昨日、久しぶりに井原市美星町の星の郷青空市場に行ってきました。時刻は朝の9時ごろでしたが、なんと広い駐車場はすでに満車に近い状態でした。市内とはいえ、このような山の中の青空市場、どうしてこんなに人気があるのでしょう!確かに朝とれた野菜が並んではいるのですが、商品群も市内の町中のスーパーとあまり変わりないと思うんです。市外や県外からのお客さんも多いようですね。値段はどうなの、ということですが、比較的安いようですが、それほどでもないと思うんです。
じゃ、そういうあなたは、どうして来たの?と訊かれそうですが、その答えが自分自身でもわからないから不思議です。山の中の周辺で獲れた野菜はなんとなく安全で、おいしいから、でしょうか!それから名前がいいですよね。美星町ですから。
ところで画像のおもち、品名が「これでどうなら」というおもちですが、なんとユニークなネーミングなんでしょう!これは井原弁で、訳しますと「これでどうだ!文句ないだろう!」というぐらいの意味でしょうか!味はとうがらしがピリっと効いていておいしかったですよ。
ところで、レジに並んでいると、「マムシあります」の札がさがっているのに気が付きました。焼酎に漬けたマムシか、乾燥したマムシでも売っているのかな、と思っていると、前からペットボトルになにかを入れた若い奥さんらしき人が私の後ろに並びました。なんだろうとそっとペットボトルに目をやると、なんと生きた蛇が中でしきりに動いているではありませんか!「ひえー!」思わず身震いしました。その方曰く「焼酎に漬けたマムシの液は、傷でもなんでもとてもよく効く」とか!値段を聞いたら1700円だったそうです。あとで詳しい方に聞くと、マムシは何を食べているのか分からないので、数か月水につけて、胃の中のものを吐かせるなど下ごしらえが大変だとか!
以上、都会では遭遇しえない、平和な山の中のお話でした。