指定されていないものの、通りのところどころに往時の賑わいを感じさせるような立派な町屋が多く残りどこか生活感があります。それらを全部一箇所に集めることができたなら、とても見事な町並みを形成することができるでしょう。
とにかく町全体がレトロな雰囲気に包まれています。
特に溜川(ためがわ)の水辺の風景は、何ともいえません。
高い土手のようなものはなく、川と昭和レトロな家並みとの一体感は独特の美しさを感じさせてくれます。
【玉島の古い町並み 矢出町】
江戸時代、最初に船着場が築造されたのがこの辺りだそうです。
左の建物が当時の大庄屋・柚木家(ゆのきけ)の旧宅「西爽亭」です。
長屋風の建物がありました。
【通町商店街】
商店街の入り口にやってきました。
平日ということもあったのでしょうが人影がありません。
ちょっと寂しいですね。昭和レトロ感が漂っています。
右手に本町の町並みがみえました。こちらもいい感じです。
路地に迷い込んでしまいました。
空き地で、アゲハチョウを見つけました。
こちらは、なあに?と振り返るシャムネコ
【溜川(ためがわ)】
どこをどう歩いたのか運河のような場所に出てきました。溜川です。
ドラム缶で浮かせた橋を見つけました。その名も「ドラム缶橋」というのだそうです。
横一列にドラム缶が三本、タテに35列あります。全長48m。
歩いてみると、思った以上に安定していて怖くありません。昭和48年に架けられ61年に改修されたそうです。
川にせり出した民家がどことなく絵になります。
美しい水辺の風景です。水彩画のいい被写体になりそうです。
新橋の水門です。石造りの水門と橋の調和が見事です。
水島港付近までやってきました。
次は、お目当ての古い町並み、仲買町と新町を歩きます。
【玉島の古い町並み 仲買町】
橋を渡って仲買町にやってきました。
三叉路のところに存在感のある建物。旧玉島信用組合のビルです。1935年に建てられました。
町並みです。道路はご覧のように狭く、やっと車が交わせる道幅です。
玉島味噌醤油合資会社
仲買町は、玉島港で荷揚げされた物品を卸売りする仲買人が多く店を構えたことからこの町名がついたそうです。通りには、江戸時代から明治時代の風格ある建物が軒を連ねています。
菊地酒造の建物。地酒日本酒「燦然(さんぜん)」はフランスの日本酒コンクールで金賞を受賞したそうです。(2019.6.3)
白神紙商店-室屋(越前屋跡)
明治4年、初代白神仲次郎が屋号「むろや」として始めた紙の卸問屋です。
通りの向こうに見える小高い山は、住吉山公園です。
石段を登ると仲買町を俯瞰することができます。
【古い町並み 新町】
新町は、かつて潮止堤防の上に築かれ問屋街として栄えました。
西国屋の土蔵は風格があります。
小路が奥に続いています。
向三宅邸
新町の町並みです。
通りを抜けると、ご覧のような美しい山車を見つけました。
【羽黒神社】
栄町商店街で赤い鳥居のある自動車道を登ってみました。羽黒神社です。
神社のある羽黒山は、その昔、瀬戸内海の小さな小島だったそうです。
三基の神輿が安置される神殿
羽黒神社本殿(左)
マスコットは、からす天狗にちなみ、ゆるキャラ「はぐろん」です。
ご覧のような急こう配の石段
古い町並みの散策を終え、最後に向かったのが、円通寺です。
【円通寺】
円通寺の下側にあるのが、国民宿舎良寛荘です。
円通寺にやってきました。大きな日本庭園がありました。
池に赤いスイレンが花を咲かせていました。
円通寺本殿です。良寛が修行したお寺として知られています。
茅葺きの屋根が特徴です。
良寛堂も茅葺きです。
本堂入り口です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
アジサイ園の規模としては、さほどでもありませんが、水島工業地帯や瀬戸内海を見下ろす眺望はすばらしいものがあります。
春には、山全体にソメイヨシが咲き乱れ、多くの市民で賑わいます。
こちらには、アジサイを目的に訪れたのは初めてでした。
アジサイ園の斜面には、遊歩道が何本か設けられており、海を眺めながらの散策は、とても気持ちのよいものです。
【種松山公園西園地】
この公園には、13,000本のアジサイがあります。
アップで撮ってみました。
アジサイは傾斜地に植えられています。
ほんとにきれいですね。
ゆっくり歩くと気分も癒されます。
遠くに海が見えます。素晴らしい眺望です。
続いて向かったのが、倉敷市玉島地区の古い町並みです。
倉敷の古い町並みというと美観地区の、倉敷川周辺、本町、東町をすぐに連想してしまいますが、それらは、外観は昔の面影を維持しているものの、多くは土産物や雑貨を売る店、レストランに生まれ変わっています。
それに比べ、玉島地区の町並みは、重要伝統的建造物群保存地区には指定されていないものの、通りのところどころに往時の賑わいを感じさせるような立派な町屋が多く残りどこか生活感があります。それらを全部一箇所に集めることができたなら、とても見事な町並みを形成することができるでしょう。
とにかく町全体がレトロな雰囲気に包まれています。
特に溜川(ためがわ)の水辺の風景は、何ともいえません。
高い土手のようなものはなく、川と昭和レトロな家並みとの一体感は独特の美しさを感じさせてくれます。
【玉島の古い町並み 矢出町】
江戸時代、最初に船着場が築造されたのがこの辺りだそうです。
左の建物が当時の大庄屋・柚木家(ゆのきけ)の旧宅「西爽亭」です。
長屋風の建物がありました。
【通町商店街】
商店街の入り口にやってきました。
平日ということもあったのでしょうが人影がありません。
ちょっと寂しいですね。昭和レトロ感が漂っています。
右手に本町の町並みがみえました。こちらもいい感じです。
路地に迷い込んでしまいました。
空き地で、アゲハチョウを見つけました。
こちらは、なあに?と振り返るシャムネコ
【溜川(ためがわ)】
どこをどう歩いたのか運河のような場所に出てきました。溜川です。
ドラム缶で浮かせた橋を見つけました。その名も「ドラム缶橋」というのだそうです。
横一列にドラム缶が三本、タテに35列あります。全長48m。
歩いてみると、思った以上に安定していて怖くありません。昭和48年に架けられ61年に改修されたそうです。
川にせり出した民家がどことなく絵になります。
美しい水辺の風景です。水彩画のいい被写体になりそうです。
新橋の水門です。石造りの水門と橋の調和が見事です。
水島港付近までやってきました。
次は、お目当ての古い町並み、仲買町と新町を歩きます。
【玉島の古い町並み 仲買町】
橋を渡って仲買町にやってきました。
三叉路のところに存在感のある建物。旧玉島信用組合のビルです。1935年に建てられました。
町並みです。道路はご覧のように狭く、やっと車が交わせる道幅です。
玉島味噌醤油合資会社
仲買町は、玉島港で荷揚げされた物品を卸売りする仲買人が多く店を構えたことからこの町名がついたそうです。通りには、江戸時代から明治時代の風格ある建物が軒を連ねています。
菊地酒造の建物。地酒日本酒「燦然(さんぜん)」はフランスの日本酒コンクールで金賞を受賞したそうです。(2019.6.3)
白神紙商店-室屋(越前屋跡)
明治4年、初代白神仲次郎が屋号「むろや」として始めた紙の卸問屋です。
通りの向こうに見える小高い山は、住吉山公園です。
石段を登ると仲買町を俯瞰することができます。
【古い町並み 新町】
新町は、かつて潮止堤防の上に築かれ問屋街として栄えました。
西国屋の土蔵は風格があります。
小路が奥に続いています。
向三宅邸
新町の町並みです。
通りを抜けると、ご覧のような美しい山車を見つけました。
【羽黒神社】
栄町商店街で赤い鳥居のある自動車道を登ってみました。羽黒神社です。
神社のある羽黒山は、その昔、瀬戸内海の小さな小島だったそうです。
三基の神輿が安置される神殿
羽黒神社本殿(左)
マスコットは、からす天狗にちなみ、ゆるキャラ「はぐろん」です。
ご覧のような急こう配の石段
古い町並みの散策を終え、最後に向かったのが、円通寺です。
【円通寺】
円通寺の下側にあるのが、国民宿舎良寛荘です。
円通寺にやってきました。大きな日本庭園がありました。
池に赤いスイレンが花を咲かせていました。
円通寺本殿です。良寛が修行したお寺として知られています。
茅葺きの屋根が特徴です。
良寛堂も茅葺きです。
本堂入り口です。
最後までご覧いただきありがとうございました。