未熟なカメラマン さてものひとりごと

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岡山後楽園 幻想庭園

2011-08-16 20:41:53 | 庭園


以前から行ってみたいと思っていた、岡山後楽園の幻想庭園に行ってきました。何とか明るいうちに着きたいと思っていました。自宅を夕方6時前に出発。今回は高速を通らずに一般道を通って行くことにしました。やはり少し時間がかかって、到着したのは7時過ぎでした。陽が落ちる前に何とか到着することができました。
駐車場は、最近に有料になりましたね。1時間=100円です。入口で係の人から、「帰りは出口が混雑するので、事前に清算機で支払いを済ませてください」との依頼がありました。それにしても観光客の何と多いこと。駐車場は、ほぼ満車に近い状態でした。
浴衣を着た若い男女や、家族連れも目立ちます。閉演は午後9時半(入園は午後9時まで)となっています。入園料は通常と変わらず400円でした。正門の両端に火が灯った提灯がありなかなかいい雰囲気です。ここで記念撮影をする人もいます。

さて、正門から入ると、すぐのところに大きな鉢に入ったハスの花がありました。なんとこの時間でも咲いていました。ハスは午前中しか咲かないと思っていたので、これは少し意外でした。いつもの木立の中を少し進むと、石橋があり、そこから一気に景色は開けます。緑の芝生と、背後に岡山城、カメラ教室の人たちでしょうか、5人ほどがずらり三脚を構えていました。ここは、まさに撮影ポイントです。芝生の中には、通路に沿って大きなローソクに火がともされていました。いったい何本あるのか想像もつきません。係の方でしょうか、長い柄杓で池の水を汲んで、ろうそくの周りに水を撒いていました。ローソクの火が芝生に燃え移らないようにとの配慮でしょうか。

園内は、想像以上の入園者でした。これでは、営巣しているアオバズクも迷惑をしているだろうと思いました。といっても、残念ながら私はまだ会ったことがありません。そういえば、こちらではカワセミも見られるそうです。私の200ミリの望遠レンズではとても撮影はできないでしょうが、このような場所に、野生の鳥が住んでいるとは、知らない人も多いでしょう。
陽が完全に落ちると、ろうそくの火とライトアップされた建物や照明の付いたオブジェなどが池に映り込み、まさに幽玄の世界。芝生広場では、ビアガーデンも開催されていますが、周囲に配慮してなんと暗いこと。
そぞろ歩く大勢の入園者。思い思いに真夏の夜の涼を楽しんでいました。

コメント
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