柳沢大臣への辞任要求の申し入れの記事が、
毎日新聞にも載っていました。
全国の女性から怒りの声「柳澤厚生労働大臣は辞任せよ!」(2/3)
この記事、「2ちゃんねる」にスレッドがたっていて、
書き込みは上限の1000件を越えたようだ。
柳沢発言問題:辞任要求に全国から賛同 岐阜の市民団体(毎日新聞)
柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言を批判する無党派・市民派の議員や市民でつくる団体が2日、柳沢氏の罷免を求める申し入れ書を安倍晋三首相に、辞任を求める申し入れ書を柳沢氏にそれぞれ提出した。
提出したのは「厚生労働大臣の辞任を求める議員と市民のネットワーク」(岐阜県山県市)。事務局の寺町みどり・元岐阜県高富町議らがインターネットで呼びかけたところ、2日正午までに東京都や大阪府、愛知県など全国16都府県の地方議員48人のほか市民205人と19市民団体から賛同があった。
申し入れ書で「すべての女性に対する暴言であり、同時に生まれてくる子供に対しての侮辱です」と反発。「子育てをしやすい環境を整備せず、少子化の原因と責任を女性だけに押し付けるもの」としている。【桜井平】
(毎日新聞 2007年2月3日)
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「柳沢大臣の辞任を求める署名」は6日まで続いていますので、
ここで一気に辞任に追い込むために、ぜひあなたもご協力を!
柳澤大臣の発言の撤回と辞任を要求します(署名フォーム)
申し入れや抗議が載っている「againstGFB」
そんな中、今日は、愛知県知事選と北九州市長選の投開票日。
与野党対決となって、「柳沢発言」がどう影響するかと、
注目の選挙といわれていた。
テレビを見ていたら、北九州市長選で早々と
北橋健治(民主・社民、国民新推薦)の当選確実がでました。
愛知県知事選裳、投票率が50パーセントを超えた時点で、
現職の神田さんが3万票リードしていますが接戦です。
投票率が13ポイントアップの51パーセントなので、
大票田の名古屋市が開票するまで結果は分かりません。
ということで、以下は共同通信の速報です。
愛知県知事選は接戦 北九州市長に民主系北橋氏(共同通信)
2007年02月04日 21:08 【共同通信】
万歳する北橋氏
北九州市長選で当選を確実にし、万歳する北橋健治氏=4日夜、北九州市小倉北区の選挙事務所
大型選挙で今年初の与野党対決となった愛知県知事選と北九州市長選は4日、投票が行われ、午後8時に締め切られた。共同通信が実施した出口調査によると、愛知県知事選では、3選を目指す現職神田真秋氏(55)=自民、公明推薦=と、元犬山市長石田芳弘氏(61)=民主、社民、国民新推薦=が接戦を繰り広げている。北九州市長選では、元衆院議員北橋健治氏(53)=民主、社民、国民新推薦=が与党推薦候補を破り、初当選を決めた。いずれも任期満了に伴う選挙。女性を「産む機械」に例えた柳沢伯夫厚生労働相の発言がどう影響するか注目される。投票率は、愛知は午後7時現在41・70%(前回の同時刻33・32%)、北九州は午後7時半現在、46・56%(同33・34%)といずれも前回を上回っている。
愛知県知事選投票始まる【共同通信】
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次は、わたしがぜひやってほしいと思っていた「全国世論調査」。
内閣支持率は、不支持が支持を越え、はじめて逆転しました。
柳沢伯夫厚生労働相が「辞任すべきだと思う」と答えた人は58・7%。
当然でしょう。
その上、問題発言に首相が「適切に対応しているとは思わない」とした人は
74・7%にも上っています。
不支持44%、支持は40% 安倍内閣で初の逆転(東京新聞)
共同通信社が3、4両日に実施した全国電話世論調査で、安倍内閣の支持率は40・3%となり、前回調査(1月12、13両日)から4・7ポイント落ちた。不支持率は5・2ポイント増え44・1%と、昨年9月の政権発足以来初めて支持率を上回った。支持率は一貫して下落を続けており、安倍晋三首相の求心力低下があらためて浮き彫りになった形だ。
女性を「産む機械」に例えた柳沢伯夫厚生労働相が「辞任すべきだと思う」と答えた人は58・7%。柳沢氏や久間章生防衛相の米国批判など閣僚の問題発言に首相が「適切に対応しているとは思わない」とした人は74・7%で、これらの問題が内閣支持率低下に拍車を掛けていることをうかがわせた。
今の政治について「信頼している」が4・5%、「ある程度信頼している」29・0%だったのに対し、「信頼していない」は23・3%、「あまり信頼していない」42・5%。政党支持率をみても「支持政党なし」の無党派層が39・8%と前回から9・5ポイント増え、政治、政党不信の高まりが鮮明となった。
(共同・2007年02月04日 20時29分)
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わたしは「支持政党なし」の純粋・無党派(笑)ですが、
今回ばかりは、民主系の石田さんに当選して欲しいと思っています。
自民が完敗すれば、柳沢大臣の辞任だけでなく、
安倍内閣も無傷ではいられないでしょう。
最後まで、目を離せない選挙です。
(追伸)11:09神田真秋氏の当選確実がでました。
あと少しだったのに、ザンネン!
愛知県知事選、自公推薦の現職神田氏が3選確実
2007年02月04日23時12分 朝日新聞
4月の統一地方選や夏の参院選の前哨戦となった愛知県知事選が4日投票、即日開票され、無所属現職の神田真秋氏(55)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新顔で前犬山市長の石田芳弘氏(61)=民主、社民、国民新党推薦=、元労働団体役員の阿部精六氏(67)=共産推薦=を破り、3選を確実にした。投票率は52.11%(前回38.91%)。
長年続いた与野党相乗りの選挙構図が崩れ、32年ぶりに与野党第1党が対決。柳沢厚生労働相の「女性は子どもを産む機械」発言への批判が強まり、与党推薦候補が勝利したとはいえ、支持率が低下する安倍政権にとっては、今後厳しい政権運営が迫られそうだ。
一方、民主党は「知事選での原則相乗り禁止」に沿い、過去2回推薦した神田氏に相乗りせず、独自候補として石田氏を擁立した。好調な地元経済を背景に「元気な愛知」と言われる中で、進む教育や医療の分野などでの格差拡大を指摘。さらに柳沢発言への批判を追い風に終盤、激しく追い上げたが、及ばなかった。
神田氏は、自民、公明両党議員の後援会や業界団体などの組織的な支援を受け、愛知万博(愛・地球博)や中部国際空港開港など2期8年の実績と手堅い行政手腕を訴え、県政継続を訴えた。柳沢発言についても「不適切」と批判したうえ、「知事選とは無関係」と強調。国政での与党批判の逆風を受けたが、最後は自公支持層を中心に支持を固めて逃げ切った。
石田氏は、民主党、連合、勝手連の三つが選対の中心で、終盤は無党派層にも支持を伸ばしたが、追いつかなかった。共産党県委員会などでつくる革新県政の会が擁立した阿部氏は出遅れによる知名度不足が響いた。
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