未熟なカメラマン さてものひとりごと

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とんだ災難とうれしい出来事

2013-09-24 21:18:10 | 今日の出来事

世羅高原農場の一重のダリア 9月23日 本文とは関係ありません。

(とんだ災難)
日常、いつどんな災難が降りかかってくるかわかりません。23日(祝日)の早朝、人間ドッグに向けての数値改善と、来たる山歩きの足慣らしのため、高屋から経ヶ丸頂上までウオーキングをしました。このコースは先週につづいて2度目でしたが、何となく先週よりもきつい感じがしました。
 できるだけ、ゆっくりと歩くことを意識して頂上に着くと、所要時間は前回とぴったり同じ50分でした。東屋で水分を補給してひと息入れたあと、すぐに下山にかかりました。

下りは早めに歩きました。行程のほぼ4分の3を下ったころ、犬2匹を連れた中年の女性の姿がありました。よく見ると女性は綱を離して何かを観察しているようでした。この犬というのが、大きめの黒い中型犬で見るからに強そうでした。とにかく飼い主に綱を持ってもらおうと「おはようございます!」と声を掛けると、私の声に反応してか、1匹が突然、私に襲い掛かってきました。あっという間に右腿を噛まれてしまいました。瞬間、チク!と痛みが走りました。飼い主の女性が気付いて「だめー」と綱をとってひっぱりました。
「すいません!大丈夫ですか?」と申し訳なさそうな飼い主、人のよい私はつい「大丈夫ですから」とその場をすぐにあとにしました。山歩きを中断することなく歩きたかったからです。そのあとで、離れたところから飼い主から、思い出したように「病院に行ってくださいね!」と声がかかりました。

犬に責任はありません。私がスティックを持っていたので、特別に怪しいものに見えたのでしょう。犬が訓練してもとっさの事態には、本能で反応することは仕方ありません。責任は、朝の散歩をする人がいるこのような場所で、大丈夫だろう、誰もこないだろうと軽い気持ちで綱を離していた飼い主にあります。二度とこのようなことが無いよう反省をしてもらいたいと思います。今度同じようなことがあったら、被害届も致し方ないと思っています。
自宅に帰って、傷口の様子を見たら、2か所ほど歯のあとがあり、周辺の10㎝ほどが内出血して赤黒く変色していました。幸い。傷は深くもなく痛みももうほとんどありませんでしたが、この傷が癒えるには少なくとも2・3週間はかかるでしょう。ほんとにとんだ災難でした。

(つづいては、うれしい出来事です。)
日曜日の山陽新聞の朝刊に次のような記事が載っていました。甲府市で行われた国産ワインコンクール2013で、金賞に輝いたサッポロワイン岡山ワイナリーで2011年に醸造されたワインが10月からいよいよ販売を開始するというものでした。受賞したのは、国内改良品種部門の(欧州や北米ではなく日本の品種)赤の部門で、100点がエントリー、内3点が金賞に選ばれました。岡山ワイナリーが受賞した銘柄は、「グランポレール岡山マスカットベリーAバレルセレクト」このワインの原料は、何と井原市の契約農家が栽培したブドウでした。

このマスカット・ベリーAですが、新潟県で生まれた紫黒色の品種で、日本のワインの父といわれる川上善兵衛が育成し、1940年に命名・発表されました。マスカット・ベリーAは略して「ベリーA」とも呼ばれます。また、ジべレリン処理した種なしのものは「ニューベリーA」と呼ばれます。この名前は、井原では馴染みのある名前ですね。いずれにしても井原で生産されたブドウの品質の高さが、改めて証明されたわけで、井原市民として誇りに思います。

コメント (2)
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